ワイドABCDE〜す

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ワイドABCDE〜す』(わいどエービーシーでーす)は、1994年4月4日から2004年3月26日夏季高校野球期間中は休止、但し1999年10月1日までは18時台のニュースのみ放送)に放送された朝日放送テレビ(ABCテレビ)[1]夕方ワイド番組である。

番組概要[編集]

  • スタート当初は、月曜日から木曜日までの16:00から18:54(JST、以下同)の3時間の生放送だった。
  • 15:59からのフライングスタート期を経て、15:55スタートに(金曜日は、アニメ放送などの影響で1997年4月4日から17:00から18:54の枠でスタートし、1998年4月6日から他曜日と同じ形になった)。

番組の変遷[編集]

2000年12月まで[編集]

  • 1994年の開始当初は、大阪駅にあるアクティ大阪内のサテライトスタジオABCエキスタ」(1997年に廃止)からの公開生放送を行っていた。
  • 同年9月29日から主婦層を中心にした生活情報番組に形態を絞った。また1995年1月17日阪神・淡路大震災が発生してからは、震災関連情報に時間を割くようになる。当初は土曜日の『部長刑事』の影響で月曜日から木曜日までの放送であった。
  • 1995年9月28日までは吉本興業の若手お笑い芸人によるユニット吉本印天然素材による若者向けのコーナーを放送した。これは直接の前番組であるトミーズ司会のバラエティ番組『うぉんてっど!』を引き継ぐ意味合いがあり、出演者の確保を望んだ吉本興業に配慮した格好だった。駅前中継におかけんた・ゆうた亀山房代が起用されたが、共に吉本興業所属。
  • なお、金曜日は16時から2時間は部長刑事の影響に伴うアニメ枠(ガンダムシリーズ勇者シリーズ)、戦隊シリーズを放送したうち、1996年12月末にガンダムシリーズ枠が廃枠。1997年4月6日に戦隊シリーズが枠移動し、17時台の枠が確保できたため同時期から2時間枠で金曜版が開始された。
  • そして1998年に勇者シリーズの後継のアニメ枠が枠移動したことにより、他曜日と同様の編成となった。
  • 番組の構成は、16時台と17時台にそれぞれ特集を組んで暮らしに役立つ知恵・買い物・タウン情報を紹介。毎時間のニュース(ABCアナウンサーの堀江政生など)・17時台の天気、これに前後する形で神田川俊郎程一彦らの料理コーナー、中継(初代リポーターは三代澤康司)、大阪駅前からイベント・トレンド情報「駅前情報局」(亀山房代など)を放送。
  • また、随時FAXで寄せられたメッセージ紹介(山下真妃など)、ハガキ応募・電話参加の視聴者ゲーム「めざせ10万円 キャッシュかティッシュ」などが放送された。札幌テレビどさんこワイド』に代表される、夕方ワイド番組のパイオニア的存在となる。
  • このスタイルの番組としては、関西地方で一番手であった。エンディングでは1ヶ月または2ヶ月ごとにテーマ曲を変更し、Kiroroの「長い間」や19の「あの紙ヒコーキ くもり空わって」などをブレイク前に採用していた。
  • また当初は『ステーションEYE ANN』→『ANNスーパーJチャンネル』といったテレビ朝日発全国ニュースと関西ローカルニュースを番組内に内包していた。
  • ローカルニュースについては1999年10月4日以降『ワイド630』というタイトルがつけられたが、1年後の2000年10月2日からニュース枠は切り離し、ローカルニュース枠を『ABC NEWSゆう』として独立させたが、スタジオは共通のものを使用していた。
  • エキスタ時代は三代澤と浜村らが駅前からエンディングを放送し、三代澤はニュースコーナーに出演しなかったが、エキスタ廃止後は三代澤もローカルニュースを担当している。
  • さらに、2000年12月23日までは、土曜日の朝の時間帯に1週間分のダイジェスト版としてタージン司会の『週刊!!ワイドABCDE〜す』も放送されていた。

レギュラー出演者[編集]

浜村の代理として、立原啓裕・原田伸郎・山田雅人のうち1人が出演することもあった。

2001年1月のリニューアル[編集]

  • 2001年1月4日に番組ロゴなども含めて大幅なリニューアルが行われた。三代澤以外の出演者をほぼ入れ替え、サブ司会にABCアナウンサーの橋詰優子を据え、舛添要一(月)、デーブ・スペクター(火)、そしてテレビ初出演だった橋下徹(火)など、コメンテーターを東京からも呼び入れた。
  • 番組冒頭で『とくダネ!』(フジテレビ系)のようにニュース性の高い話題を取り入れた。また、17時頃には夕刊紙記事紹介のコーナーを、17時台後半にはローカル番組としては当時異例だった芸能コーナーを新設した。
  • このリニューアルによって料理コーナー・駅前情報局・めざせ10万円キャッシュかティッシュといった人気コーナーが全て撤廃されたことで視聴率が下落。舛添の政界進出による降板が示すように、コメンテーター陣もスケジュールの都合で欠席したり、隔週や不定期の出演・さらには短期間で降板・加入を繰り返すなど、毎日・毎週のようにスタジオに来るコメンテーターの顔ぶれが変わる有様であった(ほぼ顔ぶれが変わらなかったのは、当時火曜レギュラーの橋下とデーブ・スペクターであった)。
  • さらに長年番組を支えてきた浜村淳・原田伸郎・亀山房代もこのリニューアルからほどなく番組を降板している。

2003年4月「みよ缶」に[編集]

  • 2003年からマイナーチェンジして「ワイドABCでーす みよ缶」(パーソナリティーである三代澤の苗字に由来)として、女性出演者を多く起用した。
  • 番組が10周年となるのをきっかけに2004年3月で終了し、新番組「わいど!ABC」に移行した。

高校野球期間中の対応[編集]

  • 全国高校野球選手権大会中継放送期間は基本的に18時台ローカルニュース枠以外は休止となるため、1997年3月28日以前については代替のローカルニュースとして「ABC News Report」(当時は金曜日のみ存続)を月-金曜にわたって放送した。
  • 1997年4月以降は「ワイドABCDE〜す」を(ローカルニュース部分のみの)30分番組として放送する形を取った(2000年度は「ワイド630」を独立番組として放送する扱いとなった。)

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2018年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更により現在の朝日放送グループホールディングス株式会社にあたる旧・朝日放送株式会社。
ABCテレビ 月曜-木曜18時台のABCニュース
前番組 番組名 次番組
ABC News Report
(1991.4.1-1994.3.31)
ワイドABCDE〜す
(1994.4.4-1999.9.30)
ABCテレビ 金曜18時台のABCニュース
ABC News Report
(1991.4.5-1997.3.28)
ワイドABCDE〜す
(1997.4.4-1999.10.1)
ワイド630
ABCテレビ 平日午後のワイドショー番組
べかこの自遊時間
ワイドABCDE〜す

ワイドABCでーす みよ缶