ヴィツェ=アドミラール・ドロースト (大型対潜艦)

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ヴィツェ=アドミラール・ドロースト
Вице-адмирал Дрозд
1985年1月29日に撮影されたヴィツェ=アドミラール・ドロースト
1985年1月25日撮影のヴィツェ=アドミラール・ドロースト
艦歴
起工 1965年10月26日 A・A・ジュダーノフ記念造船工場
進水 1966年11月18日
竣工 1968年12月27日
配備 1969年1月8日
所属 Naval Ensign of the Soviet Union.svg ソ連海軍バルト艦隊
移籍 1975年4月8日
所属 Naval Ensign of the Soviet Union.svg ソ連海軍北方艦隊
退役 1990年7月1日
除籍 1990年10月1日
要目[1]
艦種 大型対潜艦ミサイル巡洋艦
艦型 1134号計画「ベールクト」型
工場番号 793
排水量 基準排水量 5340 t
満載排水量 7130 t
全長 155.6 m
全幅 16.8 m
喫水 6.2 m
機関 主要蒸気ボイラーKVN-98/64 4 基
主要ギヤードタービン機関TV-12 2 基
出力 90000 馬力
プロペラシャフト 2 基
推進用スクリュープロペラ 2 基
発電機 ディーゼル発電機ASDG-500/1 4 基
発電量 500 kWt
タービン発電機TD-750 2 基
発電量 750 kWt
速力 33 kn
航続距離 5000 nmi/14 kn
2400 nmi/32 kn
活動期間 15 日間
乗員 士官 30 名
水兵 282 名
武装 艦対艦ミサイル複合P-35連装発射機KT-72[2] 2 基
艦対艦ミサイルP-35 4 発
高角ミサイル複合M-1「ヴォルナー」[3]連装発射機ZIF-102 2 基
高角ミサイルV-600[4] 64 発
57 mm連装両用砲複合AK-725 2 基
30 mm4砲身高角火砲複合AK-630M 6 基[5]
533 mm5連装魚雷発射管PTA-53-1134 2 基
魚雷エノート-2、SET-65 10 発
12連装対潜ジェット爆雷発射機RBU-6000「スメールチ-2」 2 基
対潜ジェット爆雷RGB-60 192 発
6連装対潜ジェット爆雷発射機RBU-1000「スメールチ-3」 2 基
対潜ジェット爆雷RGB-10 48 発
艦載機 Ka-25PLまたはKa-25Ts 1 機
指揮 戦闘情報管制システム「プランシェート-1134」
電探 汎用捜索電探MR-310「アンガラー-A」 1 基
汎用捜索電探MR-500「クリーヴェル」 1 基
水上捜索電探「ヴォールガ」 1 基
音探 MG-312「チターン」
MG-311「ヴィーチェグダ」
EW アクティヴ妨害装置「グルズーフA」、「グルズーフB」 8 基
電波技術偵察装置MRP-15-16「ザリーフ」
MRP-11-12
MRP-13-14「オグラーダ」
妨害物質発射複合連装発射機PK-2 2 基
測距 光学電気測距儀MT-45 2 基
FCS P-35管制電探4R-44 1 基
P-35目標指示電探「ウスペーフ-U」 2 基
M-1管制電探4R-90「ヤタガーン」 2 基
AK-725管制電探MR-103「バールス」 2 基
CIWS管制電探MR-123「ヴィーンペル」 2 基[5]
通信 R-613、「グラフィート」、「チュリパーン」他
IFF 識別電探「ニーケリ-KM」
「フローム-KM」

ヴィツェ=アドミラール・ドローストロシア語:Вице-адмирал Дроздヴィツェ=アドミラール・ドロースト)は、ソ連で建造された大型対潜艦большой противолодочный корабль)、のちミサイル巡洋艦[6]ракетный крейсер)である。艦名は「ドロースト海軍中将」という意味で、第二次世界大戦時のガングート遠征で名を馳せたV・P・ドロースト海軍中将を讃えたもの[7]1134号計画「ベールクト」で建造された3番目の艦であった。

概要[編集]

1965年6月16日ソ連海軍に登録された。同年10月26日レニングラードのA・A・ジュダーノフ記念造船工場にて起工、工場番号は793を与えられた。1966年11月18日進水1968年12月27日に竣工して1969年1月8日付けで二重赤旗勲章受章バルト艦隊に編入された。

1970年5月14日から27日にかけて、キューバシエンフエーゴスを訪問した。

1974年から1975年4月8日まで、レニングラードにてオーバーホールを受けた。工事を終えた1975年4月8日付けで、赤旗勲章受章北方艦隊に移籍した。1981年10月1日から1984年6月7日の期間もまた、レニングラードでオーバーホールを受けた。その間に、6 基の30 mm4砲身高角火砲複合AK-630Mが新たに設置された。

1990年7月1日には武装解除され、解体と売却を目的とする資金資産局への引渡しのため海軍を退役した。同年10月1日付けで除籍された。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 特記なき場合、要目はСайт «АТРИНА» • Большой противолодочный корабль пр.1134 «БЕРКУТ» типа «Адмирал Зозуля» (ロシア語)に従う。
  2. ^ KT-35とも。
  3. ^ のち「ヴォルナー-M」。
  4. ^ のちV-601。
  5. ^ a b 1980年代以降、装備。
  6. ^ 「ロケット巡洋艦」とも。一語で表した場合、ロシア語ではロケットミサイルの区別がないため。
  7. ^ 「ドロースト」というは、ロシア語で「ツグミ」という意味。ソ連海軍では大型対潜艦の計画コードネームに鳥類の名前を与えていたが、1134号計画では艦名にも「ツグミ海軍中将」や「カッコウ提督」が存在していたことになる。

関連項目[編集]

  • 初代水雷艇ドロースト(ドラコーン級)
  • 2代水雷艇ドロースト(ソーコル級)
  • 艦隊水雷艇ヴィツェ=アドミラール・ドロースト(7-U号計画型

参考文献[編集]