ルギア

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ルギア
全国
バンギラス - ルギア(#249) - ホウオウ
ジョウト
バンギラス - ルギア(#252) - ホウオウ
基礎データ
英語名 Lugia
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第2世代
ポケモン学
分類 せんすいポケモン
タイプ エスパー / ひこう
高さ 5.2m
重さ 216.0kg
特性 プレッシャー
かくれ特性 マルチスケイル
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ルギアは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

特徴[編集]

ホウオウと対になるジョウト地方の伝説ポケモン。翼竜のような外見で、海中生活に適応したボディラインをもつ。全身が白い姿をしているが、ゲーム中では銀色の羽を持つと言われることが多い。

荒海を鎮めたり、翼を軽く羽ばたいただけで民家を吹き飛ばす程の強大な力を持っている。羽ばたくと嵐が40日続くとも言われ、その強すぎる力ゆえ、普段は海底の奥深くでひっそりと暮らしていると伝えられており、嵐の夜に海上で姿を目撃されている記録がある。過去に登場した野生のルギアにはどれも近辺の海に渦の描写がある。

ジョウト地方ではうずまき島で遭遇することになるが、エンジュシティでの伝承や『ハートゴールド・ソウルシルバー』版における舞妓はん達の話では、元々は同町にある「カネのとう」(現在の「やけたとう」)の主であり、塔が火災の際に飛び去ったのだとされる。 また、タンバシティの人々の間には「うずまき島には海の神様がいる」という伝承がある。しかし現在においてルギアを目撃した人々は「あれは一体何だったのだろう」というように話している。

ゲームでのルギア[編集]

金・銀・クリスタル』で「伝説のポケモン」としてゲーム初登場。初めて映画で先行登場した伝説のポケモンである。ポケモンの続篇製作が大幅に遅れ、映画の方が先にタイトルなどの情報が明らかになっていたこともあり、『金・銀』に何かしらの形で登場するといった紹介がされていた。『銀』と『ソウルシルバー』ではパッケージを飾っている。

いずれのバージョンでも「うずまきじま」の最奥で1度だけ対戦できるが、その時のレベルは『金』では70、『銀』では40、『クリスタル』では60とそれぞれ異なる。 固有わざとして「エアロブラスト」を覚えるが、当時最初から覚えている個体が手に入るのは『銀』のみであった(他に『ポケモンスタジアム金銀』のスーパーわざマシンで習得させることは可能)。「エアロブラスト」は急所に当たりやすいわざ。

能力は全体的に高く、特に「ぼうぎょ」、「とくぼう」、「すばやさ」が高く、防御能力に長けている。「とくぼう」は対を成すホウオウとともに全ポケモン中でも屈指の数値である。

ジョウトにて「海の神様」とされ実際に海中に生息しているが、みずタイプは持たない。ただし、レベルアップで「ハイドロポンプ」や「あまごい」などみずタイプの技を覚えることができる。また、「ドラゴンダイブ」などドラゴンタイプの技もいくつか覚えられる。

リメイク版『ハートゴールド・ソウルシルバー』でも再び伝説のポケモンとして「うずまきじま」に登場し、捕獲に失敗しても殿堂入り後に復活するように変更された。『ソウルシルバー』ではエンディング前にイベントで必ず一度ルギアと会うようになった。レベルは『ハートゴールド』では70、『ソウルシルバー』では45。どちらのバージョンでも捕獲時点で「エアロブラスト」を覚えている。なお、『金・銀』でのルギアの戦闘時の曲は通常の野生ポケモンと同じものだったが、本作ではルギアの登場イベントと戦闘時における専用のテーマ曲が新規に用意された。

『ポケモンARサーチャー』では、ランドロスを入手した後に『ソウルシルバー』のカードをニンテンドー3DSにセットしている場合に捕獲できる。このルギアは隠れ特性の「マルチスケイル」を持っており、これはHPが満タンの場合技によって受けるダメージが半分になるというものであり、元からの耐久力がさらに高まった。

幻のポケモンとしてのルギア[編集]

一方、『ルビー・サファイア』から『ダイヤモンド・パール・プラチナ』の間においては、特別な手段を用いなければ入手できない「幻のポケモン」扱いであった。『ファイアレッド・リーフグリーン』では、ミュウと同様に発売から1年程度は入手手段が不明だった時期がある。

『ファイアレッド・リーフグリーン』と『エメラルド』では、配布データである「しんぴのチケット」を使うと、「へそのいわ」でルギアを捕獲することが出来るようになる。レベルは70。このバージョン以降は『金・銀・クリスタル』と異なり、「エアロブラスト」をレベル77で覚える。またGBA版のソフトでは、これ以外にも後述の『XD』から連れてくることでも入手できた。

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』ではGBA版からパルパーク経由で連れてくるか、『ハートゴールド・ソウルシルバー』と通信する以外に入手方法がない。このバージョンでは新たに「じんつうりき」「おしおき」「ゴッドバード」をレベルアップで覚えられるようになる。

外伝作品でのルギア[編集]

ポケモンスタジアム金銀』では最終モード「ライバルをたおせ!」でライバルがミュウツーとホウオウと共に用いてくる。必ず先鋒として繰り出してきて、最初のターンに「しんぴのまもり」を使うという特徴がある。

ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』では究極のダークポケモン「ダークルギア」として登場。同作のパッケージイラストも務めており、ゲームタイトルの『XD』の意味の一つも「究極のダークポケモン」の英訳・“eXtra Darkpokemon”の略称からである[1]。レベルは50。シナリオ中にスナッチ(奪還)し、ある条件を満たせば本来の姿を取り戻すことができる。ちなみにこのルギアは「フェザーダンス」と、それまでデオキシスの専用技だった「サイコブースト」を覚えている。さらにレベルを上げると「エアロブラスト」も覚える。

なお、ダークルギアは本来のルギアとは異なる黒色や紫色を基調とした体色に変化し、目元など身体各部の形状も変形しており、禍々しい姿へと変貌している。

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では、エンディング後のダンジョン「ぎんの かいこう」にて最深部の99階にボスとして登場する。同作では、映画版のようにフリーザーサンダーファイヤーの伝説の鳥ポケモン3匹を統括する存在だとされている。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』、『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではモンスターボールから登場するポケモンの1体として登場。伝説のポケモン扱いゆえに出現率は低い。ホウオウと同じく空に消えた後、ステージの後方から「エアロブラスト」で攻撃する。

アニメでのルギア[編集]

無印のジョウト編で、ヒロシと合流したサトシたちが劇場版とは別個体のルギアの母子と遭遇する(劇場版と異なり、このルギアは人間の言葉を話さなかった)。一度はロケット団にとらわれの身となるが、サトシたちの協力により脱出して海に帰っていく。

その他、オープニングにも複数回登場。

映画でのルギア[編集]

1999年公開の『幻のポケモン ルギア爆誕』に「海の神」として登場。劇場版が決定した段階では『ポケモンX』と呼ばれていた。脚本家の首藤剛志は、ルギアについてアニメオリジナルポケモンとして考案したことを明かしている[2]。その後、ゲームで『金・銀』のジャケットポケモンに抜擢されたが、これに関して首藤は映画公開時点でゲームの開発が遅れていたためゲームに反映する余裕があったのだと述べている[3]

この作品で登場したルギアは知能が高く、テレパシー能力も有しており、サトシたちとの意思疎通も普通にこなしていた。声優山寺宏一

2010年公開の『幻影の覇者 ゾロアーク』の予告にてホウオウとともに登場したが、本編には登場しなかった。

ポケモンカードでのルギア[編集]

ポケモンカードneo[編集]

初登場はポケモンカードneo第1弾の「金銀新世界へ…」。無色タイプで、炎、水、電気の3色のエネルギーを使う"エレメンタルブラスト"というかなり特異なワザを持っていた。

ポケモンカードゲーム[編集]

それ以後は基本的に無色タイプで登場し、ポケモンカードゲーム「金の空、銀の海」(PCG4-B)ではポケモンexとして再び"エレメンタルブラスト"を覚えたルギアexが登場した(この"エレメンタルブラスト"の威力は200とすさまじく、カメックスexなどと組み合わせて"カメルギア"と呼ばれる強力なデッキが流行した)。

ポケモンカードゲームDP[編集]

カードゲームDPでも2010月現在で2枚収録されている。(DP3「ひかる闇」で収録されたものは「サイコディストラクション」というダメージ120とエレメンタル〜には及ばないものの物凄い威力のワザがある。ただし相手がエネルギーを付けているとダメージが3分の1になってしまう)

ゲーム本編ではエレメンタル〜という技はないが、ポケモンカードにおいて"エレメンタルブラスト"はルギアの代名詞的なわざとなっている。

ポケモンカードゲームLEGEND[編集]

カードゲームLEGENDのソウルシルバーコレクションにて分類「伝説」(たね、一進化、二進化などの種類分類)のルギア Legendが収録されている。「金の空、銀の海」以来にエレメンタルブラストを覚えておりこちらも威力が200となっておりすさまじいのだが、この伝説の分類のカードは二枚で一対で初めて一枚のカードとなるため従来のルギア、ルギアexより場に出しにくくなっている。さらに海の神という肩書きからか、タイプが水となっている(本来はエスパー、ひこう)。

ポケモンカードゲームBW[編集]

第7弾拡張パック「プラズマゲイル」で登場。パッケージモンスターを務め、パックと同名の技を持つ。プラズマ団のポケモンEXとして収録された。

漫画でのルギア[編集]

ポケットモンスターSPECIAL』では、第2章でワタルが人間への復讐のために呼び出した。当時はまだ金銀の発売前だったため終始外見がはっきりしておらず、サブタイトルも「VS???」となっていた。第3章では「ぎんいろのはね」を手に入れるために仮面の男が追い求めていたポケモン。"サイコキネシス"でアクア号をまるごと持ち上げたり"エアロブラスト"でポケモンリーグ会場の屋根を木っ端微塵にしたりと、凄まじい力を見せる。捕獲は極めて困難とされていたが激闘の末に仮面の男に捕まり、セレビィを捕まえるためのGSボールの原料として使われる。その後は能力の高さを見出され、ホウオウとタッグを組んで仮面の男の戦闘要員として使われる。

その他におけるルギア[編集]

  • 『ポケットモンスター ソウルシルバー』の予約特典として、海洋堂製作によるルギアのフィギュアが付属した。

脚注[編集]

関連項目[編集]