モユルリ島

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モユルリ島
渡島小島
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成(1978年)
座標 北緯43度13分37秒
東経145度36分21秒
座標: 北緯43度13分37秒 東経145度36分21秒
面積 0.3 km²
最高標高 37 m
所在海域 太平洋
所属国・地域 日本の旗 日本
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モユルリ島(モユルリとう)は、日本の北海道根室市花咲岬の沖合7kmにある無人島[1]。モユルリ島とは、小さいユルリ島の意味である。

概要[編集]

面積は、0.3km2で、標高は37mである。大部分は標高20mから30mほどの平坦地で、周囲は海蝕崖となっている。島の北には、イタシペモシリという小島や、カニ岩、二ツ岩などが存在する。

自然[編集]

隣のユルリ島とともに海鳥の繁殖地として有名であり、チシマウガラスウミウエトピリカ等の繁殖が確認されている。そのため、1982年(昭和57年)3月31日に国指定ユルリ・モユルリ鳥獣保護区(集団繁殖地)に指定されている(総面積200ha、うち特別保護地区31ha)。また、1963年昭和38年)に北海道天然記念物に指定されている。

人間の活動に伴い侵入したドブネズミが海鳥に被害を与えたため、環境省などが殺鼠剤を散布して駆除。2017年3月、隣のユルリ島を含めて根絶を宣言した[2]

歴史[編集]

ユルリ島と並んで、古くから根室アイヌ厚岸のアイヌの入会場所として知られていた。

脚注[編集]

  1. ^ 大泰司紀之, 本間浩昭 『知床・北方四島 カラー版 流氷が育む自然遺産』 岩波書店2008年、33頁。ISBN 978-4-00-431135-5。
  2. ^ (科学の扉)外来種、根絶への戦略 ヘリで殺鼠剤、無人島から一掃”. 朝日新聞朝刊2017年5月14日. 2017年5月16日閲覧。