ヨホイア

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ヨホイア
生息年代: 505 Ma
20191020 Yohoia tenuis.png
ヨホイアの復元図
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
古生代カンブリア紀中期[1]
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: †(和訳なし) Megacheira
: †ヨホイア目 Yohoiida
: †ヨホイア科 Yohoiidae
: ヨホイア属 Yohoia
学名
Yohoia
Walcott 1912
タイプ種
Yohoia tenuis
Walcott 1912

ヨホイア (Yohoia) は、カンブリア紀に生息していたバージェス動物群の1つ。大付属肢を持った節足動物Megacheira類の1属である。

形態[編集]

体長6-20㎜、体はエビの様に細長く、頭部と13節の胴部からなる。頭部は左右が台形に張り出した背甲に覆われ、先端には1対の眼と4本の爪を持つ典型的な「大付属肢」を具えている。残り全ての付属肢は鰭(ひれ)型の外肢と歩脚型の内肢からなる二叉型付属肢で、頭部に3対と、胴部の最後の3節を除いて1節に1対ずつある。尾節は板状で、後端には棘が並んでいる[1][2]

生態[編集]

ヨホイアは捕食者もしくは腐肉食者であったと考えられる。捕爪状の大付属肢の構造は現生のシャコの様に、獲物を捕まえる機能を持っていたことを示唆する[2]。残りの二叉型付属肢の外肢には繊毛状の構造が並んでいて、呼吸に用いられていたのではないかと思われる[1]。また、いくつかの化石標本は胴部が上下に大きく湾曲していることから、胴部の垂直方向の可動域は高かった考えられる[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Canada, Royal Ontario Museum and Parks (2011年6月10日). “The Burgess Shale” (英語). burgess-shale.rom.on.ca. 2019年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c Haug, Joachim; Waloszek, Dieter; Maas, Andreas; Liu, Yu; Haug, Carolin (2012-03-01). “Functional morphology, ontogeny and evolution of mantis shrimp-like predators in the Cambrian”. Palaeontology 55: 369–399. doi:10.1111/j.1475-4983.2011.01124.x. https://www.researchgate.net/publication/241247067_Functional_morphology_ontogeny_and_evolution_of_mantis_shrimp-like_predators_in_the_Cambrian?enrichId=rgreq-71621ffcde6b23a5cb920fdb514cf0f9-XXX&enrichSource=Y292ZXJQYWdlOzI0MTI0NzA2NztBUzo2MDE1MzU5MTg2NjE2MzRAMTUyMDQyODc0NzUyOA==&el=1_x_3&_esc=publicationCoverPdf. 

関連項目[編集]