モーニング (漫画雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
モーニング
ジャンル 漫画雑誌
読者対象 高校生〜60代
刊行頻度 週刊(毎週木曜日)[1]
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 400円
出版社 講談社
編集部名 モーニング編集部
発行人 林田慎一郎
編集長 三浦敏宏
刊行期間 1982年(1982年9月9日号) - 刊行中
発行部数 14万867部(2021年1月 - 3月日本雑誌協会調べ)
レーベル モーニングKC
姉妹誌 月刊モーニングtwo
ウェブサイト モーニング公式サイト
テンプレートを表示

モーニング』は、講談社発行の週刊漫画雑誌1982年9月9日号を創刊号として、隔週誌として創刊され(当初の誌名は『コミックモーニング』)、1986年4月から週刊化された。毎週木曜日発売。

概要[編集]

創刊時はちばてつやバロン吉元川崎のぼる永井豪水島新司谷口ジロー成田アキラ本宮ひろ志ジョージ秋山畑中純さだやす圭永松潔能條純一たかもちげんわたせせいぞうかわぐちかいじすがやみつる、および池上遼一六田登いわしげ孝山本おさむ池沢さとし大島やすいちや、現在も『モーニング』の連載陣の一翼を担っている弘兼憲史うえやまとちといったベテラン執筆陣によって支えられた、いわゆる「大人漫画」の構成の特徴を持っていた。

現在はストーリー漫画4コマ漫画などを中心とする型破りな作風で話題を呼ぶ作品を輩出しており、ドラマの原作となる作品が多い。また成人が働く、さまざまな職業をありのままに描いた「職業漫画」が多いのも特徴の一つ。1990年代を通して、青年漫画のジャンルで漫画界をリードしている。

同時に『アフタヌーン』『イブニング』は本誌の増刊号から出発しており、それぞれの誌名の由来となっている。掲載作品がこれらの姉妹誌の間で移籍することも多い。かつては、『モーニングパーティー増刊』『モーニングカラフル増刊』『モーニングマグナム増刊』『モーニング新マグナム増刊(現・『イブニング』)』『別冊モーニング』という増刊号も存在した。現在は、『月刊モーニングtwo』を増刊号として発行中(前身の『モーニング2』1周年記念の際に小学館の『月刊IKKI』とコラボレーションを展開した)。

またインターネット上での展開では、1997年ウェブコミック誌MORNING ONLINE』が開設されている。内容は講談社の漫画雑誌に掲載された作品の再配信と描き下ろし作品で構成されており、企業が配信するウェブコミック誌のさきがけとなった。なお『MORNING ONLINE』は1999年に定期配信を終了するが、2000年に『e-manga』として再度定期配信を開始し、2008年まで更新されていた。その他、これとは別に『モーニング』公式サイト内でも2008年頃よりウェブコミックを配信している。

Dモーニング[編集]

週刊Dモーニング』は、『モーニング』の電子版である[2]。毎週木曜午前0時に配信[3]

サブスクリプション方式を取っており、利用には、有料会員登録、月額利用料500円(税込)を必要とする[3]

紙媒体の『モーニング』とは、一部内容が異なり、『バガボンド』などは掲載されていないが、『あせとせっけん』『MOGUMOGU食べ歩きくま』『テロール教授の怪しい授業』など本誌でしか読めない作品もある[2]

”毎日連載”企画のマンガは、有料会員は公開中の話は読み放題となる[2]。毎日午前0時配信[3]

掲載作品[編集]

2021年9月16日(2021年42号)現在連載中の作品。 (○=ドラマ化された作品、◎=アニメ化された作品、●=映画化された作品)

毎週連載[編集]

