ロマンチスト・エゴイスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポルノグラフィティ > ロマンチスト・エゴイスト
ロマンチスト・エゴイスト
ポルノグラフィティスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル SME Records
ソニー・ミュージックエンタテインメント
プロデュース 田村充義本間昭光
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 2000年度年間53位(オリコン)
  • 登場回数42回(オリコン)
ゴールドディスク
  • プラチナ(日本レコード協会
  • ポルノグラフィティ 年表
    ロマンチスト・エゴイスト
    2000年
    foo?
    2001年
    『ロマンチスト・エゴイスト』収録のシングル
    1. アポロ
      リリース: 1999年9月8日
    2. ヒトリノ夜
      リリース: 2000年1月26日
    テンプレートを表示

    ロマンチスト・エゴイスト』は、ポルノグラフィティの1作目のオリジナルアルバム2000年3月8日SME Recordsからリリースされた。

    概要[編集]

    • ジャケット写真は上は黒色で下は赤色の背景に猫が描かれている。珍しく歌詞とスタッフはカードではなく、一緒に入っている1枚の紙に書かれていてカードはメンバーフォトポストカードとなっている。
    • 収録曲はメジャー以前に制作されたものが殆どとなっている。どの曲も「全部シングル化を目指して全力で作った曲」であり、インディーズベストとも言える作品。
    • 1999年のヒットシングル「アポロ」、同シングルのカップリング曲「ロマンチスト・エゴイスト」、2000年のリードシングル「ヒトリノ夜」、同シングルのカップリング曲「ジレンマ」を収録。なお、「ヒトリノ夜」以外はアルバムバージョンとしての収録。
    • 歌詞の紙に書かれた歌詞・スタッフ、ケースの裏の収録曲、CDのレーベル面(表)の文章は、作詞を手掛けたメンバーがそれぞれの文章や詞を手書きしたものとなっている[1]
    • 発売当時はソニー・ミュージックエンタテインメントSME Recordsレーベル)より発売。後に発売元はソニー・ミュージックレコーズを経て、エスエムイーレコーズ(SME Records)へ移行している。
    • ポルノグラフィティにとってアルバム最初の販売記号(SRCL)[2]

    初回仕様

    メンバーフォトポストカード封入

    収録曲[編集]

