ロール・ウィズ・イット (アルバム)

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ロール・ウィズ・イット
スティーヴ・ウィンウッドスタジオ・アルバム
リリース 1988年6月
録音 ダブリン Windmill Lane
トロント McClear Place
ジャンル ロックブルー・アイド・ソウル
時間 44分52秒
レーベル ヴァージン・レコード
プロデュース スティーヴ・ウィンウッド、トム・ロード=アルジ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ[1]
  • 3位(スウェーデン[2]
  • 4位(イギリス[3]、スイス[4]
  • 7位(ドイツ[5]
  • 11位(ノルウェー[6]
  • 16位(オーストラリア[7]、ニュージーランド[8]
  • 21位(オランダ[9]
  • 37位(日本[10]
スティーヴ・ウィンウッド 年表
クロニクル
(1987年)
ロール・ウィズ・イット
(1988年)
リフュジーズ・オブ・ザ・ハート
(1990年)
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ロール・ウィズ・イット』(Roll with It)は、イギリスロック・ミュージシャン、スティーヴ・ウィンウッド1988年に発表した、ソロ名義では5作目のスタジオ・アルバムヴァージン・レコード移籍第1弾アルバムとしてリリースされた。

背景[編集]

前スタジオ・アルバム『バック・イン・ザ・ハイ・ライフ』(1986年)でレコーディング・エンジニアを務めたトム・ロード=アルジが、本作ではプロデューサーとしてもクレジットされた[11]メンフィス・ホーンズ英語版のメンバーとして知られるウェイン・ジャクソンとアンドリュー・ラヴがレコーディングに参加しており、ウィンウッド自身は、当時アメリカのテネシー州に移住したことが本作の音楽性に反映されたと説明している[12]

「ドント・ユー・ノウ・ホワット・ザ・ナイト・キャン・ドゥ?」は、アメリカのビール「Michelob」のテレビCMのために作られた曲である[13]。「ハーツ・オン・ファイアー」はトラフィック時代の盟友ジム・キャパルディとの共作。

反響・評価[編集]

全英アルバムチャートでは16週チャート圏内に入って最高4位を記録し、自身3度目のトップ10入りを果たした[3]。アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で1位を獲得し、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは93位を記録して[1]、1988年11月にはRIAAによりダブル・プラチナの認定を受けている[14]

本作からは「ロール・ウィズ・イット」(全英53位[15]・全米1位[1])、「ドント・ユー・ノウ・ホワット・ザ・ナイト・キャン・ドゥ?」(全英89位[3]・全米6位[1])、「ホールディング・オン」(全米11位[1])、「ハーツ・オン・ファイアー」(全米53位[1])がシングル・ヒットした。

グラミー賞では最優秀アルバム賞にノミネートされるが、受賞は逃した[16]。共同プロデュース及びエンジニアを務めたトム・ロード=アルジは、本作で最優秀エンジニア・アルバム賞を受賞した[1]

Michael GallucciはUltimate Classic Rockにおいて本作を「スペンサー・デイヴィス・グループ時代以来となる、ウィンウッドの最もソウルフルなアルバム」と評し、タイトル曲を「スティーヴ・ウィンウッドの曲トップ10」の7位に挙げている[17]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はスティーヴ・ウィンウッドとウィル・ジェニングスの共作。

  1. ロール・ウィズ・イット - "Roll with It" (Steve Winwood, Will Jennings, Eddie Holland, Lamont Dozier, Brian Holland) – 5:21
  2. ホールディング・オン - "Holding On" – 6:16
  3. ザ・モーニング・サイド - "The Morning Side" – 5:15
  4. プット・オン・ユア・ダンシング・シューズ - "Put on Your Dancing Shoes" – 5:12
  5. ドント・ユー・ノウ・ホワット・ザ・ナイト・キャン・ドゥ? - "Don't You Know What the Night Can Do?" – 6:55
  6. ハーツ・オン・ファイアー - "Hearts on Fire" (S. Winwood, Jim Capaldi) – 5:17
  7. ワン・モア・モーニング - "One More Morning" – 5:00
  8. シャイニング・ソング - "Shining Song" – 5:32

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g Roll with It - Steve Winwood | Awards | AllMusic
  2. ^ swedishcharts.com - Steve Winwood - Roll With It
  3. ^ a b c STEVE WINWOOD | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2015年4月22日閲覧
  4. ^ Steve Winwood - Roll With It - hitparade.ch
  5. ^ officialcharts.de
  6. ^ norwegiancharts.com - Steve Winwood - Roll With It
  7. ^ australian-charts.com - Steve Winwood - Roll With It
  8. ^ charts.org.nz - Steve Winwood - Roll With It
  9. ^ dutchcharts.nl - Steve Winwood - Roll With It
  10. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.182
  11. ^ Tom Lord-Alge | Credits | AllMusic
  12. ^ Gross, Shera (1988年7月7日). “ALBUM REFLECTS RHYTHM-AND-BLUES STYLE : Steve Winwood Returns to His Musical Roots”. Los Angeles Times. 2015年4月22日閲覧。
  13. ^ Wardlaw, Matt. “10 Things You Didn't Know About Steve Winwood”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2015年4月22日閲覧。
  14. ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"ROLL WITH IT"と入力して検索すれば表示される
  15. ^ STEVE WINWOOD | Artist | Official Charts - 2015年4月22日閲覧
  16. ^ GRAMMYs' Best Albums | GRAMMY.org
  17. ^ Top 10 Steve Winwood Songs”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2015年4月22日閲覧。
先代:
デフ・レパード『ヒステリア』
Billboard 200 ナンバーワン・アルバム
1988年10月20日 - 26日
次代:
トレイシー・チャップマン 『トレイシー・チャップマン』