ルーガ (レニングラード州)

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座標: 北緯58度44分 東経29度51分 / 北緯58.733度 東経29.850度 / 58.733; 29.850

ルーガの紋章

ルーガ(ルガ、ロシア語: Лу́гаラテン文字表記の例: Luga; フィンランド語: Laukaa; ヴォート語: Laugaz)はロシアレニングラード州の南西部にある都市。

ルーガ市街地

フィンランド湾に注ぐルーガ川沿いの町であり、サンクトペテルブルクからは南へ140km、ノヴゴロドからは東へ100kmの位置にある。人口は39,100人(2007年推計)、2002年国勢調査では40,434人、1989年ソ連国勢調査では41,769人だった。

歴史[編集]

ルーガ駅

ルーガは1777年エカチェリーナ2世の地方行政改革によって市の地位を与えられたが、ルーガ川沿いの現在の位置には10世紀から集落があった。ルーガという川の名はエストニア語で湿地を意味する「laugas」と共通している。ルーガには早くも1857年に鉄道が通ったが、20世紀までは重要でない町であった。19世紀末には2つしか工場がなく、レンガ造りの家も数えるほどしかなかった。ロシアの大作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフは、1908年にルーガ近郊のリューベンスクで没している。

ルーガ市200周年のオベリスク

1927年には、ルーガはレニングラード州のルージスキー地区の行政中心地となった。第二次世界大戦独ソ戦大祖国戦争)では、ルーガは激戦地となり、レニングラード包囲戦の際に決定的に重要な役割を果たした。1941年8月24日にはドイツ国防軍が占領したが、占領に至るまでのソ連の赤軍の抵抗は激しく、ドイツ軍はレニングラードを目前にしてルーガで1カ月以上足止めされた。この戦いでルーガ市は1977年に勲章を受け、2008年には軍事栄光都市の称号を得た。1944年2月12日にルーガは赤軍により解放された。戦後には歴史的な建物の再建が進み、ソ連崩壊後は農業関係の産業が立地する街になった。

経済[編集]

ルーガはルージスキー地区の行政の中心で、サンクトペテルブルク南方の交通・産業・農業・商業の中心でもある。周囲は農村地帯となっている。

街には2つの大学と3つの技術専門学校があり、サンクトペテルブルク=プスコフワルシャワを結ぶ幹線鉄道やM20幹線道路が通る。

出身者[編集]

姉妹都市[編集]