レッドハット

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Red Hat, Inc.
種類 株式会社
市場情報 NYSERHT
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州ラーレー
設立 1993年
業種 情報・通信業
事業内容 ソフトウェア開発・販売・マーティング・サポート・プロフェッショナルサービス
代表者 Jim Whitehurst CEO兼社長
Bob Young 創始者
Marc Ewing 創始者
売上高 11億3300万US$ (2012年度:2012年2月決算期)
従業員数 約7100人 (2015年1月)
決算期 2月
外部リンク www.redhat.com/en
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レッドハット株式会社
Red Hat K.K.
種類 株式会社
本社所在地 150-0013
東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号 恵比寿ネオナート8F・5F
設立 1999年
業種 情報・通信業
事業内容 ソフトウェア開発・販売・マーティング・サポート・プロフェッショナルサービス
代表者 望月弘一 代表取締役
廣川裕司 会長
資本金 1億円
外部リンク www.redhat.com/ja/global/japan
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レッドハット (Red Hat) とは、主にLinuxディストリビューションRed Hat Enterprise Linuxを製品として販売・開発・サポートしている会社である。

概要[編集]

オープンソースソフトウェアを利用したビジネスを展開している。ソフトウェアライセンス料は無料、ソフトウェアのアップデート・アップグレード・保守サポートなどを一体化したサブスクリプション(年間契約費)で販売する事業モデルである。

レッドハットのLinuxディストリビューション (以下 Red Hat Linux) は、コピーレフト (GPL) なソフトウェアを中心に構成されている。レッドハットが独自に製作したソフトウェアもコピーレフトで公開されている。このため、Red Hat Linuxを元にしたLinuxディストリビューションが数多く存在する。例としては、CentOSTurbo LinuxOracle Linuxなどである。

歴史[編集]

Linuxの歴史の初期から、より一般的なユーザーが利用できるように、LinuxカーネルGNUプロジェクトBSDX11等のソフトウエアを組み合わせて、ネットワークサーバワークステーションとして使えるようにして来た。

2001年にレッドハット系のCaldera、Conectiva、SuSETurbolinuxが集まって共同のGNU/Linuxの基本となる United Linux が公開されているが、現在事実上活動停止の状態にある。この背景には、SuSEがノベルに買収されたり、SCO Group( 旧 Caldera International )による IBM 提訴などがあるとされる。「法的には存在しているが、明かりは消した」状態であると最近のニュースメディアでは報道された。

2003年の Red Hat Linux 9 を最後にコンシューマ向けのディストリビューションの販売・サポートを中止し、これを Fedora Project に移譲した。企業向けの Red Hat Enterprise Linux を軸にサポート・トレーニング・プロフェッショナルサービスなどを収益の軸に据えるようになる。

2006年にはオープンソースミドルウエアの最大手 JBoss Inc. を買収し JBoss Enterprise Middleware を市場投入。Linux 事業に続く2つ目の事業の核を構築。2008年2月にフロリダオーランドで行われた JBoss World では業界で初めてのサービス指向アーキテクチャ (Service Oriented Architecture、SOA) オープンソースソリューションである JBoss Enterpise SOA Platform を市場投入している。これにより、それまでのように OS だけでなく、オープンソースソフトウェアによる統合的なITソリューションを構築できる製品が揃いつつある。

2006年12月12日に取引所を NASDAQ から、ニューヨーク証券取引所へ変更した。これに伴いティッカーシンボルも「RHAT」から「RHT」へ変更された。

2008年買収した Qumranet 社の仮想化技術であるカーネルにハイパーバイザー機能を持たせる KVM やデスクトップ仮想化 VDI 、さらに分散ファイルシステムの登場などによりOSの役割が多様化するに従い、仮想化クラウド分野において積極的な成長を図っている。2012年1月 KVMベースの仮想化を最大限に活用できる Red Hat Enterprise Virtualization (RHEV) をオープンソースソフトウェアとして販売開始した。

