ランドロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: 案内検索
ランドロス
全国
ゼクロム - ランドロス(#645) - キュレム
イッシュ
ゼクロム - ランドロス(#151) - キュレム
イッシュ(新)
ボルトロス - ランドロス(#200) - スコルピ
基礎データ
英語名 Landorus
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第5世代
ポケモン学
分類 ほうじょうポケモン
タイプ じめん / ひこう
高さ けしんフォルム:1.5m
れいじゅうフォルム:1.3m
重さ (共通)68.0kg
特性 けしんフォルム:すなのちから
れいじゅうフォルム:いかく
かくれ特性 ちからずく
テンプレートを表示

ランドロスは、ポケットモンスターシリーズに登場する654種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

目次

特徴

イッシュ地方の伝説のポケモン。トルネロスボルトロスとよく似た姿・特徴を持つが、この2体とは対立する存在。

風や雷を吸収して、土壌の栄養分を増幅させるエネルギーへと変換する能力を持つ。悪戯好きなトルネロスとボルトロスとは異なり、他者へ恵みを与える穏健な性質であることから、農作物の育つ土地を訪れては、体内で変換したエネルギーを尻尾から放出し、作物の成長を促す習性がある。このことからドータクン同様に豊穣神・農耕神として信仰されてきた歴史があり、現在もイッシュ地方では「畑の神」として「ほうじょうの社」というに奉られている。数十年前に、イッシュ地方の各地で嵐を起こし農作物に甚大な被害をもたらしていたトルネロスとボルトロスに怒り、2体に制裁を加え活動を停止させていた。

けしんフォルム」「れいじゅうフォルム」と呼ばれる2つの姿を持つ。

けしんフォルム
雲に乗ったのようなフォルム。トルネロスやボルトロスと同様に雲に乗ったのような容姿をしており、体色はオレンジ色で赤褐色のまだら模様があり、頭髪と思しきものはハンマーヘッドのような形になっている。頭部には3本の角がある。体を一周して輪のような形をなす尻尾は岩石状の質感で、表面には火山のような形状の突起が無数に生じている。
れいじゅうフォルム
四肢動物のようなフォルム。オレンジ色に斑点模様の皮膚や尾の形状はけしんフォルムと共通だが、手足は頑強な四肢へと変わり、下半身にあった雲状エネルギーと3本の鉤爪が付加される。顔つきも口髭が鼻や牙を模した形状となり、額の3本角も巨大化したものとなっている。

デザインは杉森建が担当し、「トルネロスとボルトロスにもう1匹を加えて、3匹セットにしたい」という依頼を受けて創られたポケモンであり、他の2匹よりも誕生が遅く、左右対称の頭部デザインも公式イラストで3匹を並べた際に中央を担当させること前提としたもの。イメージソースとしては「風神・雷神」のトルネロス・ボルトロスに対する「土の神」であり、特定の伝承や神話をモデルとした訳ではないようである[1]

ゲームでのランドロス

ブラック・ホワイト』から登場。トルネロス、ボルトロス同様伝説のポケモンとしては珍しい性別のあるポケモンだが、トルネロス、ボルトロス同様存在するのは♂のみで♀は存在しない。タマゴは発見されない。

トルネロスとボルトロスを一緒に手持ちにいれて「ほうじょうの社」に行くことで遭遇する。この条件のため、通信交換を使わない限りは会うことができない。また、片方は自分で捕獲したものでなければならない。自分で捕まえたトルネロスまたはボルトロスを交換に出してしまった場合、再び取り戻さない限り出会うことはできない。出現時のレベルは70と非常に高く、加えて高威力の「じしん」や一撃必殺技である「じわれ」を使用してくるため捕獲の難易度もかなり高い。

能力はトルネロスとボルトロスと同様に「こうげき」「とくこう」「すばやさ」が高く、特に「こうげき」はかなりの高水準で、防御に関する能力もトルネロスたちよりワンランク上である。ただし「すばやさ」は2匹よりも若干劣る。レベルアップや技マシンで、じめん・いわタイプを中心とした多彩なタイプの攻撃技や、さまざまな補助技を覚えることが可能。さらに天候が「すなあらし」の最中は自身の特性「すなのちから」によってじめん・いわ・はがねタイプの技の威力を更に増幅することができる。「おしおき」や「げきりん」、「ふういん」といった上記の伝説に由来する技も覚える。

ニンテンドー3DS専用ダウンロードソフト『ポケモンARサーチャー』にて、れいじゅうフォルムのランドロスが出現し、捕獲に成功すれば『ブラック2・ホワイト2』へと連れて行き使用することが可能になる。なお本編で手に入るどうぐ「うつしかがみ」を使うことによって、けしんフォルムとれいじゅうフォルムのチェンジは自由に行える。れいじゅうフォルムではけしんフォルムと比べ、「とくこう」「すばやさ」が少し下降する代わりに、「こうげき」に特化した能力値となり、特性は「いかく」に変わる。またARサーチャーで捕獲したランドロスは、けしんフォルムにチェンジすると特性が隠れ特性の「ちからずく」となる。

なお、幻のポケモンではないにも関わらず、全国図鑑の完成には影響しない。

アニメでのランドロス

『ベストウイッシュ』60話で、けしんフォルムで初登場。ゲームとは奉られている場所が異なっており、オリジナルの場所であるミロス島で奉られている。 伝承も、大嵐を起こして悪戯の限りを尽くしたトルネロスとボルトロスに制裁を与え、活動を停止させたのではなく、ミロス島で争い、人々を困らせたトルネロスとボルトロスの戦いを止めさせ、戦いで荒れてしまったミロス島を元通りの土が肥えた島に戻したというゲームとは異なるものに差し替えられている。声優は三宅健太

『ベストウイッシュ シーズン2』第12話ではロケット団の「オペレーション・テンペスト」によってトルネロス・ボルトロスと共にサカキに召喚される。うつしかがみの力でサカキの制御下に置かれれいじゅうフォルムに姿を変えて暴れるも、ロケット団が退散した後にメロエッタによって鎮められた。

関連項目

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ ニンテンドードリーム』205号(2011年5月号)における誌上インタビューより。