レジギガス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: 案内検索
レジギガス
全国
ヒードラン - レジギガス(#486) - ギラティナ
基礎データ
英語名 Regigigas
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第4世代
ポケモン学
分類 きょだいポケモン
タイプ ノーマル
高さ 3.7m
重さ 420.0kg
特性 スロースタート
テンプレートを表示

レジギガスは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

目次

特徴 [編集]

巨人のような姿をした伝説のポケモン。名前もそのまま巨人を意味する「ギガス(ギリシア神話の巨人・ギガース)」が由来である[1]。白と黄色の体色を持ち、体中の随所に黒いボディラインが走り、両肩と両脚には植物のような緑色の物体が付着している。また、胸部から腹部にかけて3色の模様が存在する。

特殊な岩石と粘土からレジロックを、氷山の氷からレジアイスを、マグマからレジスチルを創り出した創造主にして、この3体の上に君臨する王だという伝説があり、3体同様に顔にあたる部分に点字を模したと思われる7つの目がある。普段は石像のようにじっとしているが、3匹の存在を感じると動き出す。

凄まじい怪力を持ち、縄で縛られた大陸を引張って動かしたという伝説が残っている。また、シンオウ地方各地に散らばるプレートに刻まれた文によると、かつてはノーマルタイプ以外の巨人型ポケモンも存在したのだが、アルセウスと思しき存在によって倒されプレートへと姿を変えられて、レジギガスだけが残ったのだという。それを示すかのように、ノーマルタイプのプレートは存在していない。

ゲームでのレジギガス [編集]

ダイヤモンド・パール・プラチナ』では、キッサキ神殿の最深部に1匹だけ存在する。捕まえるには、レジロック・レジアイス・レジスチルの3匹が全て手持ちにいなければならない。3匹が手持ちにいないとただの巨像であるが、いると動き出して戦闘になる。レベルは『ダイヤモンド・パール』では70。『プラチナ』では1[2]

伝説のポケモンではアルセウスと同じく、数少ないノーマルタイプのみのポケモンであるが、アルセウスは持たせるプレートでタイプが変わるため、純粋なノーマルタイプと言い難い面もあり、アルセウスを除いた場合は唯一のノーマルタイプである。

レジギガスのみが覚えられる技に、相手の体力が多いほど与えるダメージが高まる技「にぎりつぶす」がある。能力は「とくこう」以外は全体的に高く、特に「こうげき」は攻撃力の高いグラードンレックウザをも超え、全ポケモン中でもトップクラスを誇る。しかし、場に出てから5ターンの間「こうげき」と「すばやさ」が半減してしまうという、デメリットのみの特性「スロースタート」を持ち、さらに「ねむる」や「まもる」といったターン数を稼ぐ技もほとんど覚えないため、5ターン耐える事すら難しい。ダブルバトルやトリプルバトルでは、味方が「スキルスワップ」や「いえき」といった、特性を変えたり無効化させる技を使うことで「スロースタート」の効果を即座に消すことができるが、そうでないシングルバトルでは実力を発揮できないことも多々あるため、上級者向けのポケモンであると言える。

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』のバトルタワーでは、タワータイクーンのクロツグが使用する。このレジギガスは『ダイヤモンド・パール』では弱点となるかくとうタイプのダメージを一度だけ半減する「ヨプのみ」を、『プラチナ』以降では相手の攻撃がはずれ易くなる「ひかりのこな」を所持している。

2008年の映画『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』では、前売券の特典として、レベル100のレジギガスが配布された。親は「テンイむら」。覚えている技は前述した専用技「にぎりつぶす」に加え「いわなだれ」「こごえるかぜ」「アイアンヘッド」(それぞれレジロックら3匹を象徴する技)の4種で、ピンチ時に一度だけ行動が早くなる「イバンのみ」を持っている。また、このレジギガスを『プラチナ』に連れて行くとイベントが起こり、レジロック・レジアイス・レジスチルを捕獲することができる。通常プレイで入手した(キッサキ神殿で捕まえた)レジギガスではこのイベントは起こらない。故に、この「テンイむら」のレジギガスを所持していない場合、レジロック・レジアイス・レジスチルの3匹をDS版で直接入手することはできないため、全国図鑑を完成させるにはGBA版『ルビー・サファイア・エメラルド』が必須となる。よって、一次入手にこれら3匹が必要となるレジギガスも、現時点ではDS版の通常プレイのみで入手することができない。

外伝作品でのレジギガス [編集]

ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊』ではエンディングのダンジョン「ばんにんのどうくつ」のボスとしてダンジョン最深部に登場。レジロック・レジアイス・レジスチルは同ダンジョンの中ボスとして登場している。レジギガス戦闘時は自身とともに石化していた大量のサワムラードータクンを引き連れて襲い掛かってくる。イベントで「ばんにんのどうくつ」をクリアした後に再度ダンジョンに入って勝利・クリアすると仲間にすることが出来る。本作の特性「スロースタート」は階層切り替えた直後に行動速度が半減状態になるというもので、攻撃力の低下はなく、速度低下も4ターンで解除される。また、レジギガス専用アイテム「まもりのリング」を入手して所持すると状態異常を全て無効化し、スロースタートを防ぐことが出来る。

ポケモンレンジャー バトナージ』では、レジギガス自身とエクストラミッション(期間限定で配布される特殊なミッション)でのみ出現するポケモンを除く266体のポケモン全てをキャプチャしてイベントを発生させ、かつレジロック・レジアイス・レジスチルが手持ちに居る状態で、カバルドンしんでんの最深部へ行くと現れる。動作速度自体はやや遅めだが、他を圧倒するHP・パワーを兼ね備え、更には歩く度にダメージ判定のある衝撃波を発するなど隠しボスの名に恥じない力を持っている。

ポケモンレンジャー 光の軌跡』では真の黒幕の組織、ティーパーティーの一員であるアックスが使用する。前作さながらのパワーを持ち合わせ、後半戦になると衝撃波の範囲が広がる。

アニメでのレジギガス [編集]

ダイヤモンド&パール』129話でテレビシリーズ初登場。普段はキッサキ神殿の奥で青い光の玉となって眠りについているが、ポケモンハンターJのボーマンダの攻撃で無理矢理目覚めさせられ、怒り狂って「はかいこうせん」を撃ちまくる。ジンダイのレジロック・レジアイス・レジスチルを圧倒する桁違いのパワーを誇り、キッサキ神殿を破壊した後、「あやしいひかり」でジンダイのレジロック、レジアイス、レジスチルを従え、4匹で歩きながら「はかいこうせん」など飛び道具を撃ちまくる。

Jの作戦により捕獲されそうになるが、「あやしいひかり」が解けたレジロック・レジアイス・レジスチルと、その場にやってきたジンダイが身を挺(てい)して守った事で我に返り、サトシ達を助けてJに反撃し、Jに依頼した人物が依頼をキャンセルしたため、Jの一団は撤退した。固められていたジンダイとレジロック達を「めざめるパワー」で元に戻し、再び青い玉となって眠りにつく。使用技は「はかいこうせん」「あやしいひかり」「めざめるパワー」。レジロック・レジアイス・レジスチルに対し、両腕を振り上げて叩きつける攻撃もしている。なお、このレジギガスはレジロック達とは違い、片手で「はかいこうせん」を放つ。

173話ではニャースの妄想シーンの中でギラティナと戦闘を行っていた。他にもヤマトやコサブロウも登場した。

オープニング「ハイタッチ!」「ハイタッチ! 2009」のラストにも登場しており、両手で構えて「はかいこうせん」を放ち、それをダークライが受け止めている。

映画でのレジギガス [編集]

2008年公開の『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』に登場。テンイ村近くにある氷河の奥の祠で眠りについていた。反転世界が傷ついたことによって氷河が動きだし、村や花畑が危機に陥った時に登場。数十匹のマンムーとともに氷河を食い止めるべく奮闘する。「ばかぢから」と思われる技で凄まじい力を発揮するも、押さえきることはできず、なんとか氷河が動くのを鈍らせる。ギラティナが反転世界を修復して氷河が止まった後は、再び祠に戻り眠りについた。エンディングでは、偶然祠の前に迷い込んだロケット団を、「はかいこうせん」と思われる技(どんな技なのかはっきりとは見えない)で吹き飛ばしている。声優相馬幸人

この映画の前売券には、レベル100のレジギガスを『ダイヤモンド・パール』で受け取ることができる引換券が付属した。

ポケモンカードでのレジギガス [編集]

ポケボディー「スロースタート」の働きでサイドが3枚以下にならないと攻撃ができないが、「にぎりつぶす」は120と攻撃力が高い。

LV.Xのポケパワー「サクリファイス」は自分のポケモンをきぜつさせるが、トラッシュの基本エネルギーをつける上にダメージカウンターも8個とってしまうポケパワー。ギガブラスターは100ダメージの上に、相手の手札一枚と山札の上一枚をトラッシュすることができる。

漫画でのレジギガス [編集]

脚注 [編集]

  1. ^ 女子大生が訊く『ポケットモンスターブラック・ホワイト』
  2. ^ 現在、野生でレベル1で出現するポケモンは、レジギガス以外にはコイキング(同じく『プラチナ』のみ)しかいない。
[ヘルプ]

関連項目 [編集]