マンフレッド・マンズ・アース・バンド

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マンフレッド・マンズ・アース・バンド
Manfred Mann's Earth Band
Manfred Mann's Earth Band - 2018173185708 2018-06-22 Rock the Ring - 1D X MK II - 0940 - B70I9073.jpg
ドイツ・ニュルブルク公演(2018年8月)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル プログレッシブ・ロック
ジャズ・ロック
ブルース・ロック
ハード・ロック
ポップ・ロック
フュージョン
AOR
ワールドミュージック
活動期間 1971年 - 現在
レーベル フィリップス・レコード
ポリドール・レコード
ヴァーティゴ
ブロンズ・レコード
ワーナー・ブラザース・レコード
アリスタ・レコード
ヴァージン・レコード
Grapevine
Cohesion
公式サイト manfredmann.co.uk
メンバー マンフレッド・マン (Key)
ミック・ロジャース (G)
ロバート・ハート (Vo)
スティーブ・キンチ (B)
ジョン・リングウッド (Ds)
旧メンバー クリス・スレイド (Ds)
コリン・パッテンデン (B)
クリス・トンプソン (Vo/G)
ほか 別記参照

マンフレッド・マンズ・アース・バンドManfred Mann's Earth Band)は、イングランド出身のロックバンド

南アフリカ出身の鍵盤奏者マンフレッド・マンが、「マンフレッド・マン (バンド)」「マンフレッド・マン・チャプター・スリー」を経て設立した、三番目のリーダーバンドとして知られる。

概要・略歴[編集]

プログレッシブ・ロック期(1971年 - 1975年)[編集]

1960年代南アフリカ共和国出身のオルガニスト マンフレッド・マンは英国に渡り、ブリティッシュビートバンドマンフレッド・マン (バンド)」や[1]ジャズ・ロックバンド「マンフレッド・マン・チャプター・スリー」を結成して活動[2]

チャプターIII解散後の1971年、マンフレッドはミック・ロジャース(ギター、ボーカル)、コリン・パッテンデン(ベース)、クリス・スレイド(ドラム)と新たなバンドを始める。当初はかつてのバンド名「マンフレッド・マン (バンド)」や、単に「アースバンド」と名乗っていたが、1stアルバム『マンフレッド・マンズ・アース・バンド』(1972年)でデビューした頃に、両方を取り入れた現行名で確定した[3]

音楽性は、当時まだ普及し始めたばかりの電子鍵盤モーグ・シンセサイザー」を駆使したプログレッシブ・ロックを展開。当初はアレンジしたカバー曲も含み、特にボブ・ディランの楽曲を好んで採用していた[4]。コンスタントにリリースを重ね、6thアルバム『Nightingales & Bombers』(1975年)の期間までが最もプログレハード色が濃かった[5]

ポピュラー化 - 以降(1975年 - 現在)[編集]

1975年、ボーカルも兼任していたミック・ロジャースが脱退。代わりにクリス・トンプソン(ボーカル)、デイヴ・フレット(ギター)の専任プレイヤーが加入して5人編成となり、ここからポピュラー色も加味した路線に移行する。

最初の7thアルバム『静かなる叫び』(1976年)が、バンドにとって初めて全米チャート上位に食い込み、シングルカットしたブルース・スプリングスティーンのカバー曲「光に目もくらみ」が全米1位を獲得する[6]

その後更にポピュラー化が進み、1980年代には当時の流行に沿ったAOR的サウンドに変化していった。一方で、アフリカの民族音楽を意識した11thアルバム『サムホエア・イン・アフリカ』(1983年)といった異色作も残している[7]。同年からミック・ロジャースが復帰。

1990年代以降は、作品のリリース自体が減少したものの、往年のメンバーも出入りしながらライブ活動を続けている。

ギャラリー[編集]

メンバー[編集]

現ラインナップ[編集]

  • マンフレッド・マン (Manfred Mann) - キーボード (1971年- )
  • ミック・ロジャース (Mick Rogers) - ギター、ボーカル (1971年-1975年、1983年- )
  • ロバート・ハート (Robert Hart) - ボーカル (2011年- )
  • スティーヴ・キンチ (Steve Kinch) - ベース (1991年- )
  • ジョン・リングウッド (John Lingwood) - ドラムス (1979年-1987年、2016年- )

旧メンバー[編集]

  • クリス・スレイド (Chris Slade) - ドラムス (1971年-1978年)
  • コリン・パッテンデン (Colin Pattenden) - ベース (1971年-1977年)
  • クリス・トンプソン (Chris Thompson) - ボーカル、ギター (1975年-1986年、1996年-1999年、2004年)
  • デイヴ・フレット (Dave Flett) - ギター (1975年-1978年)
  • パット・キング (Pat King) - ベース (1977年-1981年、1991年-2013年)
  • スティーヴ・ウォーラー (Steve Waller) - ギター (1979年-1983年) ♰RIP.2000年
  • ジェフ・ブリットン (Geoff Britton) - ドラムス (1979年)
  • トレヴァー・ラビン (Trevor Rabin) - ギター (1980年-1981年、1984年)
  • マット・アーヴィング (Matt Irving) - ベース (1982年-1983年)
  • ショナ・レイン (Shona Laing) - ボーカル (1983年)
  • ノエル・マッカーラ (Noel McCalla) - ボーカル (1980年-1983年、1991年-2009年、2010年)
  • クライヴ・バンカー (Clive Bunker) - ドラムス (1991年-1996年)
  • ジョン・トロッター (John Trotter) - ドラムス (1996年-2000年)
  • リチャード・マルカンジェロ (Richard Marcangelo) - ドラムス (2000年-2002年)
  • ピート・メイ (Pete May) - ドラムス (2002年)
  • ジェフ・ダン (Geoff Dunn) - ドラムス (2002年-2007年)
  • ジミー・コープリー (Jimmy Copley) - ドラムス (2007年-2015年) ♰RIP.2017年
  • ピーター・コックス (Peter Cox) - ボーカル (2009年-2010年)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

ライブ・アルバム[編集]

  • 『ブダペスト・ライヴ』 - Budapest Live (1984年)
  • Mann Alive (1998年)
  • Bootleg Archives: Volumes 1–5 (2009年)
  • Bootleg Archives: Volumes 6–10 (2017年)
  • 『ラジオ・デイズ VOL.4 ライヴ・アット・ザBBC 70-73』 - Radio Days Vol 4: Live At The BBC 70-73 (2019年)

脚注[編集]