リタ・グランデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リタ・グランデ
Rita Grande
Tennis pictogram.svg
Rita Grande.jpg
リタ・グランデ
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
出身地 同・ナポリ
生年月日 (1975-03-23) 1975年3月23日(43歳)
身長 177cm
体重 66kg
利き手
ツアー経歴
デビュー年 1990年
引退年 2005年
ツアー通算 8勝
シングルス 3勝
ダブルス 5勝
生涯通算成績 534勝571敗
シングルス 336勝332敗
ダブルス 198勝239敗
生涯獲得賞金 $1,858,558
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2001・02)
全仏 4回戦(2001)
全英 4回戦(2004)
全米 4回戦(1996)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト8(2001)
全仏 ベスト8(1999・2002)
全英 3回戦(1997・98)
全米 3回戦(1996・2004)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 24位(2001年11月5日)
ダブルス 26位(2001年5月28日)
テンプレート  プロジェクト テニス

リタ・グランデRita Grande, 1975年3月23日 - )は、イタリアナポリ出身の元女子プロテニス選手。グランデは2004年全豪オープンの混合ダブルスでベスト4に入り、すべての4大大会で女子シングルスの4回戦に進出した実績を持つ。自己最高ランキングはシングルス24位、ダブルス26位。WTAツアーでシングルス3勝、ダブルス5勝を挙げた。

来歴[編集]

グランデは1994年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップイタリア代表選手になり、1995年全米オープン4大大会本戦に初出場した。初めて予選3試合を勝ち抜いたグランデは、1回戦でイスラエルアンナ・スマシュノワを破り、2回戦で第1シードのシュテフィ・グラフに挑戦した。1996年全米オープンで初めての4回戦進出がある。全米オープン4回戦進出の後、グランデは日本の「ニチレイ・レディース」のダブルスでキンバリー・ポーアメリカ)と組んでベスト4入りしたが、その準々決勝で伊達公子&杉山愛組を 7-5, 0-6, 6-2 で破っている。グランデは1998年の「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント」でもシングルスのベスト8がある。

彼女のテニス経歴は2001年から大きく開花し始め、この年に女子ツアーでシングルス年間2勝を挙げ、4大大会でも全豪オープン全仏オープンの2大会連続で4回戦進出を果たした。全豪オープンの4回戦では、グランデは第1シードのマルチナ・ヒンギスに 0-6, 3-6 で敗れた。2001年全仏オープンでは3人のイタリア人選手が女子シングルスの4回戦に勝ち残り、グランデとシルビア・ファリナ・エリアフランチェスカ・スキアボーネが勝ち進んだが、これはイタリアのテニス界を通じて史上初の偉業だった。グランデは4回戦でペトラ・マンデュラハンガリー)に敗退している。2002年全豪オープンで2年連続の4回戦進出を決めたが、ここではジェニファー・カプリアティに 3-6, 6-7 で敗れた。

2004年全豪オープンで、リタ・グランデはマルティン・ロドリゲスアルゼンチン)と混合ダブルスのペアを組み、初めて準決勝に勝ち進んだ。グランデとロドリゲスは、準決勝でネナド・ジモニッチ(当時セルビア・モンテネグロ国籍)&エレーナ・ボビナロシア)組に 3-6, 6-7 のストレートで敗れ、決勝進出を逃した。同年の2004年ウィンブルドンで、グランデは29歳にして初めて女子シングルス4回戦に勝ち進む。彼女はそれまでウィンブルドンは2回戦止まりの成績だったが、ついにすべての4大大会で女子シングルスのベスト16入りを決めた。そこでは第9シードのパオラ・スアレスに 6-4, 0-6, 2-6 の逆転で敗れ、ベスト8には手が届かなかった。

グランデは1996年アトランタ五輪2000年シドニー五輪で2度、オリンピックのイタリア代表選手としても出場経験がある。

しかし2005年、グランデは右肘の故障のため出場試合数が減り、全米オープン1回戦敗退が最後の4大大会出場になる。同年10月、グランデは地元イタリア・ビエラ大会の1回戦敗退を最後に30歳で現役を引退した。

WTAツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 4回 (3勝1敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ティア I (0–0)
ティア II (0–0)
ティア III (0–0)
ティア IV & V (3–1)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 1999年1月17日 オーストラリアの旗 ホバート ハード アメリカ合衆国の旗 チャンダ・ルビン 2–6, 3–6
優勝 1. 2001年1月14日 オーストラリアの旗 ホバート ハード アメリカ合衆国の旗 ジェニファー・ホプキンス 2–6, 6–2, 6–2
優勝 2. 2001年10月29日 スロバキアの旗 ブラチスラヴァ ハード (室内) スロバキアの旗 マルチナ・スーハ 6-1, 6-1
優勝 3. 2003年4月6日 モロッコの旗 カサブランカ クレー イタリアの旗 アントネッラ・セッラ・ザネッティ 6-2, 4-6, 6-1

ダブルス: 12回 (5勝7敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 1990年5月6日 イタリアの旗 ターラント クレー イタリアの旗 シルビア・ファリナ ソビエト連邦の旗 Elena Brioukhovets
ソビエト連邦の旗 エウゲニア・マニオコワ
6-7(4), 1-6
準優勝 2. 1997年2月16日 フランスの旗 パリ カーペット (室内) フランスの旗 アレクサンドラ・フセ スイスの旗 マルチナ・ヒンギス
チェコの旗 ヤナ・ノボトナ
1-6, 2-6
優勝 1. 1999年6月20日 オランダの旗 スヘルトーヘンボス イタリアの旗 シルビア・ファリナ オランダの旗 クリスティ・ボーグルト
ジンバブエの旗 カーラ・ブラック
7-5, 7-6(2)
準優勝 3. 2000年1月9日 オーストラリアの旗 ゴールドコースト ハード ベルギーの旗 サビーネ・アペルマンス フランスの旗 ジュリー・アラール=デキュジス
ロシアの旗 アンナ・クルニコワ
3-6, 0-6
優勝 2. 2000年1月16日 オーストラリアの旗 ホバート ハード フランスの旗 エミリー・ロワ ベルギーの旗 キム・クライシュテルス
オーストラリアの旗 アリシア・モリク
6–2, 2–6, 6–3
優勝 6. 2000年7月16日 イタリアの旗 パレルモ クレー イタリアの旗 シルビア・ファリナ・エリア ルーマニアの旗 ルクサンドラ・ドラゴミル
スペインの旗 ビルヒニア・ルアノ・パスクアル
6-4, 0-6, 7-6(6)
準優勝 4. 2000年7月23日 ポーランドの旗 ソポト クレー スウェーデンの旗 アサ・スベンソン スペインの旗 ビルヒニア・ルアノ・パスクアル
アルゼンチンの旗 パオラ・スアレス
5–7, 1–6
準優勝 5. 2000年10月22日 中華人民共和国の旗 上海 ハード アメリカ合衆国の旗 メガン・ショーネシー タイ王国の旗 タマリネ・タナスガーン
アメリカ合衆国の旗 リリア・オスターロー
5–7, 1–6
優勝 4. 2001年1月7日 ニュージーランドの旗 オークランド ハード フランスの旗 アレクサンドラ・フセ スイスの旗 エマヌエル・ガリアルディ
オーストリアの旗 バルバラ・シェット
7–6(4), 6–3
準優勝 6. 2001年4月8日 ポルトガルの旗 ポルト クレー フランスの旗 アレクサンドラ・フセ スペインの旗 アナベル・メディナ・ガリゲス
スペインの旗 マリア・ホセ・マルティネス・サンチェス
1–7, 7–6(5), 5–7
優勝 5. 2002年1月13日 オーストラリアの旗 ホバート ハード イタリアの旗 タチアナ・ガルビン オーストラリアの旗 キャサリン・バークレー
オーストラリアの旗 クリスティナ・ウィーラー
6–2, 7–6(3)
準優勝 7. 2003年5月19日 スペインの旗 マドリード クレー インドネシアの旗 アンジェリク・ウィジャヤ 南アフリカ共和国の旗 リーゼル・フーバー
アメリカ合衆国の旗 ジル・クレイバス
4–6, 6–7(6)

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 通算成績
全豪オープン A LQ LQ 3R 2R 2R 3R 1R 4R 4R 2R 1R A 13–9
全仏オープン A LQ LQ 2R 1R 2R 1R 2R 4R 3R 3R 2R A 11–9
ウィンブルドン LQ LQ LQ 1R 1R 2R 2R 2R 1R 2R 2R 4R A 8–9
全米オープン LQ LQ 2R 4R 2R 1R 2R 2R 1R 1R 1R 1R 1R 7–11