レーワルデン
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レーワルデン Leeuwarden / Ljouwert | |||||
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位置 | |||||
![]() レーワルデンの位置 | |||||
座標 : 北緯53度12分0秒 東経5度47分24秒 / 北緯53.20000度 東経5.79000度 | |||||
行政 | |||||
国 | ![]() | ||||
州 | ![]() | ||||
基礎自治体 | レーワルデン | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
基礎自治体域 | 84.10 km2 | ||||
人口 | |||||
人口 | (2007年現在) | ||||
基礎自治体域 | 92,203人 | ||||
人口密度 | 1096.3人/km2 | ||||
その他 | |||||
等時帯 | 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1) | ||||
夏時間 | 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2) | ||||
公式ウェブサイト : http://www.leeuwarden.nl/ |
レーワルデン(Leeuwarden, [ˈleːʋɑrdə(n)] ( 音声ファイル); 西フリジア語: Ljouwert, [ˈljɔːʋt]、または Liwwadden)はオランダの都市。フリースラント州の州都。オランダ北部の重要な牛市場があり、酪農製品の製造が盛ん。2018年にはマルタのバレッタとともに欧州文化首都であった。
地勢・産業[編集]
干拓事業により造られた土地の為、標高は海面下であり、ワデン海やアイセル湖に程近い。オランダの代表的な酪農の町で、運河が通り、酪農製品の集散地となっている。機械・金属・木工・紙製品などの工業も盛んである。近隣の都市としては、約20キロ西のハルリンゲン、50キロ東のフローニンゲン、55キロ南東のメッペル、75キロ南のズヴォレなどが挙げられる。首都アムステルダムまでは南西に直線105キロである。
歴史[編集]
かつてはミデル海(en)(13世紀に始まった干拓事業で消滅)に接する港町であった。1453年に都市権を獲得し、1504年にフリースラントの首都となった。1582年から1747年までの165年間現オランダ王室の祖先にあたるオラニエ家(当時は北部七州の総督)の居地であった。16世紀から18世紀にかけては特に金銀細工の中心地として知られた。第二次世界大戦による被害で荒廃したが、戦後復興を果たしている。

文化[編集]
市庁舎(1724年完成)、重量検定所(1598年完成)などの歴史的建築物が数多く残存する。
出身人物[編集]
- マウリウス・コーネリス・エッシャー - 版画家[1]。
- マタ・ハリ - スパイ[1]。
- サスキア・ファン・オイレンブルフ - 画家レンブラント・ファン・レインの妻[1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d “オランダ北の都レーワルデン”. オランダ&フランダース (2016年11月21日). 2019年2月11日閲覧。
外部リンク[編集]
- レーワルデン自治体公式サイト (オランダ語)
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