一切漏経

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一切漏経[1](いっさいろきょう、: Sabbāsava-sutta, サッバーサヴァ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第2経。『一切煩悩経[2](いっさいぼんのうきょう)とも。

類似の漢訳経典として、『中阿含経』(大正蔵26)の第10経「漏尽経」、及び『一切流摂守因経』(大正蔵31)等がある。

経名の「漏」(ろ)とは、「煩悩」の異名。

構成[編集]

登場人物[編集]

  • 釈迦

場面設定[編集]

ある時、釈迦はコーサラ国サーヴァッティ(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

釈迦は比丘たちに向かって、煩悩を捨断する方法として、

  1. 観察 --- 四漏
  2. 防護 --- 六根
  3. 受用 --- 衣食住
  4. 忍辱 --- 三業(身口意)
  5. 回避 --- 三世(過去・現在・未来)
  6. 除去 --- 三毒(貪瞋痴)
  7. 修習 --- 七覚支

による/における煩悩の制御/排除を説く。

それを聞いた比丘たちは歓喜する。

内容[編集]

日本語訳[編集]

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典1』(第4巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典[編集]

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目[編集]