ムッシュシェクル

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ムッシュシェクル
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1988年3月31日
死没 (生存中)
リアルシャダイ
ダイナシュガー
母の父 ノーザンテースト
生国 日本の旗 日本北海道早来町
生産 社台ファーム早来
馬主 藤立啓一
調教師 小林稔栗東
競走成績
生涯成績 中央競馬19戦7勝
獲得賞金 3億203万8000円
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ムッシュシェクル日本の元競走馬・元種牡馬で、現在は乗用馬中央競馬GIIを3勝した。2歳年下の全弟シクレノンシェリフがいる。

※戦績の馬齢は旧表記(数え年)とする。

戦績[編集]

デビューは4歳(1991年)の6月と遅れた。4歳ではデビュー戦を含め4戦2勝をあげるが、故障(屈腱炎)のため1年以上の休養を挟み、復帰したのは6歳となった1993年であった。 復帰初戦の遠賀川特別(小倉競馬場・500万下)こそ2着に終わったが、筑前特別(500万下)・白鷺特別(阪神競馬場・900万下)[注釈 1]と連勝。

準オープン(1500万下)の身ながら重賞初挑戦でいきなり天皇賞・春 (GI) に出走。 さすがにレコード勝ちのライスシャワーから2.5秒離された7着に終わったが、続いて出走した京阪杯 (GIII) では1番人気に支持され、2着[注釈 2]。 その後は自己条件の1500万下特別を2戦するが勝てず。 ここまでの主戦騎手は松永幹夫であった。(筑前特別では内山正博が騎乗、他に武豊が3度騎乗したが2着2回で未勝利に終わった。)

騎手を藤田伸二に変更し、アルゼンチン共和国杯 (GII) に再び格上挑戦すると、10番人気ながらもエイシンテネシー(1番人気11着)、ホワイトストーン(3番人気・ブービーの16着)、シャコーグレイド(2番人気・最下位17着)といった人気馬が凡走する中、中団から差し切って重賞初勝利を収めた。 以後は全てのレースで藤田が騎手を務めることとなった。暮れの有馬記念にも推薦されたが、熱発で回避。

7歳(1994年)初戦にはGII・日経新春杯[注釈 3]を選び、ここでも1番人気のマーベラスクラウンが4着と凡走する中、メジロパーマーに2馬身差をつけて重賞連勝。 さらに阪神大賞典 (GII) [注釈 4]でもセンゴクシルバーを抑えてGII3連勝を飾り、天皇賞・春(阪神競馬場で開催)に駒を進めた。 ビワハヤヒデナリタタイシンに次ぐ3番人気に支持されたが、レースも1着ビワハヤヒデ、2着ナリタタイシン、3着ムッシュシェクルという結果となった。

秋は調整が遅れ、スワンステークスから始動するがさすがに距離不足で13着。 連覇を狙ったアルゼンチン共和国杯も11着に終わり、有馬記念も7着に終わる。 8歳(1995年)緒戦に京都記念に出走。ワコーチカコの3着と復調気配が見えたが、再び故障。 小林稔調教師は1996年まで復帰にかけたが叶わず、そのまま引退した。

引退後[編集]

引退後、1997年より種牡馬となったが、種付け頭数にも恵まれず、不成功に終わった。 中央のレースに出走した産駒は通算5頭で、全て未勝利に終わる。 その5頭はすべて本馬の馬主である藤立啓一が所有した牝馬の産駒で、うち3頭は藤立が所有して出走した。

現在は種牡馬を引退し、千葉県富里市の乗馬クラブ「オリンピッククラブ (富里トレーニングファーム)」に繋養されている。タヤスケーポイント、ツルマルガイセンらと共に繋養されており、見学も可能である。

血統表[編集]

ムッシュシェクル血統 (血統表の出典)[§ 1]

*リアルシャダイ
Real Shadai
1979 黒鹿毛
Roberto
1969 鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarelea
Desert Vixen
1970 黒鹿毛
In Reality Intentionally
My Dear Girl
Deset Trial Moslem Chief
Scotch Verdict

ダイナシュガー
1981 鹿毛
*ノーザンテースト
Northern Taste
1971 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
サンドラターフ
1974 鹿毛
*ヒッティングアウェー
Hitthing Away
Ambiorix
Striking
*ロイヤルレジナ
Royal Regina
Fleet Nasrullah
Fine Gatch
父系 ロベルト系
[§ 2]
母系(F-No.) (FN:3-d) [§ 3]
5代内の近親交配 Nasrullah 5×5、Lady Angela 4・5(母内) [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ ムッシュシェクル 5代血統表 2016年7月12日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com ムッシュシェクル5代血統表2016年7月12日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ ムッシュシェクル 5代血統表 2016年7月12日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ ムッシュシェクル 5代血統表 2016年7月12日閲覧。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 同日のメインレース毎日杯で弟シクレノンシェリフが勝利を収めた。
  2. ^ スタート直後に騎手山田泰誠が落馬したワイドバトルがそのまま「カラ馬」で走り、「1位入線」した[1]
  3. ^ この年は京都競馬場改装による変則開催で、日経新春杯は阪神競馬場2500mで開催。
  4. ^ 中京競馬場2800mで開催。

出典[編集]

  1. ^ 『優駿』1993年7月号、日本中央競馬会、56頁

参考文献[編集]