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
くつきんくははクッキングパパ うえやまとちうえやまとち 1985年15号 ○◎
とりはんとりぱん とりのなんことりのなん子 2005年21号
しやいあんときりんくGIANT KILLING つちともツジトモ つなもと まさや綱本将也(原案・取材協力)  2007年6号
かはちカバチ!!! -カバチタレ!3- こち たかひろ東風孝広 たしま たかし田島隆(原作) 2013年9号 『カバチタレ!』シリーズの続編
はとるすたていいすバトルスタディーズ なきほくろなきぼくろ 2015年6号
はこつめこうはんしよしのきやくしゆうハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 やすみこ泰三子 2017年52号
くらせに はりーくへんグラゼニ 〜パ・リーグ編〜 あたち きんたろう足立金太郎 もりたか ゆうし森高夕次(原作) 2018年17号 『グラゼニ』シリーズの続編
このかいしやにすきなひとかいますこの会社に好きな人がいます えのもと あかまる榎本あかまる 2019年14号 2020年16号から毎号連載
ほうきようたろう望郷太郎 たまた よしのふ山田芳裕 2019年40号
ふんそうてしたらはつたまて紛争でしたら八田まで てん もとひろ田素弘 2019年51号
ねこおく猫奥 やまむら ひかし山村東 2020年8号
りえそんことものこころしんりようしよリエゾン -こどものこころ診療所- よんちやんヨンチャン たけむら ゆうさく竹村優作(原作)
すきやま としろう杉山登志郎(取材協力)
2020年14号
ほおるはあくてつかまえてボールパークでつかまえて! すか たつろう須賀達郎 2020年40号
やいてるふたり焼いてるふたり はなつか しおりハナツカシオリ 2020年43号
あんめつとあるのうけかいのにつきアンメット-ある脳外科医の日記- おおつき かんと大槻閑人 こしか ゆする子鹿ゆずる(原作) 2021年2・3合併号
いんひんしふるインビンシブル せしも たけし瀬下猛 2021年10号
わあるといすたんしんくワールド イズ ダンシング みはら かすと三原和人 2021年17号
しええけえさんちのさるとるさんJKさんちのサルトルさん さの さくらさのさくら おおま くろう大間九郎(原作) 2021年18号
そのもかりはねつをしらないそのモガリは熱を知らない にこみちひろNICOMICHIHIRO 2021年26号
ついすてつとしすたあすツイステッド・シスターズ やました かすみ山下和美 2021年29号
たあういんくらふダーウィンクラブ あかと あお朱戸アオ 2021年30号
えるふこうしえんエルフ甲子園 わかつき ひかる若槻ヒカル 2021年35号
かんていかんもつともこうかなしにかた鑑定眼 もっとも高価な死に方 ことう ゆうた後藤悠太 くすもと ひろき楠本寛樹(原作) 2021年35号
けいしちようそうしふうたろうめいしけきしよう警視庁草紙 -風太郎明治劇場- あすま なおき東直輝 やまた ふうたろう山田風太郎(原作) 2021年41号
かくやのとなくん楽屋のトナくん やへ たろう矢部太郎 2021年42号

隔週連載[編集]

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
うちゆうきようたい宇宙兄弟 こやま ちゆうや小山宙哉 2008年1号 当初は毎週連載 ◎●
そうたんやくしまこうさく相談役 島耕作 ひろかね けんし弘兼憲史 2019年38号 島耕作』シリーズの続編
しようきようせいかつろくいちしよう上京生活録イチジョウ みよし ともき三好智樹
せと よしあき瀬戸義明
はきわら てんせい萩原天晴(原作)
ふくもと のふゆき福本伸行(協力)
2021年8号 カイジ』シリーズのスピンオフ作品 当初は毎週連載
てきんのもくら出禁のモグラ えくち なつみ江口夏実 2021年19号 当初は毎週連載

月一連載[編集]

その他(不定期)[編集]

モアイWebオリジナル連載作品[編集]

休載中[編集]

過去の連載作[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行、ん[編集]

  • ワーク・イット・ブラック —独立行政法人サラリーマン保存委員会—(若里実) - 短期集中連載
  • わたしはあい(外薗昌也
  • ワニ男爵(岡田卓也)
  • ワニの初恋(福本伸行
  • ONE EYED JACK(アンソニー・ゼアハット)
  • ンダスゲマイネ。 太宰治 蒼春篇(楠木あると

