ロトム

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ロトム
全国
ユキメノコ - ロトム(#479) - ユクシー
シンオウ
マナフィ - ロトム(#152) - グライガー
基礎データ
英語名 Rotom
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第4世代
ポケモン学
分類 プラズマポケモン
タイプ でんき / ゴースト
高さ 0.3m
重さ 0.3kg
特性 ふゆう
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ロトムは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

特徴[編集]

オレンジ色の小さな本体の周囲に青白い電流を纏っている(通常形態時。特殊形態〈別のフォルム〉のときはゲームでのロトムを参照)。頭部にはアンテナのような突起が存在する。手足は持たないが、本体周囲の電流の一部が手のように伸びている。

プラズマでできた体を持ち、電化製品に潜り込み取り付いた機械を自由に操り悪さをするという、妖精グレムリン」のような性質を持つ。その能力から特殊なモーターを動かす動力源として長い間研究されていた。ギンガハクタイビルやシルフカンパニーの書物に、『プラチナ』に登場するギンガ団の幹部・プルートが関係しているとほのめかす記述がある。

名前はモーターの英語表記「Motor」の逆さ読み(Rotom)である[1]

ゲームでのロトム[編集]

ダイヤモンド・パール』より登場。全国図鑑入手後、夜の時間帯に「もりのようかん」内のテレビを調べることで出現する。捕獲しない限りは逃げたり倒したりしても毎晩出現する。このときの戦闘BGMはエンディング後に出現する伝説のポケモンと同じものであるが、伝説のポケモンではなく、性別が存在しないがタマゴグループは不定形グループに分類されており、メタモンと共に育て屋に預けることでタマゴを発見できる。『プラチナ』では殿堂入り前にも出現するようになり、新たに5種のフォルムが登場した(後述)。

ブラック・ホワイト』では、クリア後にメタモンと交換してくれるトレーナーがいるため手に入れることが可能。ニックネームは「ドッキー」である。

『ブラック2・ホワイト2』では『ブラック・ホワイト』と同じくメタモンと交換してくれるトレーナーがいる。ニックネームは「バッキー」。トレーナーでは、殿堂入り後にプラズマ団のアクロマがウォッシュロトムを使用し、PWTではカツラがヒートロトム、テッセンがウォッシュロトム、デンジがスピンロトムを使用することがある。

「とくこう」と「すばやさ」がやや高いが、「HP」と「こうげき」は低い。でんき・ゴーストタイプを併せ持つ唯一のポケモン(通常形態時)。特性「ふゆう」を持つため、でんきタイプの弱点であるじめんタイプの技は効果がない。またゴーストタイプを持つためにノーマル・かくとうタイプの技も効果がないため、計3タイプの技を無効化できる。

フォルムチェンジ[編集]

『プラチナ』以降の作品では、5つの電化製品(あるいはそれが入ったダンボール箱)が置かれている場所にロトムを連れていくことで、フォルムチェンジ(形態変化)ができる。この時、図鑑のロトムの画像もそれぞれのフォルムのものとなる。

フォルムチェンジできる場所は、『プラチナ』ではギンガハクタイビルにある「ロトムのへや」[2]。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではヤマブキシティのシルフカンパニー地下。『ブラック・ホワイト』および『ブラック2・ホワイト2』ではショッピングモールR9の家電倉庫。

フォルムチェンジすることで「ぼうぎょ」と「とくぼう」が大きく上昇し、「こうげき」と「とくこう」もやや上昇するが「すばやさ」はやや低下する。またフォルムごとに固有の技を1つ使えるようになり、『ブラック・ホワイト』ではロトム自身のタイプも変化する。

以下のフォルム(形態)が確認されている。体色は変化しないが、まとっている電流の色が変化する。タイプは第5世代の時のもので、第4世代では通常のロトムを含めた全形態共通で、でんき・ゴーストの組み合わせである。もとの姿に戻すにはフォルムチェンジ時に入った家電製品にもう一度はいればよい。そのときにフォルムチェンジ時に覚えた技を忘れる。それを忘れたときに他に技を覚えていない場合は「でんきショック」を習得する。

