ラマー (コロラド州)

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ラマー
—  ホームルール自治体英語版  —
Lamar, Colorado
市中央部の北に面した、メインストリート(2007年)
コロラド州プロワーズ郡における位置
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
コロラド州
プロワーズ郡[1]
法人化 1886年12月5日[2]
行政
 - 種別 ホームルール自治体英語版[1]
面積[3]
 - 計 5.20mi2 (13.47km2)
 - 陸地 5.18mi2 (13.41km2)
 - 水面 0.02mi2 (0.05km2)
標高[4] 3,625ft (1,105m)
人口 (2010年英語版)
 - 計 7,804人
 - 概算 (2016)[5] 7,534人
等時帯 山岳部標準時 (MST) (UTC-7)
 - 夏時間 山岳部夏時間 (MDT) (UTC-6)
ZIPコード[6] 81052
市外局番 719
FIPSコード 08-43110
GNIS feature ID 0203835
ウェブサイト City Website

ラマー: Lamar)は、アメリカ合衆国コロラド州プロワーズ郡にある、ホームルール英語版制度を採用した自治体である。同郡の郡庁所在地であり、同郡で最も人口が多い[7]2010年英語版時点の人口は7,804人である。「ラマー」の名は、アメリカ合衆国内務長官を務めたルシウス・Q・C・ラマー二世英語版[8]に由来する。

歴史[編集]

ラマー駅英語版は復元され、観光案内所として運営されている。

ピエール・オージェ観測所英語版の北部施設は、ラマー近郊に建設が予定されている[9]

地理および気候[編集]

ラマーは、北緯38度5分10秒 西経102度37分10秒 / 北緯38.08611度 西経102.61944度 / 38.08611; -102.61944に位置する。アメリカ合衆国国勢調査局によれば、市域は4.2平方マイル (11 km2)で、水域はほとんど存在しない。コロラド州南東部を流れ、ラマーを掠めるアーカンザス川が通るプエブロの東部に位置する。

インド洋に浮かぶアムステルダム島対蹠地、つまり俗にいうところの「地球の裏側」はラマー近郊にある[10]。アメリカ合衆国領土の対蹠地はインド洋上であり、対蹠地に島があるのはたった3箇所だけである。

ラマーの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °F (°C) 74
(23)
87
(31)
89
(32)
94
(34)
103
(39)
111
(44)
109
(43)
109
(43)
104
(40)
95
(35)
86
(30)
73
(23)
111
(44)
平均最高気温 °F (°C) 45.1
(7.3)
49.2
(9.6)
59.5
(15.3)
68.8
(20.4)
77.9
(25.5)
87.5
(30.8)
93.0
(33.9)
90.5
(32.5)
83.0
(28.3)
70.3
(21.3)
56.4
(13.6)
45.2
(7.3)
68.9
(20.5)
平均最低気温 °F (°C) 14.5
(−9.7)
18.0
(−7.8)
26.7
(−2.9)
36.3
(2.4)
47.4
(8.6)
57.5
(14.2)
62.5
(16.9)
61.1
(16.2)
51.2
(10.7)
36.6
(2.6)
24.1
(−4.4)
14.9
(−9.5)
37.6
(3.1)
最低気温記録 °F (°C) −15
(−26)
−17
(−27)
−5
(−21)
14
(−10)
27
(−3)
38
(3)
49
(9)
49
(9)
34
(1)
19
(−7)
−5
(−21)
−15
(−26)
−15
(−26)
降水量 inch (mm) 0.44
(11.2)
0.48
(12.2)
0.87
(22.1)
1.32
(33.5)
2.12
(53.8)
2.39
(60.7)
2.36
(59.9)
2.51
(63.8)
1.35
(34.3)
1.01
(25.7)
0.52
(13.2)
0.47
(11.9)
15.84
(402.3)
降雪量 inch (cm) 6.5
(16.5)
5.0
(12.7)
5.0
(12.7)
1.8
(4.6)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.1
(0.3)
1.4
(3.6)
3.3
(8.4)
6.1
(15.5)
29.2
(74.2)
出典: NOAA[11]

