マンギスタウ州
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マンギスタウ州(カザフ語: Маңғыстау облысы)は、中央アジアのカザフスタンの州の1つ。州都はアクタウ。面積は約16万5000平方km。州の人口は約37万人。
地理[編集]
北はアティラウ州とアクトベ州に接している。大半は土漠に覆われた土地である(ウスチュルト台地、ロシア語: Плато Устюрт)。マンギスタウ半島が西のカスピ海へ突き出している。最低標高はトゥラン低地にあるカルスト地形にできたポリエのカラギーエで、海面下132mである。
住民[編集]
大半は州都アクタウ市(人口約19万人)および第2の都市ジャナオゼン市(人口約10万人)に居住している。その他の都市はいずれも人口3万人以下の村である。
交通[編集]
カスピ海に面する州都アクタウにはカザフスタン唯一の不凍港であるアクタウ港があり、対岸のアゼルバイジャンのバクーやイランへの航路を有している。また、港に隣接する区域には経済特区(Morport Aktau)も設置されている。
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