ライラック

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ライラック
Lilac Flower&Leaves, SC, Vic, 13.10.2007.jpg
ライラック
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: モクセイ目 Oleales
: モクセイ科 Oleaceae
: ハシドイ属 Syringa
: ライラック S. vulgaris
学名
Syringa vulgaris
和名
ムラサキハシドイ(紫丁香花)
英名
Lilac

ライラック(紫丁香花[注釈 1]、英語: Lilac、学名: Syringa vulgaris)はモクセイ科ハシドイ属の落葉樹フランス語からリラ(Lilas)とも呼ばれる。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)。

特徴[編集]

ヨーロッパ原産。春(日本では4-5月)に紫色白色などの花を咲かせ、香りがよく、香水の原料ともされる。香気成分の中からライラックアルコールという新化合物が発見された[2]。耐寒性が強く花期が長いため、冷涼な地域の代表的な庭園木である[3]。花冠の先は普通4つに裂けているが、まれに5つに裂けているものがあり、これは「ラッキーライラック」と呼ばれ、恋のまじないに使われる[3]

日本には近縁種ハシドイ (Syringa reticulata) が野生する。開花はライラックより遅く、6-7月に花が咲く。ハシドイは、俗称としてドスナラ(癩楢、材としてはナラより役に立ちにくい意味)とも呼ばれることがある。

ハシドイの名は、木曽方言に由来する[要出典]。属の学名 Syringa は笛の意で、この木の材でを作ったことによるという。

象徴[編集]

  • ライラックまたはハシドイを象徴とする日本の地方公共団体の一覧。
  • 欧州民間伝承では白い花のライラックを家に持ち込むと不吉なことが起こるとされている。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「ムラサキハシドイ」とも読むが、慣例的に「ライラック」とも読む。[1]

脚注[編集]

  1. ^ 難読漢字 .jp”. 2020年3月29日閲覧。
  2. ^ 若山誠治,南波哲,大野雅二「ライラック花の香気成分」『日本化學雜誌』第92巻第3号、The Chemical Society of Japan、1971年、 256-259頁、 doi:10.1246/nikkashi1948.92.256
  3. ^ a b ライラックとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版” (日本語). みんなの趣味の園芸. 2020年6月19日閲覧。

ギャラリー[編集]