註釈: 平均は1981年から2010年のもの。最高最低記録は2000年から2016年のもの。

人口動態[編集]

人口推移
人口
1890 566
1900 987 74.4%
1910 2,977 201.6%
1920 2,512 −15.6%
1930 4,233 68.5%
1940 4,445 5.0%
1950 6,829 53.6%
1960 7,369 7.9%
1970 7,797 5.8%
1980 7,713 −1.1%
1990 8,343 8.2%
2000 8,869 6.3%
2010 7,804 −12.0%
2016(推計) 7,534 [5] −3.5%
U.S. Decennial Census[12]

2000年の国勢調査[13]によれば、3,324世帯、2,247の家族、8,869人が市内に居住している。人口密度は、2,095.8人/平方マイル (809.5/km2) である。住居の数は3,656棟で、その密度は863.9棟/平方マイル (333.7/km2) である。

人種は76.24%が白人、2.57%が混血、ネイティブ・アメリカンが1.48%、その他に分類される人種が18.81%、アフリカ系アメリカ人アジア系、太平洋諸島系 (Pacific Islander) の合計は1%を下回る。36.54%がヒスパニック系ラテン系である。

3,324世帯中、36.0%は18歳以下の子どもがおり、49.2%は結婚している。13.3%は夫がいない女性世帯主となっており、32.4%は非家族世帯である。28.2%は単身世帯で、12.4%に至っては65歳以上の高齢者の単身世帯である。平均世帯人数は2.59人で、家族を構成しているものに限れば3.18人である。

年代別の人口は次のとおりである。なお、年齢の中央値は31歳である。

  • 18歳以下: 29.1%
  • 18 - 24歳: 12.1%
  • 25 - 44歳: 26.1%
  • 45 - 64歳: 19.5%
  • 65歳以上: 13.1%

性比は、女性100人に対し、男性98.6人である。18歳以上の人口に限って言えば、女性100人に対し、男性95.8人となる。

世帯収入の中央値は、28,660米ドルであり、家族を構成している世帯に限ると32,560米ドルとなる。男性の収入の中央値が24,145米ドルであるのに対し、女性のそれは20,133米ドルである。一人当たり収入は13,900米ドルとなる。14.4%の家族、人口の19.7%が貧困線未満で生活しており、18歳未満の子どもの29.5%と65歳以上の高齢者の12.2%もその中に含まれる。

教育[編集]

公立学校[編集]

ラマーは、RE-2学校区の一部である[14][15]

高等教育[編集]

1937年創立のラマー・コミュニティ・カレッジ英語版がある[16]

経済[編集]

元々は農業を基盤として立ち上がった町であるが、1981年にドイツのバス製造会社のネオプランが、アメリカ進出(詳細は en:Neoplan USA も参照)の際にラマーを拠点に置き[17]650人を雇用した。しかし、ラマーの工場は2006年に閉鎖され、それ以来は、観光産業が中心となっている[18]

交通[編集]

鉄道[編集]

サウスウェスト・チーフという、シカゴロサンゼルス間を結ぶアムトラックの長距離列車が、ラマー駅英語版から利用できる。運行間隔はシカゴ行き・ロサンゼルス行き、それぞれ一日一本である。

バス[編集]

グレイハウンドが運行しているビーライン・エクスプレス (BeeLine Express) が、ウィチタ方面・プエブロ方面に出ている[19][20]

道路[編集]

  • US 50.svg 国道50号線英語版が、アメリカ全土を横断するように、ウェスト・サクラメント英語版近郊の州間高速道路80号線オーシャンシティメリーランド州道528号線英語版を結んでいる。より狭い範囲で見れば、プエブロラスアニマス英語版とを結ぶ主要道ともなっている。
  • Colorado 196.svg プロワーズ郡道196号線が、ラマー周辺からワイリー英語版を結ぶ道路として利用できる。全長は11.4マイル (18.3 km)である。
  • US 287.svg US 385.svg 国道287号線英語版国道385号線英語版の重複区間がラマー市内を南北に貫いており、スプリングフィールド英語版などにアクセスできる。