漫画以外[編集]

更新が終了したモーニング公式サイト連載作品[編集]

『モアイ』開設後に開始し終了した作品。

旧モーニング公式サイトより継続後に終了した作品。

更新が終了したDモーニングオリジナル連載作品[編集]

発行部数[編集]

  • 1982年 創刊号:80万部
  • 2003年 66万部
  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 584,167部[5]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 462,979部[5]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 437,232部[5]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 413,300部[5]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 395,722部[5]
発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 394,292 部 386,750 部 377,750 部
2009年 368,667 部 359,925 部 351,250 部 345,770 部
2010年 342,000 部 338,167 部 335,308 部 333,300 部
2011年 329,385 部 317,084 部 313,250 部 311,000 部
2012年 309,693 部 307,500 部 303,000 部 300,000 部
2013年 299,000 部 297,817 部 291,050 部 286,020 部
2014年 283,218 部 279,977 部 273,750 部 268,334 部
2015年 262,667 部 257,125 部 250,692 部 247,025 部
2016年 236,292 部 227,808 部 219,800 部 213,655 部
2017年 210,777 部 208,358 部 206,650 部 201,525 部
2018年 195,058 部 184,696 部 179,242 部 174,867 部
2019年 171,300 部 168,575 部 164,592 部 161,700 部
2020年 157,425 部 150,650 部 146,708 部 143,704 部
2021年 140,867 部 139,913 部

モーニングKC[編集]

モーニングKCは、『モーニング』『月刊モーニングtwo』に掲載された作品を主に収録する漫画単行本レーベル1983年8月13日創刊、新刊は毎月23日頃発売。

『おかしな2人』(やまさき十三、さだやす圭)、『男たち』(ちばてつや)、『ブリキ細工のトタン屋根』(三山のぼる)、『雨ニモ負ケズ』(川崎のぼる)が最初に発行された。

コード番号は、モーニングKC○○という形で表記され、背表紙上部や奥付などに載せられる。創刊時にKC1で始まるタイプとKC1001から始まるタイプの2種類が用意され、それぞれが発行順番で1,2,3…、1001,1002,1003…というように割り振られていった。現在ではKC1で始まるタイプのものが1000まで達してしまい、両者の区別なく番号が割り振られている。

関連レーベル[編集]

パーティーKC
『モーニングパーティー増刊』掲載作品を主に収録。1987年12月17日に『逮捕しちゃうぞ』(藤島康介)『東京バンパイヤ』(目白花子)が最初に発行された。モーニングパーティー増刊廃刊後も、『月刊アフタヌーン』に移籍された一部作品(『ワッハマン』(あさりよしとお)など)はパーティーKCとして継続して発行された。全64冊が発行され、1999年5月21日の『ワッハマン』最終巻発行に伴い廃止。
モーニングオープンKC
『モーニングオープン増刊』掲載作品などを収録。1996年5月23日に『重役秘書リナ』(今野いず美、楠本あると)『打撃マン』(山本康人)が最初に発行された。初期はオープンKCという名が使われた。全22冊が発行され、現在は廃止。
ワイドKCモーニング
汎用レーベルワイドKCのモーニング版。A5判の単行本。
モーニングKCDX
汎用レーベルKCDXのモーニング版。特装単行本。
モーニング・オールカラー・コミックブック
モーニングKCのオールカラー版。

新人賞[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 基本的に木曜日発売。ただし、木曜日が祝日の際は水曜日発売となる。
  2. ^ a b c Dモーニングとは
  3. ^ a b c ご利用ガイド
  4. ^ “あらゐけいいち、モーニングで週刊連載開始!南雲が駆け回るコメディ「CITY」”. コミックナタリー. (2016年9月29日). http://natalie.mu/comic/news/203590 2016年9月29日閲覧。 
  5. ^ a b c d e 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。

関連項目[編集]