ルヴァンスレーヴ

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ルヴァンスレーヴ
Le Vent Se Leve Champions Cup 2018.jpg
第19回チャンピオンズカップ優勝時
(2018年12月2日)
欧字表記 Le Vent Se Leve
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2015年1月26日(4歳)
シンボリクリスエス
マエストラーレ
母の父 ネオユニヴァース
生国 日本の旗 日本北海道白老町
生産 (有)社台コーポレーション白老ファーム
馬主 (株)G1レーシング
調教師 萩原清美浦
競走成績
タイトル JRA賞最優秀ダートホース
NARグランプリダートグレード競走特別賞
生涯成績 8戦7勝
中央:5戦4勝
地方:3戦3勝
獲得賞金 2億8844万4000円
中央:1億6344万4000円
地方:1億2500万円
(2018年12月2日現在)
 
勝ち鞍
GI チャンピオンズカップ 2018年
JpnI 全日本2歳優駿 2017年
JpnI ジャパンダートダービー 2018年
JpnI マイルチャンピオンシップ南部杯 2018年
GIII ユニコーンステークス 2018年
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ルヴァンスレーヴ (仏: Le Vent Se Leve)は、日本競走馬。2018年にJRA賞最優秀ダートホースNARグランプリダートグレード競走特別賞を受賞した。主な勝鞍は2017年全日本2歳優駿2018年ジャパンダートダービーマイルチャンピオンシップ南部杯チャンピオンズカップ

戦績[編集]

馬名はフランス語で「風立ちぬ」の意味[1]

2歳(2017年)[編集]

2017年8月13日新潟ダート1800mの新馬戦で1番人気で出走。スタートで出遅れたものの向正面で押し上げ、3コーナーで一気に先頭に立つと後続を引き離しビッグスモーキーに7馬身をつけて圧勝、デビュー戦を飾る[2]。10月14日東京のプラタナス賞は中団待機から直線で楽に先頭に立つとソリストサンダーに2馬身半差をつけてデビュー2連勝となる[3]。そして12月13日川崎の全日本2歳優駿は最後方追走から3コーナー付近でスパートし、直線半ばで先頭に立つと外から追い上げたドンフォルティスの追撃を振り切り、無敗でJpnI初制覇をあげた[4]

3歳(2018年)[編集]

4月1日中山の伏竜Sから始動。ミルコ・デムーロが同日の阪神で騎乗するため内田博幸に乗り替わってのレースとなったが、粘るドンフォルティスを差し切れず2着となった[5]。続く6月17日東京のユニコーンステークスにはドンフォルティスが出走しないこともあって前走に引き続き1番人気に推され、直線で先頭に抜け出すと後続に0.6秒差をつける圧勝を飾った[6]。その後7月11日大井のジャパンダートダービーに出走し、最後の直線で大外から先行集団を差し切って優勝[7]。史上初めて全日本2歳優駿・ユニコーンS・ジャパンDダービーの3競走を制覇した[8]

次走は10月8日盛岡のマイルチャンピオンシップ南部杯に参戦。初の古馬との対戦となったが、JDDで2着に破ったオメガパフュームシリウスステークスに勝利[9]、ユニコーンSで本馬に次ぐ2番人気だったグリムが白山大賞典を圧勝する[10]など、既に同世代の馬たちが古馬相手に重賞を勝利していることもあり、GI/JpnI4勝馬ゴールドドリームから僅差の2番人気に推された。レースではゴールドドリームと並ぶような形で中団から競馬を進め、直線で先頭に立つと後続の追走を振り切り、3歳馬として史上初めて同競走を制覇した[11]

12月2日中京のチャンピオンズカップでは、出走を予定していたゴールドドリームが直前で回避[12]したため、単勝オッズ1.9倍の圧倒的支持を受けた。これまでの中団待機策から一転して先行し、逃げたアンジュデジールを2番手から追走[13]。直線半ばで先頭に並びかけるとそのまま後続を突き放し、クロフネカネヒキリアロンダイトに次ぐ史上4頭目の3歳馬による同競走制覇を達成した[14]。また、3歳での古馬混合GI/JpnI2勝はタイキシャトルシンボリクリスエスに並ぶ快挙となった。