ゆかりのある人物[編集]

ラマーに生まれ育ったか、居住したことのある人物を以下に挙げた。

出典[編集]

  1. ^ a b Active Colorado Municipalities”. State of Colorado, Department of Local Affairs. 2010年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月1日閲覧。
  2. ^ Colorado Municipal Incorporations”. State of Colorado, Department of Personnel & Administration, Colorado State Archives (2004年12月1日). 2007年9月2日閲覧。
  3. ^ 2016 U.S. Gazetteer Files”. United States Census Bureau. 2017年7月25日閲覧。
  4. ^ US Board on Geographic Names”. United States Geological Survey (2007年10月25日). 2008年1月31日閲覧。
  5. ^ a b Population and Housing Unit Estimates”. 2017年6月9日閲覧。
  6. ^ ZIP Code Lookup (JavaScript/HTML)”. United States Postal Service. 2010年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年11月13日閲覧。
  7. ^ Find a County”. National Association of Counties. 2011年6月7日閲覧。
  8. ^ Gannett, Henry (1905). The Origin of Certain Place Names in the United States. Government Printing Office. pp. 180. https://books.google.com/books?id=9V1IAAAAMAAJ&pg=PA180#v=onepage&q&f=false. 
  9. ^ Pierre Auger Observatory - Northern Auger Site
  10. ^ Tim Vasquez. “United States antipodes”. weathergraphics.com. 2017年11月24日閲覧。
  11. ^ Observed Weather Reports”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2016年2月19日閲覧。
  12. ^ Census of Population and Housing”. Census.gov. 2015年6月4日閲覧。
  13. ^ American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
  14. ^ Lamar School District
  15. ^ Lamar School District RE-2”. 2014年1月10日閲覧。
  16. ^ About LCC”. 2014年1月10日閲覧。
  17. ^ Neoplan USA Reports Manufacturing Plant Shutdown”. American Public Transportation Association (2006年1月30日). 2017年11月24日閲覧。
  18. ^ City of Lamar, Colorado Cultural Resource Survey: Architectural & Historical Survey Report” (2012年10月). 2017年10月3日閲覧。
  19. ^ BeeLine Express
  20. ^ Greyhound Lines
  21. ^ Allott, Gordon Llewellyn, (1907-1989)”. Biographical Directory of the United States Congress. U.S. Congress. 2016年6月21日閲覧。
  22. ^ Edwards, Bill. “Marvin E. Ashbaugh”. RagPiano.com. 2016年6月21日閲覧。
  23. ^ Doug Brocail”. Baseball-Reference.com. 2016年6月21日閲覧。
  24. ^ Ken Curtis (I)”. IMDb. 2016年6月21日閲覧。
  25. ^ Scott Elarton”. Baseball-Reference.com. 2016年6月21日閲覧。
  26. ^ Nolte, Carl (2014年7月19日). “Curt Gentry dies: best-selling writer of Manson, Hoover books”. San Francisco Chronicle. 2016年6月21日閲覧。
  27. ^ Summary Bibliography: Gerald Gregg”. Internet Speculative Fiction Database. 2016年6月21日閲覧。
  28. ^ Grisham, Wayne Richard, (1923-2011)”. Biographical Directory of the United States Congress. U.S. Congress. 2016年6月21日閲覧。
  29. ^ Hevesi, Dennis (2012年5月3日). “Floyd D. Hall, Head of Eastern Airlines, Dies at 96”. The New York Times. 2016年6月21日閲覧。
  30. ^ Kenneth Kester's Biography”. Vote Smart. 2016年6月21日閲覧。
  31. ^ Wesley Tuttle [Obituary]”. The Independent (2003年10月15日). 2011年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月21日閲覧。
  32. ^ Sandy Vance”. Baseball-Reference.com. 2016年6月21日閲覧。