ミキナス

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ミキナスとは中世から近代のヨーロッパにかけて用いられていた、オナニーを抑制するための女性向け下着。貞操帯の一種。

概要[編集]

当時のヨーロッパでは、オナニーは宗教上の理由で忌避(子孫を残すために与えられた糧を無駄に使用しては成らないという訓戒より)されていた。ただしこの考えは主に男性に向けてのものであり、女性はオナニーによる精子の浪費が無いので自慰が禁忌であったのは子孫繁栄を忘れ快楽に溺れることが禁忌とされていたからである。特に血統維持のためには夫以外との性交渉は禁忌であり、当時の医学では親子関係を証明することは不可能だった。そのため、女性には貞節が求められ、淫楽に溺れることがないように教育された。その一環として物理的に自慰が出来ない様性器製のバンドなどを着用させた場合もある。これをミキナスと称した。しかし、貞操帯と同じように、性器には排泄器官としての機能もあり完全に閉鎖することが困難なため、革製バンドの間から指を性器に挿入しオナニーをする者もいたとされる。


関連項目[編集]