ヴィビーシャナ
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ヴィビーシャナ(梵: विभीषण, Vibhīṣaṇa)は、インド神話に登場する心正しいラークシャサ。ラークシャサ族の王スマーリンの娘カイカシーとヴィシュラヴァスの息子で、ラーヴァナ、クンバカルナ、シュールパナカーと兄弟。兄ラーヴァナがラーマ王子の妃シーターを略奪したとき、その非を責めて、シーターを返還するよう説得した。しかし聞き入られなかったため、部下を連れてラーマ軍に投降し、兄ラーヴァナの軍勢と戦った。戦争後、ヴィビーシャナはランカー島の王となった。
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ラーマーヤナ  |
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登場人物 |
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地名 | |
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挿話 | |
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派生文学 |
- ラグ・ヴァンシャ(カーリダーサ作)
- ラーヴァナヴァダ(ラーヴァナの殺戮, バッティ作)
- マハーヴィーラチャリタ(大武勇の行状, バヴァブーティ作)
- ウッタララーマチャリタ(ラーマ王の後日物語, バヴァブーティ作)
- バーララーマーヤナ( ラージャシェーカラ作)
- ラームチャリトマーナス(トゥルシーダース作)
- ラーマキエン
- 宝物集
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関連項目 | |
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