ロス・ストリップリング

ロス・ストリップリング
*Ross Stripling*
トロント・ブルージェイズ #48
	ロサンゼルス・ドジャース時代; (2018年5月19日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ペンシルベニア州モンゴメリー郡ブルーベル（英語版）
生年月日	1989年11月23日（31歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 210 lb ＝約95.3 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2012年 MLBドラフト5巡目
初出場	2016年4月8日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	キャロル高等学校（英語版）; テキサスA&M大学; ロサンゼルス・ドジャース (2016 - 2020); トロント・ブルージェイズ (2020 - );
	この表について

トーマス・ロス・ストリップリング（Thomas Ross Stripling, 1989年 11月23日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州モンゴメリー郡ブルーベル（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。愛称はチキン・ストリップで、本人曰く、他にもストリップを用いた愛称があるが不適切なため公にはしていない^[1]。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

テキサスA&M大学時代のチームメイトにマイケル・ワカとタイラー・ネイキンがいる。2011年のMLBドラフト9巡目（全体288位）でコロラド・ロッキーズから指名されたが、この時は契約しなかった。

プロ入りとドジャース時代[編集]

2012年のMLBドラフト5巡目（全体176位）でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ（英語版）でプロデビュー。14試合（先発12試合）に登板して1勝0敗、防御率1.24、37奪三振を記録した。

2013年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスとAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、2球団合計で27試合（先発22試合）に登板して8勝4敗1セーブ、防御率2.82、117奪三振を記録した。

2014年は3月にトミー・ジョン手術を受けた影響で、全休した。

2015年はA級グレートレイクス・ルーンズとAA級タルサ・ドリラーズ^[2]でプレーし、2球団合計で14試合に先発登板して3勝6敗、防御率3.66、59奪三振を記録した。オフの11月20日に40人枠入りした^[3]。

2016年4月8日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で先発でメジャーデビュー。この試合で7.1回まで無安打で抑えていたが、投球数が100球になったところで降板した^[4]^[5]。その後、5月13日のセントルイス・カージナルス戦でメジャー初勝利を挙げた^[6]。この年は最終的に22試合に登板し、うち14試合で先発登板。5勝9敗、防御率3.96、WHIP1.26という成績を記録した。また、ルーキーイヤーから100.0イニングを投げた。

2017年は49試合（先発2試合）に登板して3勝5敗2セーブ、防御率3.75、75奪三振を記録した。

2018年は33試合（先発21試合）に登板して8勝6敗、防御率3.02、136奪三振を記録した。

2019年は32試合（先発15試合）に登板して4勝4敗、防御率3.47、93奪三振を記録した。

ブルージェイズ時代[編集]

2020年8月31日に後日発表選手^{[注 1]}とのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した^[8]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2016	LAD	22	14	5	9	0	0	.357	419	100.0	96	10	30	3	1	74	6	46	44	3.96	1.26
2017		49	2	3	5	2	5	.375	304	74.1	69	10	19	4	0	74	2	31	31	3.75	1.18
2018		33	21	8	6	0	3	.571	503	122.0	123	18	22	2	1	136	3	42	41	3.02	1.19
2019		32	15	4	4	0	3	.500	370	90.2	84	11	20	0	2	93	4	40	35	3.47	1.15
MLB：4年		136	52	20	24	2	11	.455	1596	387.0	372	49	91	9	4	377	15	159	151	3.51	1.20

2019年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2016	LAD	22	9	26	0	3	1.000
2017		49	5	11	1	0	.941
2018		33	8	15	1	1	.958
2019		32	5	12	1	0	.944
MLB		136	27	64	3	4	.968

2019年度シーズン終了時

背番号[編集]

68（2016年 - 2020年8月30日）
48（2020年9月4日 - ）

脚注[編集]

注釈[編集]

^ 2021年2月23日にライアン・ノダ（英語版）と発表されている^[7]。

出典[編集]

^ Dodgers Players Weekend nicknames explained MLB.com （英語） (2017年8月25日) 2017年9月17日閲覧
^ 2015年よりドジャース傘下
^ Ken Gurnick (2015年11月20日). “Cotton, Stripling added to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2016年8月25日閲覧。
^ “Stripling pulled with no-no in 8th, next batter homers”. MLB.com (2016年4月8日). 2016年8月25日閲覧。
^ “マエケン同僚新人が大記録目前で降板しまさかの悲劇”. 日刊スポーツ (2016年4月9日). 2016年8月25日閲覧。
^ Jack Baer, Jenifer Langosch (2016年5月14日). “LA buoyed by Puig's pop, Cards' slop” (英語). MLB.com. 2016年8月25日閲覧。
^ Connor Byrne (2021年2月23日). “Dodgers, Blue Jays Complete Ross Stripling Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月19日閲覧。
^ “Blue Jays Acquire Ross Stripling” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月31日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Ross Stripling stats MiLB.com （英語）
Ross Stripling (@RossStripling) - Twitter
Ross Stripling (ross_stripling) - Instagram

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[8] 2021年2月23日にライアン・ノダ（英語版）と発表されている^[7]。

[1] Dodgers Players Weekend nicknames explained MLB.com （英語） (2017年8月25日) 2017年9月17日閲覧

[2] 2015年よりドジャース傘下

[3] Ken Gurnick (2015年11月20日). “Cotton, Stripling added to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2016年8月25日閲覧。

[4] “Stripling pulled with no-no in 8th, next batter homers”. MLB.com (2016年4月8日). 2016年8月25日閲覧。

[5] “マエケン同僚新人が大記録目前で降板しまさかの悲劇”. 日刊スポーツ (2016年4月9日). 2016年8月25日閲覧。

[6] Jack Baer, Jenifer Langosch (2016年5月14日). “LA buoyed by Puig's pop, Cards' slop” (英語). MLB.com. 2016年8月25日閲覧。

[7] Connor Byrne (2021年2月23日). “Dodgers, Blue Jays Complete Ross Stripling Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月19日閲覧。

[9] “Blue Jays Acquire Ross Stripling” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月31日閲覧。

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