2010年、Linuxを中心としたプラットフォーム事業部、JBossを中心としたミドルウェア事業部に加え、第3の事業部であるクラウド事業部を発足。KVM仮想化やRHEV (Red Hat Enterprise Virtualization) という仮想化管理ソフト、JON (JBoss Operations Network) というミドルウェア管理ソフトなどを駆使したクラウドソリューションを市場投入。IBMAmazon 、SAAVIS や日本の NTTソフトバンク富士通などのパブリッククラウドコンピューティング提供者との提携を結んでいる。

同年11月には PaaS ソリューション関連製品を持つ MAKARA 社を買収し、Linux、KVMを中心としたIaaSクラウドソリューションに加えJBoss, SOAを含んだPAASクラウドソリューションの投入を計画している。

2012年からは第4の事業部としてストレージ( 2011年10月に買収したGlusterFS )を展開し始めた。

2012年度決算(2012年2月末)では11億3300万ドルの売上(前年同期比25%増)を発表、ジェームス・ホワイトハースト CEOが着任以来4年で2.2倍の売上成長を達成。株価も過去最高となっている。CEO はさらにオープンクラウド戦略を標榜し更なる事業成長への展開を開始している。

2018年、CoreOSの買収を発表[1]。コンテナ型の仮想化技術に注力していくとされる。

主力事業[編集]

世界や日本のトップクラウド・サービス・プロバイダー(アマゾンIBM富士通NTTソフトバンク、テレストラ、等)とパートナーシップを結んでおり急速にオープンクラウド・仮想化事業を伸ばしている。

認定資格[編集]

レッドハッドは以下の認定試験及び資格を提供している[2]。資格に応じた推奨コースも提供される。

Red Hat Enterprise Linux 関連[編集]

  • RHCSA(Red Hat Certified System Administrator)
  • RHCE(Red Hat Certified Engineer)- RHCSAの認定が必要
  • エキスパート認定 - Server Hardening -
  • エキスパート認定 - High Availability Clustering -
  • エキスパート認定 - パフォーマンスチューニング -

クラウド/仮想化関連資格[編集]

  • RHCSA - Red Hat OpenStack -
  • RHCE - Red Hat OpenStack -
  • RHCVA(Red Hat Certified Virtualization Administrator)
  • エキスパート認定 - Hybrid Cloud Storage -

DevOps/コンテナ技術関連資格[編集]

  • エキスパート認定 - Platform-as-a-Service -
  • エキスパート認定 - Ansible Automation -

JBoss関連資格[編集]

  • RHCJD(Red Hat Certified JBoss Developer)
  • RHCJA(Red Hat Certified JBoss Administrator)

Red Hat アーキテクト[編集]

  • RHCA(Red Hat Certified Architect)

製品[編集]

LINUX関連

  • Red Hat Enterprise Linux
  • Red Hat Enterprise MRG: Messaging Real Time Grid
  • Red Hat HPC Solutions
  • Red Hat Cluster Suite
  • Red Hat Global File Systems
  • Red Hat Application Stack

JBossミドルウェア関連

  • JBoss EAP: Enterprise Application Platform
  • JBoss EWS: Enterprise Web Server
  • JBoss SOA Platform
  • JBoss EPP: Enterprise Portal Platform

クラウド・仮想化関連

  • Cloud Certified Program
  • Red Hat Global File Systems
  • RHEV: Red Hat Enterprise Virtualization
  • RHN: Red Hat Network
  • JON: JBoss Operations Network

サービス関連

  • GPS: Global Professional Service
  • GLS: Global Learning Service

関連する主なオープンソース・プロジェクト[編集]

関連項目[編集]


脚注[編集]

  1. ^ Red Hat to Acquire CoreOS, Expanding its Kubernetes and Containers Leadership”. 2018年1月31日閲覧。
  2. ^ RED HAT トレーニング”. 2018年1月19日閲覧。