ロヂャース (小売店)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
北辰商事株式会社[1]
Hokushin-Shouji co.,ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
180-0004
埼玉県さいたま市桜区山久保1-11-1
設立 1970年昭和45年)2月26日[1]
業種 小売業
事業内容 総合ディスカウントストア
代表者 代表取締役社長 太田 順康[広報 1]
資本金 5,000万円
売上高 479億3,200万円(2015年3月期)
総資産 592億4,000万円(2015年3月現在)
従業員数 2,100名(2016年4月現在)
支店舗数 12店舗(吉祥寺店を含む)
決算期 3月末日
主要子会社 株式会社ロヂャース(吉祥寺店)
外部リンク http://www.rogers.co.jp/
テンプレートを表示

ロヂャース埼玉県さいたま市桜区に本社[広報 1]を置く北辰商事株式会社(ほくしんしょうじ)が運営する、埼玉県内を中心に展開するディスカウントストアである。太田順康[広報 1]代表取締役社長を務めている。

概説[編集]

1970年昭和45年)2月26日に大田実が北辰商事株式会社を設立[1]する。1972年(昭和47年)2月に[1]浦和市新大宮バイパス埼大通りの交差点付近で開業した、ボウリング場「ロヂャースボウル」が発祥である[2]。洗濯機や冷蔵庫も提供されるなど景品が豪華で当時有名であったが、ボウリングブームの低下から1973年昭和48年)6月に[1]「ロヂャース浦和店」を開店して[広報 2]小売業に転換した。「日本最初のディスカウントストア」をうたい[3]、豪華景品の仕入れを元に、ボウリングレーンの上に床板を張り、屋上にボーリングピンのモニュメントが2005年の大規模改築まで設置されるなど、簡素な改装で開業した。

総合ディスカウントストアとして食料品、日用品雑貨、家電製品、衣料、レジャー用品、医薬品[注釈 1]など多様な商品を扱い、プライベートブランド商品「mykai マイカイ」も手がけている。

クレジットカードは、2003年頃から2007年頃までの間にソニーファイナンスと提携して発行された「ロヂャースカード」以外は扱わず、現金販売に特化[3]していたが、2019年4月から国際ブランドカードのVisaMasterJCBAMEXDinersが利用できる。浦和店の埼大通り側正面入口に1980年代後半から2000年頃まで東京シティファイナンスの「SEIYUキャッシュポイント」が設置されていた。2019年4月1日から各種クレジットカードと電子マネーに対応し、2020年1月31日からマイカイポイントカードを発行している。ネット店舗もクレジットカードが利用できる。

「ロヂャース」の名称は前社長の太田実が好んだ、女優ジンジャー・ロジャースから採っている。

多くの店舗は1990年代の後半に改築あるいは新規出店され、実質的な本店の浦和店も30年を経過した2005年に建て替えに近い大改築を行い、ボウリング場の面影はない。

1987年に放映されたテレビCM[4]ウェブサイトの開設時からディスカウントスーパーを名乗っている。

2016年1月から、ピーク時間帯のレジ行列解消に向けてセミセルフレジの導入を順次進めている[5]

2018年7月1日に、本社を武蔵野市の吉祥寺店からさいたま市桜区の浦和店内へ移転し、代表取締役社長が太田実から太田順康となる[6]

2019年3月12日に、吉祥寺ダイヤ街にある吉祥寺店を閉店し、ダイヤ街内で移転して4月13日に新装開店した。

2019年6月27日に、東京23区への初出店となる浅草店が開店する。

2019年12月9日、前社長の太田実が94歳で死去[7]

2021年1月22日、閉店したスーパーバリュー東所沢店の跡地にマイカイマート東所沢店が開店した[8]

店舗[編集]

  • 主力の「ロヂャース」のほか、品揃えを絞った「ロヂャースマート」、食品中心の「マイカイマート」の3業態がある。
  • 各店舗の詳細は公式ウェブサイト「店舗情報」を参照。

その他[編集]

  • 映画「Shall we ダンス?」に協賛し、劇中でダンス大会の看板に「ロヂャース」と表示されて全国で知られた。当時社長の太田実が自宅にダンス場を設けるほどに社交ダンスを愛好し、日本インターナショナルダンス選手権大会などダンス競技会場で協賛や看板を出していた。
  • 以前は福岡県に「ロヂャース」があった。福岡県で貸衣装業「三角商事」を営む三角光徳が、北辰商事の記事を読んで1978年5月に社長の太田実を訪問すると、太田は光徳に「いつでも修業においで」と伝え、秋以降に光徳と弟の勝信が太田の家で修業した。太田は成果を認めて「暖簾分け」を許し、福岡県で「ロヂャース」が開業した。のちに三角商事が保有する店舗は「ルミエール」に改称された。
  • 進め!電波少年」の企画「社長のカツラをかぶって人生の勝利者になりたい!」で、社長の太田実は松村邦洋にカツラが外されかけた(1995年3月12日放映)。
  • 神奈川県鎌倉市手広に「鎌倉ロヂャース」が存在したが、2007年11月30日に閉店した。
  • 開店当初は大宮店の看板に「ロヂャース2」と記していた。商品をパレットに積載された入荷時の状態で大型倉庫に並べて販売して管理費の抑制を試みたが、のちに一般的な陳列方法と通常の店舗名に変更した。
  • 「行くならみんなでロヂャース」のキャッチコピーで林家ペー&パー子を起用したテレビコマーシャルを放送していた。
  • 太田実の息子である太田万三彦は、ディスカウントストアのジェーソンを経営している。

店舗例ギャラリー[編集]

マスコットキャラクター[編集]

  • 辰(しん)ちゃん
  • 猫たち&原島(はらしま)ろぢゃミ

商品単独訴求や季節商品などで、2017年以降見られるイラストである。左側に女児、文面の周囲に猫が数匹描かれ、2019年はmykaiマークに「原島ろぢゃミ専用」と記された赤色ボディボードを支える立ち姿が描かれた。また、ろぢゃミの誕生日は10月11日である。

脚注・出典[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 久喜店、北本店、川口店、浅草店及び、ロヂャースマート大和田店、マイカイマート上尾店、東所沢店を除く[要出典]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 1465 
  2. ^ 朝日新聞、2010年10月16日夕刊、5面。
  3. ^ a b ロヂャースについて”. 東建コーポレーション(ホームメイト・リサーチ). 2018年8月15日閲覧。
  4. ^ soikll5 (2013-11-13), '78-92 関東ローカルCM集vol.12, https://www.youtube.com/watch?v=Rg_-XWD-KE8&feature=youtu.be 2019年6月25日閲覧。 
  5. ^ 日本食糧新聞電子版 2016.08.08 11396号 04面より。
  6. ^ 食料新聞HP 2018年11月23日閲覧
  7. ^ 前北辰商事㈱・㈱ロヂャース代表取締役社長 太田実逝去 ダンスビュウ 2020年1月24日閲覧。
  8. ^ マイカイマート東所沢店 ロヂャース公式サイト

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]