レイクヴィラファーム
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レイクヴィラファームは、北海道虻田郡洞爺湖町に所在する競走馬の生産牧場。
数々の名馬を生産しながら2011年5月をもって閉場したメジロ牧場の設備と繋養馬を、同場専務の岩崎伸道が引き継ぐ形で設立された[1]。低迷のうちに終焉を迎えたメジロ牧場から事業を継続するにあたり、岩崎と旧知の仲であった吉田勝己が経営するノーザンファームから経営・技術両面での支援を受けており、また有力なオーナーブリーダー(馬主兼生産者)として知られたメジロとは方針を異とした生産のみの牧場(マーケットブリーダー)となっている[1]。
2014年の青葉賞においてショウナンラグーンが優勝し、生産馬が重賞初勝利を挙げた。同馬はメジロ牧場生産馬でGI競走5勝を挙げたメジロドーベルの孫にあたる[2]。
主な生産馬[編集]
- ショウナンラグーン(2014年青葉賞)
- コウソクストレート(2017年ファルコンステークス)
- トリオンフ(2018年小倉大賞典、小倉記念、2020年中山金杯)
- グローリーヴェイズ(2019年日経新春杯、香港ヴァーズ、2020年京都大賞典)
- スズカプレスト(2020年京都ハイジャンプ)
主な繋養馬[編集]
※非レイクヴィラファーム生産馬のみ記載。
- メジロパーマー(功労馬、2012年死亡)
- メジロライアン(功労馬、2016年死亡)
- メジロドーベル(繁殖牝馬・功労馬)
- メジロダーリング(繁殖牝馬、2014年死亡)
- メジロベイシンガー(繁殖牝馬)
- ロゼカラー(繁殖牝馬、2016年死亡)
出典[編集]
- ^ a b “メジロは生き続ける…生産事業に専念”. nikkansports.com (2012年8月28日). 2014年5月5日閲覧。
- ^ “メジロドーベルの孫ショウナンラグーンが差し切り重賞初制覇/青葉賞”. netkeiba.com (2014年5月3日). 2014年5月5日閲覧。
外部リンク[編集]
座標: 北緯42度37分48.9秒 東経140度47分5.7秒 / 北緯42.630250度 東経140.784917度
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