この年はGI/JpnI3勝の成績を収め、2018年度JRA賞では276票中274票でJRA賞最優秀ダートホースに選出された[15]。また、JRA賞最優秀3歳牡馬の投票においても、有馬記念を勝ったブラストワンピース、ダービー馬ワグネリアンに次ぐ69票の支持を集めた[16]

4歳(2019年)[編集]

2月17日東京のフェブラリーステークスからの始動を予定していたが、左前脚に軽度の不安を発症したため回避、あわせてドバイワールドカップへの登録も見送った[17]。その後は6月26日大井の帝王賞での復帰が発表されていた[18]が、再び左前脚に不安を発症したため回避[19]。上半期は全休となった。

競走成績[編集]

以下の内容は、netkeiba.comの情報[20]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上がり3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2017.08.13 新潟 2歳新馬 ダ1800m(稍) 15 5 9 003.40(1人) 01着 R1:54.8(38.5) -1.1 M.デムーロ 54 (ビッグスモーキー) 486
0000.10.14 東京 プラタナス賞 ダ1600m(不) 11 6 6 001.40(1人) 01着 R1:36.2(35.4) -0.4 M.デムーロ 55 (ソリストサンダー) 486
0000.12.13 川崎 全日本2歳優駿 JpnI ダ1600m(良) 13 6 9 001.80(1人) 01着 R1:41.6(38.2) -0.2 M.デムーロ 55 (ドンフォルティス) 486
2018.04.01 中山 伏竜S OP ダ1800m(良) 9 7 7 001.60(1人) 02着 R1:54.9(36.6) -0.2 内田博幸 57 ドンフォルティス 496
0000.06.17 東京 ユニコーンS GIII ダ1600m(重) 16 7 14 002.30(1人) 01着 R1:35.0(35.2) -0.6 M.デムーロ 56 (グレートタイム) 488
0000.07.11 大井 ジャパンDダービー JpnI ダ2000m(良) 14 1 1 002.20(1人) 01着 R2:05.8(36.5) -0.3 M.デムーロ 56 オメガパフューム 490
0000.10.08 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(良) 14 7 12 002.10(2人) 01着 R1:35.3(35.3) -0.2 M.デムーロ 55 ゴールドドリーム 488
0000.12.02 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 2 2 001.90(1人) 01着 R1:50.1(35.6) -0.4 M.デムーロ 56 (ウェスタールンド) 490
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す
  • 競走成績は2018年12月2日現在

血統表[編集]

ルヴァンスレーヴ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ロベルト系
[§ 2]

*シンボリクリスエス
1999 黒鹿毛
父の父
Kris S.
1977 黒鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Sharp Queen Princequillo
Bridgework
父の母
Tee Kay 1991
黒鹿毛
Gold Meridian Seattle Slew
Queen Louie
Tri Argo Tri Jet
Hail Proudly

マエストラーレ
2006 鹿毛
ネオユニヴァース
2000 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ポインテッドパス Kris
Silken Way
母の母
オータムブリーズ
鹿毛 1998
*ティンバーカントリー Woodman
Fall Aspen
セプテンバーソング *リアルシャダイ
ダイナフェアリー
母系(F-No.) ファンシミン系(FN:9-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Roberto 3×5=15.63%、Hail to Reason 4×5=9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [21]
  2. ^ [22]
  3. ^ [23][21]
  4. ^ [21]

母の半妹にクイーン賞勝ち馬アイアンテーラー、母の半妹の仔に名古屋グランプリなどに優勝したチュウワウィザード、3代母の半弟に重賞4勝馬ローゼンカバリー

社台グループの名牝系であるファンシミン系に属し、同じ牝系からはアドマイヤマックスラインクラフトソングオブウインドなど活躍馬が多数輩出されている。また、いとこにはニコニコ動画の企画「リアルダービースタリオン」にて繁殖牝馬として供用されているシュシュブリーズがいる[24][25]

出典[編集]

