三菱・RVR

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三菱・RVR
2018 Mitsubishi ASX (XE) ES 2WD wagon (2018-10-29) 01.jpg
3代目
販売期間 1991年2003年
2010年
製造国 日本の旗 日本
ブラジルの旗 ブラジル
中華人民共和国の旗 中国
 インドネシア
マレーシアの旗 マレーシア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ボディタイプ 4/5ドアトールワゴン
5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式 FF/4WD
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RVR(アールブイアール[1])は、三菱自動車工業製造販売している乗用車である。

概要[編集]

RVブームの最中にデビュー。カープラザ店の専売車種であった。車名であるRVRとはRecreation Vehicle Runnerの頭文字をとったものである。なお、初代及び2代目のロゴは頭のRを左右反転させてキリル文字Яのよう(「ЯVR」)にしてあり(偽キリル文字)、アンビグラムになっていた。シティユースを重視した4 - 5人乗りの広いキャビンと手頃なサイズ、開発・発表時期がバブル経済だったこともあり、スライドドア等による使い勝手の良さが好評を博した。

トールワゴンでありながら、オフロード走行を意識したモデル「スポーツギア(SPORTS GEAR)」を設定するなどの他社にはない独自の路線が受け、初代は特に好セールスを記録したが、RVブームの終焉とともに販売台数も下降。2003年1月に販売を終了した。 その後2010年2月17日発売の新型CUVがRVRの名前を継承することが発表される。しかしスライドドアなどは装備されず、完全なCUVとなるためどちらかといえば「スポーツギア」に限りなく近いイメージである。またロゴも2代目までとは異なっており、Rの左右反転はなくなっている。代表的なグレード名である「スポーツギア」はその後、同社のエアトレックグランディスなどで復活している[注釈 1]

初代(1991年-1997年)N11W/N13W/N21W/N23W/N23WG/N28W/N28WG型[編集]

三菱・RVR(初代)
N11W/N13W/N21W/N23W/N23WG/N28W/N28WG型
Xグレード
Mitsubishi RVR N23.jpg
ハイパースポーツギアR
Hsg-r.jpg
製造国 日本の旗 日本岡崎市、名古屋工場)
販売期間 1991年2月 - 1997年11月
乗車定員 4/5名
ボディタイプ 4ドアトールワゴン
エンジン ガソリン
1,834 cc 4G93 16バルブ 直列4気筒
1,997 cc 4G63 16バルブ DOHC 直列4気筒
1,997 cc 4G63T 16バルブ ターボ DOHC 直列4気筒
2,351 cc 4G64 16バルブ 直列4気筒(北米)
ディーゼル
1,796 cc 4D65 ターボディーゼル 直列4気筒
1,998 cc 4D68 ターボディーゼル 直列4気筒
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動
変速機 4速AT
4速セミATINVECS
5速MT
サスペンション 前:マクファーソンストラット・コイルスプリング式
後:セミトレーリングアーム・コイルスプリング式
全長 4,290-4,480 mm
全幅 1,695-1,740 mm
全高 1,625-1,730 mm
ホイールベース 2,520-2,550 mm
車両重量 1,380-1,545 kg
生産台数 32万6671台[2]
-自動車のスペック表-
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1991年2月発表。デビュー前の2代目シャリオのシャシーコンポーネンツをショート化し、2列シート、片側スライドドアを装備したSUVテイストのトールワゴン。後席が通常の3人掛け(定員5名)とロングスライドシートの2人掛け(定員4人)の2タイプが設定されており、4人乗りタイプはシートアレンジ次第で後席で足が伸ばせるほどの広大な室内空間を作り出すことが可能。

デビュー当初はNA2.0L/1.8Lガソリンエンジンのモデルのみだったが、その後ディーゼルターボエンジンを搭載したモデルが追加された。モデル中期には同社ランサーエボリューションにも搭載されている4G63型ターボエンジンのデチューンタイプを搭載したスポーツモデルの「X3」および「スーパースポーツギア」や、車体天井の前半を電動収納できる特異なオープンモデル「オープンギア」などを追加しバリエーションを拡大。最後に最強モデルとなる「ハイパースポーツギア」を1997年1月に追加した。ハイパースポーツギアのエンジンはランサーエボリューションと同等であり、RV版ランサーエボリューションとしての呼び声も高い。