ヒートロトム(Heat Rotom)
赤い電流をまとった電子レンジのような形状で、でんき・ほのおタイプである。フォルムチェンジ時に「オーバーヒート」を覚える。家電「でんしレンジ」に入ると姿が変わる。
ウォッシュロトム(Wash Rotom)
青い電流をまとった洗濯機のような形状で、でんき・みずタイプである。フォルムチェンジ時に「ハイドロポンプ」を覚える。家電「せんたくき」に入ると姿が変わる。
フロストロトム(Frost Rotom)
紫色の電流をまとった冷蔵庫のような形状で、でんき・こおりタイプである。フォルムチェンジ時に「ふぶき」を覚える。家電「れいぞうこ」に入ると姿が変わる。
スピンロトム(Fan Rotom)
黄色い電流をまとった扇風機のような形状で、でんき・ひこうタイプである。フォルムチェンジ時に「エアスラッシュ」を覚える。家電「せんぷうき」に入ると姿が変わる。
英語名はそのまま「扇風機のロトム」という名称となっている。
カットロトム(Mow Rotom)
緑色の電流をまとった芝刈り機のような形状で、でんき・くさタイプである。フォルムチェンジ時に「リーフストーム」を覚える。家電「しばかりき」に入ると姿が変わる。
英語名の「Mow」は「刈り取る」という動詞である。

第4世代では『ダイヤモンド・パール』の時点ではいずれの作品においても、Wi-Fiクラブ・ユニオンルームに入ったりバトルフロンティアにエントリーした場合にはフォルムチェンジが解除され、固有の技も同時に忘れてしまう。『ポケモンバトルレボリューション』においても同様。また公式大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」の2009年大会には出場できなかったが、2010年大会では使用可能となっている[3]

第5世代ではフォルムチェンジの解除はされなくなった。

外伝作品でのロトム[編集]

ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では「暗夜の森」に出現する。『闇の探検隊』でのみ登場し、『時の探検隊』では特定の条件を満たさない限り出現しない。

みんなのポケモン牧場』では、プラチナ対応版ではフォルムチェンジした状態で預けることが可能となった。また、全種のロトムを預けると「ロトムルーレット」という専用のアクティビティが起きることがある。

ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜』では、ハウスゾーンのゾーンマスターとして通常形態で登場。アトラクション「ロトムのどきどきシューティング」というミニゲームを出題してきて、フォルムチェンジしたロトムは同アトラクション中に射的のターゲットとして登場する。

アニメでのロトム[編集]

ダイヤモンド&パール』105話「洋館とロトム!」に登場。

アニメではミオシティに森の洋館がホテルとして存在し、ロトムが住み着いていた。このロトムはかなりのいたずら好きで食い意地が張っており、ロケット団が隠したお菓子を横取りし、サトシたちを様々なフォルムに化けて追いかけまわした。最後はサトシたちにバトルで負けるも、反省するふりをして懲りずに電撃を浴びせて逃げ出した。声優阪口大助

ポケモンカードでのロトム[編集]

ロトムのカードはポケモンカードDPより登場している。2009年現在、以下の3種が存在する。いずれも雷タイプのたねポケモンで、悪タイプを弱点とし、無色タイプへの抵抗力を持つ。

  • 拡張パック 月光の追跡
  • エントリーパック'08(エントリーパック'08DXにも収録)
  • プロモーションカード(拡張パック「ギンガの覇道」発売記念キャンペーン) - 技「ポルターガイスト」は超エネルギーのみで使用できる。またポケパワー「タイプシフト」を使用することで、その番の終わりまで超タイプに変化できる。

漫画でのロトム[編集]

ポケットモンスターSPECIAL』では、ゲーム同様に森の洋館に登場。当初はポケモン図鑑にポケモンと認識されず、ポケモンであったのかは不明だった。

出典[編集]

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  1. ^ ニンテンドードリーム2008年12月号掲載の『ポケットモンスター プラチナ』開発陣インタビューにおける増田順一の発言より
  2. ^ 「ロトムのへや」に入るには、2008年9月28日から11月4日までと2009年1月16日から3月2日までの期間にニンテンドーWi-Fiコネクションおよび店頭で配信された「ひみつのカギ」が必要となるため、通常のプレイでは入ることができない。ホットニュース | 「ひみつのカギ」を受け取って謎のポケモンの正体をあばけ! - 『ポケットモンスター プラチナ』公式サイト内
  3. ^ ゲーム大会について|ポケモンワールドチャンピオンシップス日本代表決定大会

関連項目[編集]