  1. ^ スポーツニッポン、スポニチAnnex、2018年12月3日付、【チャンピオンズC】3歳が砂王!ルヴァンも「バケモン」、2019年3月5日閲覧。
  2. ^ 【新潟新馬戦】ルヴァンスレーヴが7馬身差V 昨年エピカリスに続き萩原厩舎から砂の新星誕生スポーツ報知、2017年12月13日閲覧
  3. ^ ルヴァンスレーヴが楽々とレコードV! 無傷2連勝!/プラタナス賞netkeiba.com、2017年12月13日閲覧
  4. ^ 【全日本2歳優駿】ルヴァンスレーヴが3連勝で戴冠サンケイスポーツ、2017年12月13日閲覧
  5. ^ “ドンフォルティスがルヴァンスレーヴを破って快勝!/伏竜S | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=135345 2018年7月19日閲覧。 
  6. ^ “ルヴァンスレーヴが人気に応え圧勝! JRA重賞初V/ユニコーンS | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=138551 2018年7月19日閲覧。 
  7. ^ “【ジャパンダートダービー】ルヴァンスレーヴが突き抜け3歳ダート王! | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=139737 2018年7月19日閲覧。 
  8. ^ “ダート戦線上半期を振り返る - 斎藤修 | 競馬コラム - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=40921 2018年7月19日閲覧。 
  9. ^ “【シリウスS】オメガパフュームが古馬を破って重賞初制覇!/JRAレース結果 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=143558 2018年10月8日閲覧。 
  10. ^ “【金沢・白山大賞典】JRA3歳馬グリムが逃げ切って5馬身差のレコードV/地方競馬レース結果 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=143705 2018年10月8日閲覧。 
  11. ^ “【マイルCS南部杯】ルヴァンスレーヴが完勝! 3歳馬初の南部杯V!/地方競馬レース結果 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=144134 2018年10月8日閲覧。 
  12. ^ “【チャンピオンズC】ゴールドドリームが右肩筋肉痛で回避 ルメール騎乗予定も… | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=147592 2018年12月2日閲覧。 
  13. ^ “【チャンピオンズC 勝負の分かれ目】「ダートのアーモンドアイ」が初めての先行策で圧勝。「形」のない、この馬だけの強さを発揮 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=147797 2018年12月2日閲覧。 
  14. ^ “【チャンピオンズC】3歳馬ルヴァンスレーヴ完勝! ダート界の頂点に輝く!/JRAレース結果 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=147784 2018年12月2日閲覧。 
  15. ^ 最優秀ダート馬はルヴァンスレーヴ 12年ぶり3歳受賞”. www.sponichi.co.jp. 2019年1月10日閲覧。
  16. ^ 2018年度JRA賞競走馬部門 記者投票集計結果 JRA”. www.jra.go.jp. 2019年1月10日閲覧。
  17. ^ 【JRA】ルヴァンスレーヴはフェブラリーS回避、ドバイワールドCも登録せず | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月23日閲覧。
  18. ^ ルヴァンスレーヴ、復帰目標は帝王賞” (日本語). サンスポZBAT!競馬 (2019年4月12日). 2019年6月18日閲覧。
  19. ^ ルヴァンスレーヴ、左前脚不安で帝王賞を回避”. www.sponichi.co.jp. 2019年6月18日閲覧。
  20. ^ ルヴァンスレーヴ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2019年5月7日閲覧。
  21. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ルヴァンスレーヴ|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年12月24日閲覧。
  22. ^ ルヴァンスレーヴの血統表”. netkeiba.com. 2017年12月24日閲覧。
  23. ^ 柏木集保. “青梅特別と高速コンディションが微妙に影響した展開/ユニコーンS”. netkeiba.com. 2018年7月14日閲覧。
  24. ^ 公益社団法人日本軽種馬協会. “シュシュブリーズ|JBISサーチ(JBIS-Search)” (日本語). www.jbis.or.jp. 2018年12月2日閲覧。
  25. ^ 『リアルダービースタリオン』公式サイト” (日本語). 『リアルダービースタリオン』公式サイト. 2018年12月2日閲覧。