開発時期の関係から、先代ギャランのメカニカルコンポーネンツの流用が多く、メカニズムに新しさはないが、基本的には信頼性があり頑丈である。ただし、個体によっては、ATミッションが6万km程度、プラグコードが3年程度で寿命を迎える、スロットルボディ回りのセンサーやサーボ機構が不調になる(アイドリングしないなどの症状として現れる)など、よく知られたトラブルはあるので、中古車を購入する際には注意が必要。AT車のシフトロック機構は電気的に制御するのではなく、ブレーキペダルから伸びたワイヤーで機械的に規制解除するという独特の方式であった。これはバッテリーがあがっても影響を受けないという利点があった。ただしブレーキペダルを深く踏み込まないと解除しないため、エンジン停止から時間が経過しブレーキマスターバック内の負圧が漏洩減少するとペダルストロークが不足し、解除が困難になる傾向があった。

年表[編集]

  • 1991年2月
    • 発売開始。
    • 当初は3グレードが用意され、2WD車は「S」、4WD車は「R」と「X」が設定され、いずれのグレードのにも5MT車と4AT車を設定した。
  • 1991年6月
    • 新たに、1.8Lの16バルブエンジンを搭載した「Z」を追加。
  • 1992年10月
    • 「スポーツギア」を追加。同時に「Z」の4WD車にディーゼルエンジン車を追加。
  • 1993年5月
    • 「1.8Z」の2WD車をベースに、ルーフレール、グリルガード、キーレスエントリーなどを標準装備した特別仕様車「Z スペシャルバージョン」を発売。
  • 1993年8月
    • 前席に電動オープンルーフを採用した3ドア仕様の「オープンギア」を追加。
  • 1994年1月
    • 「1.8Z」の4WD車をベースに、ルーフレールやフロントスポーツシートなどを標準装備した特別仕様車「スペシャルエディション」を発売。
  • 1994年6月
    • 「2.0オープンギア」の2WD車をベースにグリルガードやキーレスエントリーを装備した特別仕様車「オープンギアリミテッド」を発売。
  • 1994年9月
    • マイナーチェンジ。
    • 2.0Lインタークーラーターボエンジンを追加し、ディーゼル車はインタークーラーターボエンジンとなった。また、フロントバンパーやヘッドランプの形状を変更し、よりRV車に近いデザインとなった。ラインナップも「X2」やインタークーラーターボエンジン搭載の「X3」、「スポーツギア」のワイドフェンダー&ターボ仕様「スーパースポーツギア」、「オープンギア」のワイドフェンダー&ターボ仕様「スーパーオープンギア」の4グレードを新たに追加した。
  • 1994年10月
    • 「2.0スポーツギア」をベースに、大型ストライプや専用アンダーガードバーなどを装備した特別仕様車「ワイルドギア」を発売。
  • 1995年5月
    • マイナーチェンジ。
    • ディーゼル車が排ガス規制に適合(車両形式が「Y-」から「KD-」に変更)され、ボディカラーを一部変更した。
  • 1995年6月
    • 「2.0S」をベースにルーフレール、運転席エアバッグなどを装備した特別仕様車「バージョンS」を発売。
  • 1995年10月
    • 特別仕様車「ワイルドギア」を再発売。新たに専用大型フロントグリルガードを追加した。
  • 1995年12月
    • 「1.8スポーツギア」をベースに、ルーフレール、運転席エアバッグ、キーレスエントリーなどを装備した特別仕様車「スポーツギアリミテッド 1.8」を発売。
  • 1996年1月
    • 特別仕様車「スポーツギアリミテッド 2.0」と「X3スペシャル」を発売。
    • 前者は「2.0スポーツギア」をベースに、アルミホイールとカセットデッキを装備。後者は「X3」をベースにフロントサイドスポイラーやリアスポイラーなどを装備したものである。
  • 1996年5月
    • マイナーチェンジ。
    • 「スポーツギア」は2.0L車のみとなり、新たに「スポーツギアZ」を新設。また、全車に運転席エアバッグを標準装備した。
  • 1997年1月
    • 大型エアロパーツを装備した「ハイパースポーツギアZ」・「ハイパースポーツギアR」を追加。同時に「スポーツギア」をベースに、ABSやキーレスエントリーなどを装備した特別仕様車「スポーツギアV20」を発売。
  • 1997年7月
    • 「オープンギア」を仕様変更。
  • 1997年9月
    • 「スポーツギア」をベースに、ルーフレール、キーレスエントリー、ABS等を採用した特別仕様車「フィールドエクスプレス」を発売。
  • 1997年10月[3]
    • 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
  • 1997年11月
    • 2代目と入れ替わる形で販売終了。



2代目(1997年-2003年)N61W/N64WG/N71W/N73WG/N74WG型[編集]

