メルセデス・ベンツ・スプリンター

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メルセデス・ベンツ・スプリンター
2019 Mercedes-Benz Sprinter 314 CDi 2.1.jpg
3代目
販売期間 1995年 -
ボディタイプ 4ドアライトバン
2ドアピックアップトラック
4ドアクルーバン
4ドアミニバス
駆動方式 FR/FF
先代 メルセデス・ベンツ・TN
ダッジ・ラムバン
メルセデス・ベンツ・バリオ
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スプリンターSprinter )は、ダイムラーが製造・販売する商用車である。この他レジャー用として使用されることもある。ダイムラーグループ各社にもOEMされている。

概要[編集]

1977年から発売されていたTN英語版に変わり、1995年から欧州で、2001年から米国で発売され、米国では当初はフレイトライナーブランドのみで販売されていた。

商用車として設計され、主に貨物車や宅配・訪問サービス用の車両として用いられているが、マイクロバストラック救急車キャンピングカーや各種特殊用途車両などのベースカーとしても用いられることが多いため、キャブシャーシ状態の販売もある(Bピラー以降はフロアパンのみで上屋が無い特装ベース車)。

欧州、アジア、オーストラリア、南アメリカ向けなど年間約12万台ほどが生産されており、2006年の時点で累計130万台が生産されている。米国では、クライスラー部門によりダッジ・スプリンターとして販売されている。

ボディなどは、フォルクスワーゲンとの合弁事業であるフォルクスワーゲン・LT英語版でも利用されている。

燃料電池車も開発されており、ユナイテッド・パーセル・サービスに貸し出されて実証実験が行われている。

2006年度のIntelliChoice Excellent Value Awardに選定されている。

初代 W901/902/903/904/905型 (1995年-)[編集]

メルセデス・ベンツ・スプリンター(初代)
W901/902/903/904/905型
フェイスリフト後
Mercedes Sprinter front 20080102.jpg
販売期間 1995年2006年(生産終了)
2013年 -(ロシアのみ)
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
4ドアバン
4ドアミニバス
変速機 5速AT/5速MT
-自動車のスペック表-
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ホイールベースは3m、3.5m、4mの3種、サスペンションはフロントはストラット + リーフスプリングと一風変わった構造をしており、リアはリジッドアクスル + リーフスプリングである。積載時のトラクションを重視しており、同種の欧州車では少数派の後輪駆動を採用する。四輪駆動車もあり、その悪路走破性はなかなかのものである。

エンジン[編集]

  • 直接噴射式ディーゼルターボ
    • OM611(直列4気筒2,150cc、80kW/109PSまたは90kW/129PS)
    • OM612(直列5気筒2,700cc、115kW/156PS)
  • ガソリン
    • OM611(直列4気筒2,300cc、105kW/143PS)

2代目 W906型 (2006年-)[編集]

メルセデス・ベンツ・スプリンター(2代目)
W906型
Mercedes-Benz Sprinter Modelljahr 2006.jpg
販売期間 2006年 -
デザイン ローラン・ブーレイ
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
4ドアバン
4ドアミニバス
駆動方式 後輪駆動
変速機 6速MT/5速AT/7速AT
後継 ラム・プロマスター(ダッジ・スプリンターの後継)
-自動車のスペック表-
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2006年にヨーロッパで発表。2013年と2014年に大幅改良

  • 直接噴射式ディーゼルターボ(V型6気筒3,000cc、154PS)
  • 可変バルブタイミング機構付きガソリン(V型6気筒3,500cc、254PS)

トランスミッションは5速ATが用意されている。

3代目 W907/910型 (2018年-)[編集]

メルセデス・ベンツ・スプリンター(3代目)
W907/910型
2018 Mercedes-Benz Sprinter 314 CDi 2.1 Front.jpg
販売期間 2018年 -
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
4ドアバン
4ドアミニバス
駆動方式 後輪駆動/前輪駆動/四輪駆動
変速機 6速MT/6速AT/7速AT/9速AT
-自動車のスペック表-
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2018年2月に登場。メルセデスの最新車載インフォテインメントシステム「MBUX」をAクラスに続いて搭載し次世代の通信、ドライバーアシスト機能を手に入れた。

社会問題[編集]

ドイツでは、乗用車登録可能である「デリバリーバン」は、高速道路アウトバーンにおけるトラックに対する速度規制を免れることができる。その背景でスプリンターの速度超過による事故が続出し、消費者への安全イメージを訴求するメルセデス・ベンツは対応に苦慮している[1]

日本での販売[編集]

日本では「スプリンター」の名称がトヨタ自動車により商標登録されていたため「トランスポーターT1N」という名称で輸入・販売されていたものの、ダイムラー・クライスラー(現:ダイムラー)と三菱ふそうトラック・バスとの関係強化に伴い、同門の大型トラックアクトロスと同様に販売終了、2006年までに日本における商用車の正規輸入販売から撤退した。

2004年大阪市交通局大阪市営バス)がコミュニティバス赤バス」用として13台を導入している。これはもともと赤バス用として使用していたオムニノーバ・マルチライダーがメーカーの経営破綻により製造中止となっていたための措置で、標準仕様ノンステップバスであることから、フルフラット構造ではないため以前よりサービスダウンとなっている。

ワンボックスタイプの他、キャブシャシーでの正規輸入も行われていたが販売は振るわず、極少数がバンやキャリアカー、キャンピングカーとして架装された。

北米におけるスプリンター[編集]

2004年からダッジ・ラムバンに代わって「ダッジ・スプリンター」として北米で販売されており、2005年にアメリカで19,578台を販売、フルサイズバンにおいて3.5%のシェアを握っている。

脚注[編集]

注釈[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]