MAVO

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MAVO(マヴォ)とは、戦前日本ダダ美術系統)のグループ。日本のダダ運動の先駆をなす。

そのメンバーは、柳瀬正夢村山知義尾形亀之助、大浦周蔵、門脇晋郎の5人で、関東大震災直前の、1923年7月に結成。マニフェストを出して、自らを「マヴォイスト」と称した。同名の雑誌を1924年に創刊し、1925年までに7号を刊行した。グループも、1925年にはなくなっている。ほかに岡田達夫、牧寿雄、戸田達雄および 高見沢路直(のちの、田河水泡)亡命ロシア人女性画家ブブノワ、プロレタリア画家岡本唐貴といった面々も参加している。

一くせも二くせもある個性ゆたかな人々がよりあつまるこのグループは、絵画よりも、むしろ他の分野を重視し、活動範囲が立体作品(彫刻)、建築広告デザイン演劇ダンスなどから、当時震災後のバラック設計から舞台ポスター彫刻文学と幅広く、そのうえトラックにのってピストルをぶっぱなちつつ、警官隊に追われながら銀座の街をデモンストレーションするといった派手きわまりない行動により、当時からジャーナリズムの目をひき、今も前衛芸術運動史に確かな位置を占めており、このグループについて書かれたものも少なくはない。

また、同時期の「三科」や「アクション」との協働も行っている。

MAVOによる展覧会[編集]

MAVOの主要作品[編集]

参考文献[編集]

  • 日本のダダ1920-1970/白川昌生(しらかわ・よしお)編/白馬書房・書肆風の薔薇/1988年(2005年増補新版が水声社から刊行された)
  • 1920年代日本展/東京都美術館愛知県美術館山口県立美術館兵庫県立近代美術館/1988年
  • 大正期新興美術運動の研究(改訂版)/五十殿利治/スカイドア/1998年
    • マヴォに関する事項が多く紹介されているが、特にマヴォの結成時期の確定についての考察がなされている。
  • 大正期新興美術資料集成/五十殿利治・他/国書刊行会/2006年
    • 結成メンバーである上記5人および高見沢について、この本の「主要作家略歴」のページで紹介されている。

関連項目[編集]