三菱・RVR(2代目)
N61W/N64WG/N71W/N73WG/N74WG型
Mitsubishi RVR 011.JPG
製造国 日本の旗 日本(岡崎市、名古屋工場)
販売期間 1997年11月 - 2003年1月[4]
乗車定員 4/5名
ボディタイプ 4/5ドアトールワゴン
エンジン 4G93 1.8L 直列4気筒DOHC16バルブ(GDI)
4G63 2.0L 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
4G64 2.4L 直列4気筒DOHC16バルブ(GDI)
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動
最高出力 1.8L 140PS/6,000rpm
2.0L 250PS/5,500rpm
(AT230PS/5,500rpm)
2.4L 165PS/5,500rpm
最大トルク 1.8L 18.5kg・m/3,750rpm
2.0L 35.0kg・m/2,500rpm
2.4L 23.5kg・m/3,500rpm
変速機 4速AT
4速セミAT(INVECS)
5速MT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:セミトレーリングアーム式コイルスプリング
全長 4,280-4,480 mm
全幅 1,695-1,780 mm
全高 1,650-1,720 mm
ホイールベース 2,550 mm
車両重量 1,380-1,570 kg
生産台数 5万1634台[5]
-自動車のスペック表-
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先代同様にシャリオの後継、シャリオグランディスのコンポーネンツをショート化して流用した。シャリオは3ナンバーサイズになったが、RVRは5ナンバーでミニバン風のルックスの「GDI RVR」と3ナンバーでクロスオーバーSUVの「RVR スポーツギア」の2つに分けられるかたちとなった。 先代の特徴であったロングスライドシートやリアスライドドアなどの機構は踏襲されている。

1999年のマイナーチェンジ時に当時売れ行き好調であったシャリオグランディスの意匠をイメージさせる大幅なフェイスリフトが行われた。また要望の多かった両側スライドドア車も新設定された。スポーツギアはスペアタイヤキャリアや若干高められた車高等、オフロード色を二代目においても前面に出していたが、その後オンロードを重視した意匠の「スポーツギア・エアロ」が設定され、若者を中心にした新たなユーザー層開拓を図った。

グレードは標準タイプの「X」(後期は「エクシード」)とスポーツタイプの「スポーツギア」に大きく分類され、標準タイプの「X」は1.8L ガソリンエンジンを、「スポーツギア」は2.4L GDIエンジンもしくは、ランサーエボリューションと同じ2L 4G63型ターボエンジン(250PSにデチューン)を搭載した。なお、最強モデルの「スポーツギアX3」は、レベライザー付きキセノンヘッドライトや本革巻ステアリング・シフトノブ、ハチドリの模様が織り込まれたオリジナルシートなどが奢られていた。

年表[編集]

  • 1997年11月
    • フルモデルチェンジ。
    • 当初は「RVR」は「X」・「X2」・「X2タイプS」の3グレード、「RVRスポーツギア」は「2.0X3」・「2.4X」・「2.4X2」の3グレードとなった。なお、5MT車は「スポーツギアX3」のみとなった。
  • 1998年6月2日
    • 「X」をベースに、ボディ同色の電動格納式ドアミラー・ドアハンドル、メッキのフロントグリルを採用して見栄えを向上させ、AM/FMラジオ+カセットステレオ+4スピーカーやマルチモードキーレスエントリーシステムを装備した「Xリミテッド」と「X2(4人乗り仕様)」をベースに、「Xリミテッド」と同等の外観やAM/FMラジオ+カセットステレオ+4スピーカー、オートエアコンなどを装備した「X2リミテッド」を追加。
  • 1999年1月13日
    • ブラウンの内装色に専用のシート生地、木目調のセンターパネルやメッシュ調のアルミホイールなどを採用し高級感を演出した他、三菱マルチコミュニケーションシステム(MMCS)、GDI ECOランプ、フルオートエアコン、電動格納式リモコンドアミラー、マルチモードキーレスエントリーシステムと充実の装備を備えた最上級グレード「スーパーエクシード」を追加。
  • 1999年2月26日
    • フィッシングツールを機能的に収納できるラゲッジボックス、ロッドケース、マグネット式ロッドスタンド、撥水シートカバー、ハザード機能付ハンディライト、温冷蔵庫、小型ライト付ポータブル電源を装備したスポーツフィッシングを楽しむ為の特装車「フィッシングギア」を発売。
  • 1999年5月12日
    • 「X2リミテッド」をベースに電動チルト&スライドサンルーフ、音声ガイド付きナビゲーション(MMCS)、TVチューナー、GDI ECOランプ、15インチアルミホイール、運転席アームレスト、ルーフレールなどを標準装備した特別仕様車「EXCEED サンルーフリミテッド」を発売。
  • 1999年10月4日
    • マイナーチェンジ。
    • 「RVRスポーツギア」は外装をエアロタイプに一新し内装をスポーティーな印象に仕上げたオンロード志向モデル「エアロ」を追加。リアドアを両側スライドドアに変更し、運転席センターアームレストとGDI ECOランプも装備された。なお、既存グレードは「X3」のみに整理するとともに新グレードの「エアロ」には従来設定がなかった2WD車を追加した。「RVR」はグレード体系を「X」・「エクシード」・「スーパーエクシード」の3グレードに整理。「エクシード」と「スーパーエクシード」は両側スライドドアを採用すると共に、外内装のデザインも変更された。また、GDI ECOランプと運転席センターアームレスト(後者は「X」を除く)を標準装備した。なお、マイナーチェンジに伴い、5MTの設定がなくなった。
  • 2000年7月3日
    • 「エクシード」をベースに、MMCSを標準装備しながらベース車よりも10万円安い価格設定にした特別仕様車「ナビリミテッド」と「スポーツギア エアロ」をベースにMMCS、ディスチャージヘッドランプ、AM/FMラジオフルロジックカセット、6スピーカーを装備しながら価格上昇分を抑えた特別仕様車「スポーツギア エアロ ナビリミテッド」を発売。
  • 2000年12月1日
    • リア両側スライドドア、スライドドアアクティブパワーロック、15インチアルミホイール、マルチモードキーレスエントリーシステム、セーフティ機構付ワンタッチ式パワーウインド、プライバシーガラス、運転席アームレストなど機能を充実する一方、ユーザーが自由に選択できるようにナビゲーションシステムを非装着にした特別仕様車「エクシードL」を発売。
  • 2002年8月[6]
    • オーダーストップに伴い生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
  • 2003年1月
    • 在庫対応分がすべて完売し、販売終了。


