ロイ (ファイアーエムブレム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ロイRoy)は、任天堂ゲームボーイアドバンス用ソフト『ファイアーエムブレム 封印の剣』に登場する架空の人物で、同作の主人公である。

メディアミックス作品における担当声優福山潤

ファイアーエムブレム 封印の剣でのロイ[編集]

15歳。クラスはロード→マスターロード。属性は炎。エリウッドの息子でフェレ家の公子。『封印の剣』の主人公。若き獅子や炎の子といわれる。専用武器はレイピア封印の剣。公式サイトでは人気投票で1位を獲得。ニンテンドードリームのGBA3部作総合の人気投票(2005年5月6日号)においても1位を獲得している。

戦場から逃げ出す敵兵を追撃しないなど必要以上の戦いを好まない穏やかな性格をしているが、オスティアに留学して魔道軍将セシリアから帝王学について学んだおかげか、シリーズ歴代の主人公でも15歳の若さでありながら政治的な判断力は的確かつ迅速。物事の本質を見抜く高い眼識を持つ[1]。また、自分が貴族であることをまったく鼻にかけず、誰に対しても常に謙虚な態度を崩さない。

支援相手は最多の10名。主人公の特権かヒロイン候補は総計6人で、幼馴染であるオスティア家の公女リリーナから恋心を抱かれている。恋愛に関して情熱的だった父と比べると、告白台詞などはさりげないものが多い(シャニーは告白されたかどうかで悩んでいた)。一方、主従の距離を保とうとする乳兄弟ウォルトや引退を考える師マーカスに対しては、感情的な言動で説得を図っていた。基本的に穏やかであるがゼフィールのようなどんな相手にも怯まぬ豪胆さもあり[2]、間違っていることには厳しく、正義感の強さから非常識なことは許せない。

作中の活躍[編集]

リキア編
突如他国への侵攻を開始したベルンに対抗するため、病気の父に代わりフェレ騎士団を率いて出陣する。
しかし同盟軍の盟主であったオスティア侯ヘクトルの戦死からその遺言に従い、同盟側の裏切り者に苦しめられつつも残党部隊を連れてヘクトルの一人娘リリーナの保護と伝説の武器を得るために進軍することになる。
クーデター編
先のリキアでの活躍を認められたことでリキア同盟軍の将となり復興の道を歩んでいたところ、大国エトルリアからの要請で西方の島々(西方三島)への出兵を余儀なくされる。
やがて現地で島の真実を暴いたことにより、エトルリアで渦巻く陰謀とその陰で暗躍するベルンの存在に海を越えて再び立ち向かうことになる。
人竜戦役編
エトルリア国王の援助により正式にベルン討伐の遠征部隊を結成。ベルンの討伐とこれまでの戦いにちらついてきた千年前に滅び去ったはずの竜の存在。
因縁の決着と謎を解き明かすべくベルン三竜将や国王ゼフィールの待ち構えるベルン王国。そしてベルン奥深くの忘れられた地へと大軍を進めていく。

漫画「覇者の剣」でのロイ[編集]

月刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた漫画ファイアーエムブレム 覇者の剣』(原作:井沢ひろし・作画:山田孝太郎)では主人公・アルと西方三島およびベルン本城で協力して戦い、封印の剣でベルン国王・ゼフィールを倒している。その際、封印の剣はロイの平和への熱き想いを具現化させ、激しい炎に包まれていた。

ファイアーエムブレム覚醒でのロイ[編集]

本作では本編ストーリーに関わってはいないが、異世界の英霊を召喚するアイテム『英霊の魔符』にて呼び出された幻影を仲間にすることが可能である[3]

ロイの魔符は『封印の剣』時の公式イラストを使用したものと、本作向けに描き下ろされたイラストを使用したものの2種類があり、前者はいつのまに通信を使用することで、後者は有料の追加コンテンツで仲間にすることが可能。

新規イラストの担当は藤坂公彦で、兵種「傭兵」の衣装をモチーフにし、アレンジを加えたデザインになっている。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでのロイ[編集]

2002年3月29日の『封印の剣』発売よりも前の2001年11月21日に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に一足早く出演。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ全編を通しても、発売前のゲームのキャラクターが登場した事例はロイが唯一である。声優は日本国外も含め福山潤が担当。

発売当時、封印の剣は日本国外では未発売だったため、ロイは日本国外版では当初削除される予定であったが、そのキャラクター性が発売前より米国任天堂のスタッフやユーザーからの評判が良かったため、日本国外版『Super Smash Bros. Melee』でもそのまま登場することになる。

公式HPのロイが紹介しているページにあるキャラクターグラフィック、アドベンチャーとオールスターで入手できるフィギュアにある鞘が、プレイヤーキャラクター方には無いという仕様は鞘があるとマントに突き抜ける事が要因であり、アピールに名残が残っている[4]

続編の『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではプレイヤーキャラクターとしては参戦していないが、作中の「シール」としてロイのイラストが登場しており、原作の楽曲『Winning Road ~ロイの希望』も用意されている。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』でも前述の楽曲が続投となった。

2015年6月15日より『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で有料の追加キャラクターとして配信[5]。デザインは一新されている。声優は日本国外も含め福山潤が続投。なお、同作では既にマリオシリーズからクッパJr.のカラーバリエーションとして同名のロイが参戦しており、同シリーズ全編を通して同名の別キャラクターが参戦した事例はこのロイが初となる。

脚注[編集]

  1. ^ 『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』(2010年発行)より
  2. ^ 『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』(2010年発行)より
  3. ^ ファイアーエムブレム 覚醒 : 配信中の追加コンテンツ
  4. ^ 以下の外部リンク先を参照。速報スマブラ拳!!アンケート集計拳
  5. ^ 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:有料追加コンテンツ配信!!

関連項目[編集]