ワイルドスピード
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ワイルドスピード | |
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The Fast and The Furious | |
監督 | ロブ・コーエン |
製作総指揮 | ダグ・クレイボーン ジョン・ポーグ |
製作 | ニール H・モリッツ |
脚本 | ゲイリー・スコット・トンプソン エリック・バーグクィスト デヴィッド・エアー |
出演者 | ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ミシェル・ロドリゲス |
音楽 | BT |
撮影 | エリクソン・コア |
編集 | ピーター・ホネス |
配給 | ユニバーサル映画 |
公開 | 2001年6月22日 ![]() ![]() 2001年10月20日 ![]() |
上映時間 | 106分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $38,000,000[1] |
興行収入 | $207,283,925[1] |
次作 | ワイルドスピードX2 |
allcinema | |
キネマ旬報 | |
allmovie | |
IMDb | |
『ワイルドスピード』(原題:The Fast and The Furious)は、2001年のポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼル出演、ロブ・コーエンに監督されたカー映画。ロサンゼルスを舞台にストリートレーサー及びスポーツコンパクトを題材としたカーアクション映画である。
2007年2月15日にHD DVD版、2009年9月18日にBlu-ray Disc版を発売。Blu-ray版は、本編の他にメイキングや未公開シーン、ミュージック・ビデオなどの特典映像を収録。
シリーズの時間軸は、1作目(本作)→2作目→4作目→3作目の順となっている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
出演
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
---|---|---|---|
DVD版 | TV版 | ||
ブライアン・オコナー | ポール・ウォーカー | 森川智之 | 堀内賢雄 |
ドミニク・トレット | ヴィン・ディーゼル | 内田直哉 | 菅田俊 |
レティ・オルティス | ミシェル・ロドリゲス | 喜田あゆ美 | 高山みなみ |
ミア・トレット | ジョーダナ・ブリュースター | 幸田夏穂 | 井上喜久子 |
ジョニー・トラン | リック・ユーン | 中田和宏 | 池田秀一 |
ジェシー | チャド・リンドバーグ | 青木誠 | 鳥海勝美 |
レオン | ジョニー・ストロング | 樫井笙人 | 桐本琢也 |
ヴィンセント | マット・シュルツ | 落合弘治 | 西凜太朗 |
タナー巡査部長 | テッド・レヴィン | 稲葉実 | 金尾哲夫 |
エドウィン | ジャ・ルール | 高木渉 | 三宅健太 |
エージェント・ビルキンス | トム・バリー | 宝亀克寿 | 藤本譲 |
ハリー | ヴィト・ルギニス | 西村知道 | |
アマウリー・ノラスコ |
- その他
- TV版:2005年10月23日テレビ朝日系列『日曜洋画劇場』
あらすじ
ストリート・カーレースに大金を賭ける若者たちが、夜な夜な集まるロサンゼルス。その中でも一目置かれる凄腕ドライバー、ドミニクはレースを挑んでくる無謀な連中を相手に、1レースで1万ドルを稼ぎ出す!そんなある日、驚異のドライビング・テクニックを持つブライアンが無敵のマシーンとともに現れドミニクに勝負を挑むことになる!彼は、多発している高級品を積んだトラックが改造スポーツカーに次々と襲われるという事件を追って、潜入捜査を行っていたのだった。だが、身分を隠してストリート・レーサーの仲間となったブライアンには、やがてストリート・レーサーらに対する友情が芽生え、窮地に立たされる。追いつめられた彼が選ぶのは任務か、果たして・・・
劇中に登場する主なマシン
日本車
- トヨタ・スープラ(1994年式) - オレンジメタリック。0-400mレースに負けたブライアンがドミニクに譲るつもりだった三菱エクリプスがジョニー・トランのグループに爆破されたため、代わりに用意したスクラップ同然だった車。スクラップ時は2JZ-GE(NA)エンジンだったが、ターボチューンする。ドミニクの工場で修理しさまざまなチューニングパーツを日本から取寄せて完成させたブライアンのセカンドカー。完成させた直後に試乗し、ストリートでフェラーリ355GTSをぶっちぎるパフォーマンスをみせる。終盤で活躍したが、最終的に逃走するドミニクに渡し、借りを返した。エアロパーツは基本的にBOMEX製だが、ボンネットのみTRDのものである(当時BOMEXがOPTION2などに出していた雑誌広告に記述あり)。
- スカイラインGT-R(1995年式) - イエロー、レオンの車。完全に日本仕様しかないモデルなので当然の右ハンドル。
- 日産・240SX(1997年式) - ピンクパープル、レティーの車。日本でいうシルビアS14型・後期モデル。
- 日産・マキシマ(1999年式) - ブルー、ビンスの車でスーパーチャージャー付き。日産セフィーロ(A32)の海外仕様。
- ホンダ・インテグラ - ターコイズがミアの車、レッド/イエローのがエドウィンの車。
- ホンダ・S2000 - ブラック及びアジアングラフィック。ジョニー・トランの車。
- ホンダ・シビック(1995年式) - ブラックでグリーンのアンダーグロウ。また、ゴールドのがヘクターの車。
- マツダ・RX-7(1993年式) - レッド、ドミニクの車。出番は主に序盤で、その後はドミニクの家のガレージにてダッヂ・チャージャーを見ている時と、レースウォーの時に見ることができる。VeilSideエアロ装着。
その他
- ダッヂ・チャージャー(B-body)(1970年式) - ブラック、ブライアンのスープラとレースした後、セミトレーラーに前からぶつかり横転。
- シボレー・シェベルSS(1970年式) - レッド/ブラックストライプス。エンドクレジットの後、ドミニクとバハ(メキシコ)にいるところが見られる。
- フォルクスワーゲン・ジェッタ(1995年式) - ホワイト/アクアストライプス。日本名ではヴェント。
- フェラーリ・355GTS(1999年式) - ブラック、この映画のプロデューサーのニール.H.モリッツの車。
- フォード・F-150(1999年式) - レッド、ハリー(会社の車-ブライアンによって運転されている)の車。
- ピータービルト・359 - 劇中に登場するトレーラー。
主人公とその仲間たちの乗る車両のバイナル グラフィックスはモータースポーツ関連用品のグラフィックデザイナーとして高名なアメリカ人、トロイ・リー氏がデザインを手がけ、後に市販された。
続編
脚注
- ^ a b “The Fast and The Furious (2001)”. Box Office Mojo. 2009年11月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
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