ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅
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Venezia Santa Lucia | |
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所在地 |
イタリア Fondamenta Santa Lucia 30121 ヴェネツィア |
座標 | 北緯45度26分27.51秒 東経12度19分15.74秒 / 北緯45.4409750度 東経12.3210389度座標: 北緯45度26分27.51秒 東経12度19分15.74秒 / 北緯45.4409750度 東経12.3210389度 |
運営者 | グランディ・スタツィオーニ |
路線 |
ヴェネツィア - ミラノ ヴェネツィア - トリエステ ヴェネツィア - ウーディネ ヴェネツィア - トレント |
ホーム数 | 22 |
歴史 | |
開業 | 1861 |
ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅(Stazione di Venezia Santa Lucia)は、イタリア・ヴェネツィア市の主要鉄道駅である。
概要[編集]
カナル・グランデの西端に位置する。ホーム数は22だが20番線ホームは欠番のため23番まである。
本土との連絡地となっており、リベルタ橋を渡った先のメストレ駅の列車を振り分けている。
イタリアの13グランディ・スタツィオーニ・グループに入っている。
駅周辺[編集]
- 駅正面から、カナル・グランデに出た所が「フェッロヴィア」(Ferrovia、鉄道の意)のヴァポレット(水上バス)・ゴンドラ乗り場。
- スカルツィ橋 - 駅を出て左手にあり、カナル・グランデを跨いでサン・ポーロ地区とを結ぶ。
- コスティトゥツィオーネ橋 - 駅を出て右手にあり、カナル・グランデを跨いで、道路交通のターミナルであるローマ広場とを直結する。2008年に開通。
歴史[編集]
1860年、ヴェネツィアがまだオーストリア帝国の治世下にあった時代にヴェネツィア本島に乗り入れる鉄道線の建設が始まった。この時、現在地にあったサンタ・ルチア教会を取り壊し、その跡地周辺に駅を建設した。このことから教会の名をとって駅名がつけられた。翌1861年に開業。
1924年からアンジェロ・マッツォーニの手による駅舎近代化計画が始まり、1934年には貨物駅も併設するためのコンペが行われた。ヴィルジーリオ・ヴァロットの案が採用され、マッツォーニ、ヴァロット両人の協力の下、1936年から1943年までかけて改築が完成する。更に戦後1952年にはパオロ・ペリッリによって更なる増改築が行われた。
2009年から大規模なリノベーション計画が行われ、2012年に完成した。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
ウィキメディア・コモンズには、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に関するカテゴリがあります。
- "Grandi Stazioni SpA" official website
- Stazioni del Mondo - Description and images of Venezia Santa Lucia station
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