    編曲:ak.homma

    1. Jazz up
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:シラタマ
      イントロに使用されている喋り声は、メンバーとの打ち合わせの最中にこっそりと晴一が録音した音声を早送りしたものである[要出典]
      歌詞中の『mother's sky』とは晴一の造語で「子宮」という意味である。
      インディーズ時代からの楽曲で、オープニングナンバーの定番であった。「ラック」の特典DVDで少しではあるが映像が確認できる。なお、インディーズ時代は現在と歌詞が異なっていた。
    2. Century Lovers
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:ak.homma
      詞のテーマは100年(世紀)と1000年の恋である。
      当初はシングルとしてリリースするつもりの曲だったが、彼ら曰く「モーニング娘。の代表曲の1曲、『LOVEマシーン』に似すぎた」ということでアルバム曲としてのリリースとなった[要出典]
      歌詞に登場するディランボブ・ディランを、ジョンジョン・レノンを指す。また、ボブ・ディランの「Blowin' In The Wind(風に吹かれて)」、ジョン・レノンの「Love(ラヴ)」、それぞれの詞の一節になぞらえた歌詞となっている。
      ライヴではほぼ毎回披露される楽曲。3rdシングル「ミュージック・アワー」にはライヴバージョンが収録された。ライヴでは長いイントロ部分があり[3]、観客と一体になるための時間とされている。このイントロ部分は後に「Before Century」と命名され、ライヴビデオのジャケットなどにも記載されている。なお、「Before Century」の長さは固定されておらず、ヴォーカル昭仁のさじ加減であるため、演奏者は昭仁の合図があるまで演奏し続ける[4]。そのため、待機組のメンバーからは「一番楽な時間」、演奏組のメンバーからは「一番盛り上がるけど、一番嫌な時間」とそれぞれ言われることがあった[要出典]。ライヴにおいて、昭仁の呼びかけに観客が答える形式となっている。昭仁の呼びかけは、以前は「Everybody、みんなで声出せ!」であった[5]が、遅くとも『PURPLE'S』の頃からは「Everybody Say?」に変更されている[6]。なお、観客は昭仁の呼びかけに「Fu-Fu」とファルセットで答えるのが基本的なスタイルだが、「言いにくいから似たような言葉であればなんでもいい」とされたり[7]、ファンアンケートの要望に応え新藤晴一がオリジナルのコールアンドレスポンスを行う[8]例もあった。
      阪神タイガース関本賢太郎のバッターボックスに入る時のテーマソングである「エブリバディ・セイ」は、この曲の「Everybody Say?」の部分を編集し、ポルノグラフィティ自身が提供した[9]。球場では曲の「Everybody Say?」にあわせて「関本!」とコールする。
    3. ヒトリノ夜
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:ak.homma
      • 2ndシングル
    4. ライオン
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:シラタマ
      インディーズの頃から存在した曲で、7thシングル「ヴォイス」にライヴバージョンが収録されている。インディーズ時代にリリースした『ポルノグラフィティvsリンカーン』では「LION」として収録され、歌詞やアレンジが大きく違っていた。
      本作収録にあたり、メロディ以外はほとんど原型を留めていない。冒頭のドラムはレッド・ツェッペリンの「D'Yer Maker」の冒頭のものを引用しており、前述のライヴバージョンでは「胸いっぱいの愛を」を間奏にて取り上げている。
      ライブで披露される回数が減っていたが、2008年に『横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜』でオープニングナンバーとして久々に演奏された。
    5. 憂色〜Love is you〜
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:ak.homma
      インディーズ時代の曲「Love is you」のリメイク。
      憂色は「ゆうしょく」と読むが、晴一曰く「夕食と間違えそうだから」という理由で曲名の読み方は「ラブ イズ ユー」で「憂色」の部分は読まない。[10]
      2番サビの後の部分の歌詞は、晴一が夢の中で思い浮かんだもの[要出典]
      ライヴでは殆ど演奏されてこなかったが、『FANCLUB UNDERWORLD 5』で久々に披露された。
    6. Heart Beat
      • 作詞・作曲:ak.homma
      この曲と次曲の「マシンガントーク」のみak.hommaが作詞している。ポルノグラフィティの楽曲でak.hommaが作詞を担当しているのは2016年現在のこの2曲のみ。[11]
      ライヴでは『横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜』などで演奏された。
    7. マシンガントーク
      • 作詞・作曲:ak.homma
      前曲の「Heart Beat」に続きak.hommaが作詞している。
      『74ers』や『ポルノグラフィティがやってきた』など、ライヴでは大幅にアレンジして演奏されることがある。また、昭仁のモンキーダンスが定番となっている。
      ラヴ・E・メール・フロム・1999』では、久々に原曲に近いバージョンで演奏された。
    8. デッサン#1
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:シラタマ
      昭仁のインディーズ当時の恋人との別れを晴一が詞にした。インディーズ時代のタイトルは「Dessin」。
      サビ部分の最高音はポルノグラフィティの楽曲においては数少ないHiC音である。高音が続く楽曲のため、メジャーデビュー後のライヴでは半音さげた状態での披露が続いた[12]が、デビュー15周年ライヴ『神戸・横浜ロマンスポルノ'14 〜惑ワ不ノ森〜』において、約8年ぶりに原曲キーで披露された。
      晴一のラジオに昭仁がゲスト登場した際、当時の裏話で「大サビだけは昭仁に書いてもらったが、[13]「あまりにひどい歌詞だったので、俺が書きなおした」と晴一が言っていた[要出典][14]
    9. アポロ(New Apollo Project Version)
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:ak.homma
      • 1stシングル
      アルバムバージョンであり、イントロが最初に無線機越しの英語の声で始まり、次にカウントダウンで始まる(シングルではロケットの発射音のみ)。また、アウトロもシングルバージョンではフェードアウトして終わるが、フェードアウト開始地点で音が途切れて終わり次曲の「ラビュー・ラビュー」が始まる。
    10. ラビュー・ラビュー
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:シラタマ
      曲名は「Love You Love You」がなまっていることから。インディーズ時代のタイトルは「プライベート・マンディー」。ベスト盤にも収録された。
      「ライオン」同様、以後のライヴで暫く演奏されなかったが、2009年の『東京ロマンスポルノ’09 〜愛と青春の日々〜』で久々に演奏された。ラジオで弾き語りバージョンを披露したこともある。
    11. ジレンマ(How To Play "didgeridoo" Version)
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:シラタマ
      • 2ndシングルカップリング
      アルバムバージョンであり、オーストラリアの先住民アボリジニの楽器ディジュリドゥを使ったイントロ部分をフィーチャーし、シングルバージョンとの差別化を図った。ディジュリドゥのイントロは28秒と「サウダージ "D" tour style」といったイントロが長くなったアルバムバージョンの曲より長い。ディジュリドゥは昭仁と晴一が演奏している。
    12. リビドー
      • 作詞:アキヒト / 作曲:ak.homma
      昭仁が初めてソングライティングに関わった作品。
      曲名であるリビドーとは心理学用語で性欲、性的衝動などの意味合いを持つ。デビュー前は「Tokio Graffitti」の名前で存在していた。歌詞中にジャニス・ジョプリンが登場する。
      ライヴでは『ロイヤル ストレート フラッシュ』などで演奏された。
    13. ロマンチスト・エゴイスト
      • 作詞:ハルイチ / 作曲:Ryo
      • 1stシングルカップリング
      表記は無いがアルバムバージョン。イントロがフェードインして3~4秒ほど短めになっている。表記が無いアルバムバージョンの曲はTama在籍時ではこの曲のみで、「THUMPχ」以降表記しなくなった。

