三菱・ディオン
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三菱・ディオン CR5W/CR6W/CR9W型 | |
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前期型(2000年1月-2002年5月) エクシード スーパーパッケージ 後期型(2002年5月-2006年3月) | |
販売期間 |
2000年1月 - 2006年3月31日 |
乗車定員 | 7人 |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
エンジン |
4G63型 直4 DOHC 1,997cc GDI 135PS 4G94型 直4 DOHC 1,999cc GDI 135PS 4G93型 直4 DOHC 1,834cc IC付GDIターボ 165PS |
駆動方式 | 前輪駆動/フルタイム4WD |
変速機 |
INVECS-II 4速AT INVECS-III CVT |
全長 | 4,460 mm |
全幅 | 1,695 mm |
全高 | 1,650 - 1,655 mm |
車両重量 | 1,360 - 1,470 kg |
ベース | 三菱・ミラージュディンゴ |
後継 | グランディスに統合 |
-自動車のスペック表- |
ディオン(Dion)は、三菱自動車工業が生産・販売していた5ナンバー(所謂小型自動車)枠のミニバンである。
三菱SUW(Smart Utility Wagon)シリーズの第2弾(第1弾はミラージュディンゴ)[1]
概要[編集]
2000年1月25日にデビュー。シャリオシリーズはシャリオグランディスの登場により3ナンバーとなったため、三菱の5ナンバーミニバンの空きを埋めるための車種と思われる。プラットフォームは三菱・ミラージュの派生トールワゴン[2]であるミラージュディンゴをベースに全長とホイールベースを拡大して7人乗車を可能としていた。同クラスのミニバンよりも背の高いボディーと、1BOXカーよりも大きなボンネットを持つミニバンと1BOXカーの中間的な車であった。エンジンは全車GDI搭載であり、駆動方式は前輪駆動とフルタイム4WDを用意。インパネデザインもディンゴと同じであった。
年表[編集]
- 2000年1月25日 - 発表・販売開始。エンジンはGDI仕様の4G63型2.0Lでトランスミッションは4速ATのみ、駆動方式はFFのみの設定。
- 7月 - フルタイム4WD追加。
- 2002年6月7日 - マイナーチェンジ。ヘッドランプ、グリル、ボンネット、リアゲート、前後バンパーのデザインを変更で後部ナンバープレートの位置が変更される。2.0Lエンジンが4G63型からギャランとほぼ共通の4G94型へと換装され、さらに1.8Lの4G93型ターボエンジンが追加。1997年にシャリオグランディスへのモデルチェンジとともに発売終了となったシャリオリゾートランナーGT以来のミニバンのターボ車でもあった(FFのみ)。2.0Lのトランスミッションは全車CVTに変更。
- 2004年10月13日 - 一部改良で車種が整理される。1.8Lターボ車に4WD追加。
- 2006年3月31日 - 販売不振のため、既存の3ナンバーミニバンであるグランディスに統合される形で販売終了。総生産台数は約65,000台。5ナンバーミニバンとしては2011年に導入されたデリカD:3が実質的なポジションを担うこととなる。
なお、現金輸送車仕様も存在する。
製造工場[編集]
車名の由来[編集]
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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