ワールド・ゴーン・クレイジー

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ワールド・ゴーン・クレイジー
ドゥービー・ブラザーズスタジオ・アルバム
リリース 2010年9月28日
ジャンル ロック
時間 59分51秒(日本盤)
レーベル HORレコード
プロデュース テッド・テンプルマン、ドゥービー・ブラザーズ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 39位(アメリカ[1]
  • 65位(日本[2]
  • 190位(フランス[3]
ドゥービー・ブラザーズ 年表
The Very Best of The Doobie Brothers
(2007年)
ワールド・ゴーン・クレイジー
(2010年)
サウスバウンド
(2014年)
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ワールド・ゴーン・クレイジー』(World Gone Crazy)は、アメリカ合衆国ロックバンドドゥービー・ブラザーズ2010年に発表した通算13作目、再結成後としては4作目のスタジオ・アルバム

背景[編集]

再結成後のアルバムとしては初めて、バンドと旧知のテッド・テンプルマンがプロデューサーに起用された。トム・ジョンストンは本作リリース後のインタビューにおいて、「彼(テンプルマン)は選曲に関して本当に有能で、私がプロデューサーを起用したいと思った主な理由も、その点にある。バンド自身が民主主義的に選曲しても、常に良い作品になるとは限らないからね」と語っている[4]

「ドント・セイ・グッバイ」には元メンバーのマイケル・マクドナルドがゲスト参加した[5]。また、「アイ・ノウ・ウィ・ウォン」はメンバーのパトリック・シモンズウィリー・ネルソンと共作した曲で、ネルソンはレコーディングにもフィーチャリング・ゲストとして参加している[5]。「ノーバディ」はアルバム『ドゥービー・ブラザーズ・ファースト』(1971年)で発表された曲のセルフ・カヴァーで、本作のリリースに先行して、バンドの公式サイトで公開された[6]

反響・評価[編集]

アメリカのBillboard 200では39位に達し、『サイクルズ』(1989年)以来21年ぶりに全米トップ40入りを果たした[1]。『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャートでは8位、ロック・アルバム・チャートでは14位を記録[1]。また、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは「ファー・フロム・ホーム」が24位、「ア・ブライター・デイ」が18位に達した[1]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「バンドの最良の部分を引き出す術を知り尽くした往年のプロデューサー、テンプルマンも称賛されるべきとはいえ、トム・ジョンストン、パット・シモンズ、ジョン・マクフィー、マイケル・ホサックも良い状態にあり、しっかりした曲作りとリラックスした生々しい演奏で、驚くほど強力なアルバムに結実した」と評している[5]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はトム・ジョンストン作。

  1. ア・ブライター・デイ - "A Brighter Day" - 3:54
  2. シャトー - "Chateau" (Patrick Simmons, Ted Templeman) - 4:18
  3. ノーバディ - "Nobody" - 4:35
  4. ワールド・ゴーン・クレイジー - "World Gone Crazy" - 5:10
  5. ファー・フロム・ホーム - "Far from Home" (P. Simmons, T. Templeman) - 3:45
  6. ヤング・マンズ・ゲーム - "Young Man's Game" - 5:32
  7. ドント・セイ・グッバイ - "Don't Say Goodbye" (P. Simmons, T. Templeman) - 4:53
  8. マイ・ベイビー - "My Baby" - 4:03
  9. オールド・フアレス - "Old Juarez" - 3:47
  10. アイ・ノウ・ウィ・ウォン - "I Know We Won" (Willie Nelson, P. Simmons) - 4:05
  11. ロウ・ドッグス - "Law Dogs" - 3:21

日本盤ボーナス・トラック[編集]

12.と13.は、アメリカやヨーロッパで発売されたデラックス・エディション盤にも収録された。

  1. リトル・プレイヤー - "Little Prayer" (P. Simmons) - 2:57
  2. ニューヨーク・ドリーム - "New York Dream" - 4:39
  3. デルタ・デヴィル・ドッグ - "Delta Devil Dog" (John McFee) - 0:45
  4. ライ・トゥ・ミー - "Lie To Me" - 3:59

デラックス・エディション盤ボーナスDVD[編集]

  1. Doobie Brothers Documentary
  2. "Nobody" Music Video

参加ミュージシャン[編集]

アディショナル・ミュージシャン

  • ボブ・グラウブ - ベース
  • ジェイムス・ハッチンソン - ベース(on 10.)
  • マイケル・マクドナルド - ボーカル(on 7.)
  • エイミー・ホランド - ボーカル(on 7.)
  • ゲイル・スワンソン - ボーカル(on 7.)
  • ウィリー・ネルソン - ボーカル(on 10.)
  • ノートン・バッファロー英語版 - ハーモニカ(on 7.)
  • マーク・ルッソ - ホーン・セクション(on 4. 13.)
  • ミック・ジレット - ホーン・セクション(on 4. 13.)
  • ガイ・アリソン - キーボード(on 1. 3. 10. 12.)、ピアノ(on 2. 9. 10.)、エレクトリックピアノ(on 8.)、ハモンドオルガン(on 9.)
  • ビル・ペイン - ピアノ(on 1. 4. 6. 8. 11.)、ハモンドオルガン(on 1. 2. 4. 11. 13.)
  • キム・バラード - シンセサイザー(on 5.)、キーボード(on 7. 9.)、ピアノ(on 9.)
  • グレッグ・ビソネット - ドラムス(on 4. 6.)
  • ジョーイ・ワロンカー - ドラムス(on 8.)
  • カール・ペラッツォ - パーカッション(on 1. 6. 9. 13.)
  • テッド・テンプルマン - タンブリン(on 2.)
  • ロス・ホガース - ギター(on 4.)、ドラムス(on 10.)、パーカッション(on 10.)
  • ティム・ピアース - ギター(on 4.)
  • キャメロン・ストーン - チェロ(on 5.)
  • ドリアン・ホリー - バックグラウンド・ボーカル(on 1. 8. 13.)
  • ナヤナ・ホリー - バックグラウンド・ボーカル(on 1. 13.)
  • ダリル・フィネッセ - バックグラウンド・ボーカル(on 1. 8.)
  • サイーダ・ギャレット - バックグラウンド・ボーカル(on 1.)
  • ティム・ジェイムス - バックグラウンド・ボーカル(on 9.)

脚注[編集]