マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック

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マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック
Mario & Sonic at the Olympic Games Tokyo 2020
ジャンル スポーツ
対応機種 Nintendo Switch
アーケード
開発元 任天堂
セガゲームス
発売元 セガゲームス[1]
シリーズ マリオ&ソニックシリーズ
人数 1 - 4人
発売日 Nintendo Switch: 2019年11月1日
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マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』(マリオアンドソニック アット とうきょうにいぜろにいぜろオリンピック、Mario & Sonic at the Olympic Games Tokyo 2020)は、任天堂セガゲームスが共同開発したスポーツゲーム2019年11月1日Nintendo Switch版が発売され、2020年をめどにアーケード版が稼働予定[2]

概要[編集]

任天堂のマリオシリーズセガゲームスソニックシリーズのコラボレーションによるオリンピックゲームの6作目。2020年東京で開催予定の2020年東京オリンピックを舞台としている。

本作には様々な競技が収録されているが、その中には、東京で前回行われた1964年東京オリンピックを基にしたものも含まれている。このモードではゲーム画面が全てドット絵で描写され、マリオシリーズのキャラクターはスーパーマリオシリーズ第1作『スーパーマリオブラザーズ』の、ソニックシリーズのキャラクターはシリーズ第1作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のドット絵をベースにしたものが用いられている。

なおセガゲームスは本作以外に、『東京2020オリンピック The Official Video Game』『東京2020 ソニック オリンピック』などのIOC公式ゲームを発売・配信することが予定されている[2]。また、日本国外における『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』から『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』までと同様、本作におけるセガゲームスが全世界の発売元として担当するのはこれが初となる。

ゲームモード[編集]

ワンマッチ
後述の「東京2020年競技」「東京1964年競技」「ドリーム競技」に収録の競技をプレイできる。一部競技を除き最大4人の対戦または協力プレイに対応している。
ストーリーモード
クッパエッグマンは、邪魔なマリオソニックを閉じ込めるためレトロゲーム機を発明したものの、これに感付いたマリオとソニックがなかなかプレイしようとしないため、痺れを切らしたクッパはルイージに押させようとし、悪い予感がしたエッグマンも後を追うがクッパに驚いたルイージが誤って起動ボタンを押してしまったため、マリオとソニック、キノピオだけでなく、自分たちも吸い込まれてしまい、5人は元の世界に戻るため過去の東京オリンピックの世界を冒険することに。一方、ルイージはテイルスと共に、マリオとソニックたちを救出するため現代の東京を巡ることに。
様々な競技や10種類のミニゲーム、各競技のゲストたちとのバトルなどもプレイすることにより物語が進行していく。
マイデータ
ゲーム設定変更やプレイ記録の閲覧のほか、ストーリーモードのミニゲームのプレイや取得したトリビアの閲覧を行うことができる。

登場選手[編集]

スーパーマリオシリーズ[編集]

ソニックシリーズ[編集]

競技[編集]

東京2020年競技[編集]

東京1964年競技[編集]

ドリーム競技[編集]

  • ドリームシューティング
  • ドリームレーシング
  • ドリーム空手

開発[編集]

本作は二度目の自国開催である2020年東京オリンピックを題材としていることもあり、開発スタッフは特別な気持ちを以て本作の開発に臨んだ[3]。ディレクターを務めた平尾直裕は、自国開催というだけあって、開発期間中に最新情報をすぐに得られたことや、現地取材や組織委員会との連絡がしやすかったと4Gamer.netのインタビューの中で話している[3]

本作には21種目の競技が収録されており、陸上をはじめとする「花形競技」に加え、同大会で初めて正式採用された種目も収録された[3]。このほかにも、Nintendo Switch特有の体感操作にふさわしいとスタッフが判断した種目も収録された[3]。本作にて初めて収録された種目の一つであるスポーツクライミングは、当初ドリーム競技として収録する予定だったが、実際のオリンピックで正式競技として採用されたことから、東京2020年競技に変更された[3]。もう一つの新しい正式競技である空手は、実際の空手のルールをアレンジし、格闘ゲームに近い内容で収録された[4]。また、過去作にも収録されている競技についても改善が施されており、たとえば陸上100m走では、力をためてスタートを切った後、走行中にスペシャルダッシュを発動させる基本的な部分に加え、特定の地点にあるマーカーを通過する際にボタンを押すと加速が増すという機能が追加された[3]。プロデューサーの大橋宣哉は、途中で競技の収録を取りやめたり、別の競技に差し替えるといったことはなかったと4Gamer.netのインタビューの中で話している[3]

本作は双方のファンが楽しめるような仕掛けが施されており、たとえばドリーム競技のステージには、それぞれの作品に登場するステージをもとにしたものがある[3]

「東京1964年競技」の導入[編集]

開発スタッフは二度目の自国開催という期待に応えるために、1回目の1964年東京オリンピックをゲームで表現するという考えのもと、同大会を基にしたモード「東京1964年競技」の導入に踏み切った[3]

任天堂や大会組織委員会との話し合いの末、マリオシリーズのキャラクターはスーパーマリオシリーズ第1作『スーパーマリオブラザーズ』の、ソニックシリーズのキャラクターはシリーズ第1作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(メガドライブ版)のドット絵をベースにしたものが用いられた[3]

当初は、マリオシリーズ側もソニックシリーズ側の発売時期に合わせたデザインにするというアイデアもあった[3]。そこへ任天堂から「全キャラクターを『スーパーマリオブラザーズ』のパターンで構築する」という提案が寄せられ、興味を抱いた開発スタッフにより、キャラクターの動きを左右90度の回転に限定した上で、双方のシリーズ第1作のグラフィックを用いることとなった[3]。この際、ピーチ姫のグラフィックはエンディングに登場した1パターンしか存在しないこととなるが、上下に小刻みに揺らして走っているように見せることで、この課題を解決した[3][4]

「東京1964年競技」に登場する10競技は、実際のオリンピックの競技から選定されており、平尾は同大会で初めて採用された柔道とバレーボールを導入することにこだわった[3][4]

脚注[編集]

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