ライヴ・クリーム

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ライヴ・クリーム
クリームライブ・アルバム
リリース
録音 1967年5月、アトランティック・スタジオ、ニューヨーク
1968年3月7日、フィルモア・ウェスト、サンフランシスコ
1968年3月9日、10日、ウィンターランド、サンフランシスコ[2]
ジャンル ブルースロック, サイケデリック・ロック, ハードロック
時間
レーベル イギリスの旗 ポリドール・レコード
アメリカ合衆国の旗 アトコ・レコード
プロデュース フェリックス・パパラルディ, アーメット・アーティガン, ロバート・スティグウッド[2]
クリーム 年表
ベスト・オブ・クリーム
(1969)
ライヴ・クリーム
(1970)
ライヴ・クリーム Vol.2
(1972)
『ライヴ・クリーム』収録のシングル
  1. 「ロウディ・ママ」
    リリース: 1970年7月 (1970-07)[1]
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ライヴ・クリーム』 (Live Cream) は、1970年にリリースされた、イギリスロックバンド、クリームによるライヴ・アルバム。1968年に録音されたライヴ演奏4曲と1967年のスタジオ録音「ロウディ・ママ」が収録される。「ロウディ・ママ」のインストゥルメンタル・トラックは、エリック・クラプトンのギターとヴォーカルが異なる「ストレンジ・ブルー」で聴かれる物と同じである。

『ライヴ・クリーム』はBillboard 200で15位を獲得[3]、イギリスのTop40チャートで4位を獲得した[4]

反応[編集]

1970年のレビューでは、ローリング・ストーン誌は本作を「素晴らしいアルバム」だとし、「よく録音され、制御され、緊張している。バンドのタイミングは興奮したリスナーを捉え、ノスタルジアとは無関係。」と評価した[5]。ステレオ・レヴュー誌のポール・クレシュは、「3分の本当にエキサイトな曲」である「スタジオ・メイド」の「ロウディ・ママ」によって強調された「奇妙に不揃いなパフォーマンス」と呼んだ。本作はステレオ品質の素晴らしい録音を伴った「期待外れのジャズ/ロック」であり、特にエイドリアン・バーバーによる「卓越した」リミックスで、長尺の曲が「目的の無い合間に苦しむ」が、総じて「非常に良い」と感じられたと記述した[6]

オールミュージックのブルース・エーダーは本作に4つ星を与え、「最も野心が無く、最も初歩的なアルバム」であった『フレッシュ・クリーム』からの曲しか収録しなかったにも関わらず、「彼らの絶対的な音楽的才能による、最も一貫した素晴らしいアルバム」と評価した。エーダーは、ジャム中のグループの交錯が「魅惑的である」ことを発見し、「このようなパフォーマンスはロック界における音楽的才能の賭け金を独力で上昇させた。」と主張した[7]。しかしながら、ロバート・クリストガウは本作を「C+」と評価し、「紛れもなく魅力的な」A面にもかかわらず、「『フレッシュ・クリーム』の「スリーピィ・タイム」でのクラプトンの上品なピッキングは、ここでは平板なディストーションで覆われている。」と主張した[8]。J.D.コンシダインは、ローリング・ストーン・レコードガイド(2004年)で2つ星を与え、本作と『ライヴ・クリーム Vol.2』は「バンドの永続的な人気に乗じて単に金のためだけにリリースされた混乱した残り物」であるとした[9]

収録曲[編集]

A面
# タイトル 作詞・作曲 録音年月日 時間
1. 「エヌ・エス・ユー (N.S.U.)」 Jack Bruce 1968年3月10日、サンフランシスコ、ウィンターランド[2]
2. 「スリーピィ・タイム (Sleepy Time Time)」 Bruce, Janet Godfrey 1968年3月9日、サンフランシスコ、ウィンターランド[2]
3. 「ロウディ・ママ (Lawdy Mama)」 Traditional, arr. Eric Clapton 1967年5月、ニューヨーク、アトランティック・スタジオ[2]
B面
# タイトル 作詞・作曲 録音年月日 時間
1. 「スウィート・ワイン (Sweet Wine)」 Ginger Baker, Godfrey 1968年3月10日、サンフランシスコ、ウィンターランド[2]
2. 「ローリン・アンド・タンブリン (Rollin' and Tumblin')」 McKinley Morganfield 1968年3月7日、サンフランシスコ、ザ・フィルモア[2]

CD収録曲[編集]

# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「エヌ・エス・ユー (N.S.U.)」 Jack Bruce
2. 「スリーピィ・タイム (Sleepy Time Time)」 Bruce, Janet Godfrey
3. 「スウィート・ワイン (Sweet Wine)」 Ginger Baker, Godfrey
4. 「ローリン・アンド・タンブリン (Rollin' and Tumblin')」 McKinley Morganfield
5. 「ロウディ・ママ (Lawdy Mama)」 Traditional, arr. Eric Clapton

パーソナル[編集]

ライナーノートから[2]

参照[編集]

  1. ^ a b Strong, Charles (2002) [Originally published in 1994]. The Great Rock Discography (Sixth ed.). United Kingdom: Canongate Books. p. 323. ISBN 1-84195-312-1. 
  2. ^ a b c d e f g h Live Cream (CD liner). クリーム. Polydor Records. 1997. 531,816-2. 
  3. ^ "Cream > Charts & Awards > Billboard Albums" - オールミュージック. 28 9 2011閲覧。.
  4. ^ Live Cream”. chartstats.com. 2012年7月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年9月28日閲覧。
  5. ^ “Review: Live Cream”. Rolling Stone (New York): 46. (28 May 1970). 
  6. ^ Kresh, Paul (September 1970). “The Cream: Live Cream”. Stereo Review (Chicago) 25: 129. 
  7. ^ Eder, Bruce. “Live Cream, Vol. 1 - Cream”. Allmusic. 2013年3月30日閲覧。
  8. ^ Christgau, Robert. “Album: Cream: Live Cream”. Robert Christgau. 2013年3月30日閲覧。
  9. ^ Considine, J. D. et al. (2 November 2004). Brackett, Nathan; Hoard, Christian. eds. The New Rolling Stone Album Guide (4th ed.). Simon & Schuster. pp. 198-9. ISBN 0-7432-0169-8. http://books.google.com/books?id=t9eocwUfoSoC&pg=PA431&lpg=PA198#v=onepage&q&f=false 2013年3月30日閲覧。.