    参加ミュージシャン[編集]

    ポルノグラフィティ
    参加ミュージシャン

    スタッフ[編集]

    • プロデュース:田村充義tmf)、本間昭光(ブルーソファ)
    • エグゼクティブプロデューサー:畠中達郎(アミューズ)、佐藤康広(SME Records
    • スーパーバイザー:大里洋吉、山本久(Amuse)
    • 録音エンジニア:山内"Dr."隆義、青柳延幸、天童淳、長野勝宏、中山佳敬
    • ミキシングエンジニア:山内"Dr."隆義
    • 録音スタジオ:ソニー・ミュージックスタジオ、ビクタースタジオ、アミューズ、サンライズサウンドインスタジオ
    • プリ・プロダクション:ブルーソファスタジオ
    • A&R:八木昭二(SME)
    • プロモーションチーム:ポルノグラフィティを売り出そうとする人々(SME、Amuse)
    • スペシャル サンクス:因島の家族や友達たち

    ベストアルバム収録[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ ただし、ak.hommaが担当したものは昭仁が書き、スタッフはTamaが書いている。
    2. ^ SRCLは4thアルバム『WORLDILLIA』まで続く
    3. ^ 10分近くになることがある。
    4. ^ 一部のメンバーは待機。
    5. ^ シングル「ミュージック・アワー」に収録されているライヴ音源で確認可能。
    6. ^ 当該ライヴのDVD/Blu-ray作品で確認可能。
    7. ^ 『PURPLE'S』東京体育館公演(2004/12/31)で岡野昭仁が発言した。
    8. ^ 『FANCLUB UNDERWORLD 5』で企画された。
    9. ^ 関本とポルノグラフィティが友人であったため。
    10. ^ 歌詞タイムでは、「憂色」の部分は読んでいる。
    11. ^ ただし、「ヒトリノ夜」の作詞はもともとak.hommaが担当していたが、後に晴一によって修正し、差し替えられる。
    12. ^ 『74ers』新潟公演と『LIVE RE・BODY』においては原曲キーで披露された。
    13. ^ 「どんな振られ方をしたんだ?」と聞きたくなるほど。
    14. ^ 昭仁が書いたサビは「僕と君との幸せを考える それは僕自身を切り刻むことなんだ」である。