ミシェル・フランコ

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ミシェル・フランコ
Michel Franco
生年月日 1979年
出生地 メキシコの旗 メキシコメキシコシティ[1]
職業 映画監督脚本家映画プロデューサー
活動期間 2003-

ミシェル・フランコスペイン語: Michel Franco, 1979年 - )は、メキシコ出身の映画監督脚本家映画プロデューサー[2]マイケル・フランコと表記されることもある[3]

経歴[編集]

ジャーナリズムを学んだ後に短編映画の製作を開始した。2001年に発表した短編映画『Cuando seas GRANDE』は、政治腐敗に対するキャンペーンの一環としてメキシコの500の劇場で上映された。2003年の短編映画『Entre dos』はスペインのウエスカ国際映画祭で作品賞を受賞し、ドイツのドレスデン映画祭で短編映画賞を受賞した。同時期にはコマーシャルやミュージックビデオの製作も行っている。

2009年には長編第1作『Daniel y Ana』を製作し、第62回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されたほか、メキシコ、スペイン、フランス、アメリカ合衆国などの映画祭で上映された。2012年の『父の秘密』は第65回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、ある視点部門グランプリを受賞した[4]。この際にある視点部門の審査委員長を務めたティム・ロスはフランコの作品への出演を熱望したため、次作の『或る終焉英語版』では女性主役を検討していた脚本を修正し、ロスを主役として製作した[5]。この作品は第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に出品され[6]脚本賞を受賞した[7][8]

エマ・スアレスを主演に据えた2017年の『母という名の女スペイン語版』は、第70回カンヌ国際映画祭である視点部門審査員賞を受賞した[9]

フィルモグラフィ[編集]

長編監督作品[編集]

原題 日本語題 担当 備考
2009 Daniel y Ana 監督・脚本・製作
2012 Después de Lucía 父の秘密 監督・脚本・製作・編集
2015 Chronic 或る終焉英語版 監督・脚本・製作
2017 Las hijas de abril 母という名の女スペイン語版 監督・脚本

その他[編集]

原題 日本語題 担当 備考
2001 Cuando seas GRANDE 監督・脚本・製作・編集 短編映画
2003 Entre dos 監督・脚本・製作・編集 短編映画
2008 El sueño de Isi 出演
2013 A los ojos 監督・脚本・製作・編集 Post-Producción
2014 Princesa 製作 短編映画
Borde 製作 短編映画
Reconciliados 製作 短編映画
2015 Desde allá 彼方から 製作 短編映画
600 millas 製作 短編映画

受賞とノミネート[編集]

メキシコの旗 アリエル賞
部門 作品 結果 脚注
2013 脚本賞 父の秘密 ノミネート [10]
フランスの旗 カンヌ国際映画祭
部門 作品 結果 脚注
2009 カメラ・ドール Daniel y Ana ノミネート [11]
2012 「ある視点」部門グランプリ 父の秘密 受賞 [12]
2015 パルム・ドール 或る終焉 ノミネート [13]
脚本賞 受賞
2017 「ある視点」部門審査員賞 母という名の女 受賞 [9]
アメリカ合衆国の旗 シカゴ国際映画祭
部門 作品 結果 脚注
2009 新人監督賞 Daniel y Ana ノミネート [14]
2012 外国語映画賞 父の秘密 ノミネート [15]
審査員特別賞 受賞
スペインの旗 ゴヤ賞
部門 作品 結果 脚注
2013 イベロアメリカ作品賞 父の秘密 ノミネート [16]
スペインの旗 サン・セバスティアン国際映画祭
部門 作品 結果 脚注
2012 特別な視点 オリゾンテ賞 父の秘密 受賞 [17]
2015 特別な視点 オリゾンテ賞 或る終焉 ノミネート [1]
キューバの旗 ハバナ新ラテンアメリカ国際映画祭スペイン語版
部門 作品 結果 脚注
2012 監督賞 父の秘密 受賞 [18]
イギリスの旗 ロンドン映画祭
部門 作品 結果 脚注
2012 作品賞 父の秘密 ノミネート [19]
スウェーデンの旗 ストックホルム国際映画祭
部門 作品 結果 脚注
2012 作品賞 父の秘密 ノミネート [20]
ギリシャの旗 テッサロニキ国際映画祭
部門 作品 結果 脚注
2012 オリゾンテス賞 父の秘密 ノミネート [21]
アメリカ合衆国の旗 マイアミ映画祭
部門 作品 結果 脚注
2016 審査員賞 或る終焉 ノミネート [1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Michel Franco”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2016年4月11日閲覧。
  2. ^ Michel Franco”. Festival Scope. 2015年3月2日閲覧。
  3. ^ 父の秘密”. シネマトゥデイ. 2018年6月25日閲覧。
  4. ^ Cannes (2012年5月27日). “Awards 2012”. カンヌ国際映画祭. 2015年3月2日閲覧。
  5. ^ Cannes (2015年5月22日). “コンペティション部門 – 『Chronic』もしくは急進性 ミシェル フランコ監督”. カンヌ国際映画祭. 2016年4月11日閲覧。
  6. ^ Complement to the Official Selection”. カンヌ国際映画祭 (2015年4月23日). 2015年4月23日閲覧。
  7. ^ Henry Barnes (2015年5月24日). “Cannes 2015: Jacques Audiard's Dheepan wins the Palme d'Or”. ガーディアン. 2015年5月24日閲覧。
  8. ^ Rebecca Ford (2015年5月24日). “Cannes: 'Dheepan' Wins the Palme d'Or”. ハリウッド・リポーター. 2015年5月24日閲覧。
  9. ^ a b The 2017 Official Selection”. カンヌ国際映画祭 (2017年4月13日). 2017年4月13日閲覧。
  10. ^ Ariel 2013”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  11. ^ Cannes 2009”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  12. ^ Cannes 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  13. ^ Cannes 2015”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  14. ^ FICC 2009”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  15. ^ FICC 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  16. ^ Goya 2013”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  17. ^ FICSS 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  18. ^ FCH 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  19. ^ FCL 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  20. ^ FCE 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。
  21. ^ FCS 2012”. インターネット・ムービー・データベース(IMDb). 2015年9月11日閲覧。