3代目(2010年-)GA3W/GA4W型[編集]

三菱・RVR(3代目)
GA3W/GA4W型
2019年8月改良型 G 4WD
(2019年8月 -)
Mitsubishi RVRG 4WD GA4W DSC 0122 edited.jpg
製造国 日本の旗 日本(岡崎市、岡崎工場)※2017年まで
日本の旗 日本倉敷市、水島工場)※2017年から
ブラジルの旗 ブラジルカタラン
中華人民共和国の旗 中国湖南省長沙市)(GMMC)
 インドネシアジャカルタプロ・ガドゥン)(KRM、2018年まで)
マレーシアの旗 マレーシアクアラルンプール)(TCMA)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(ノーマル)(MMNA、2015年まで)
販売期間 2010年2月 -
デザイン 吉峰典彦
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアCUV
エンジン ガソリン
1.6 L 4A92 直列4気筒
1.8 L 4B10 直列4気筒
1.8 L 4J10 直列4気筒
2.0 L 4B11 直列4気筒
2.0 L 4J11 直列4気筒
2.4 L 4B12 直列4気筒
ターボディーゼル
1.6 L DV6C 直列4気筒
1.8 L 4N13 直列4気筒
2.2 L 4N14 直列4気筒
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動
変速機 5/6速MT
6速AT
6速INVECS-III CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
全長 4,295 mm
全幅 1,770 mm
全高 1,625 mm
ホイールベース 2,670 mm
車両重量 1,350-1,430 kg
プラットフォーム 三菱・GSプラットフォーム
-自動車のスペック表-
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三菱自動車は2009年12月3日、2007年のフランクフルト・モーターショーで初めて披露された『Concept-cX』をベースに、2010年春市場に投入する予定の新型コンパクトSUVを日本では『RVR』として販売すると発表した。これにより8年ぶりに同車の名が復活した。

ただしドアも通常のヒンジ式のドアを採用するなど、スライドドアであったコンパクトミニバンとしての性質よりもむしろ「ギャランフォルティスのCUV版」「アウトランダーの縮小版」としてのコンパクトCUVの性質が強く、かつてのRVRと車種のカテゴリは違う。むしろ、プラットフォームを共通とするギャランフォルティスと非常に共通する部品が多い乗用カテゴリに近づいた。

フロントデザインは、ギャランフォルティスやアウトランダーの北米仕様などと共通の「ジェットファイターグリル」と呼ばれるデザインモチーフを用いている。ボディには、衝突安全強化ボディRISE(ライズ)が採用された。RISE(ライズ)は、高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造と高張力鋼板の採用で、正面衝突をはじめオフセット衝突、側面衝突、後面衝突など、全方向の衝突安全性を飛躍的に向上させている。

パワートレインはギャランフォルティスにも搭載される1.8リットル「MIVECDOHC・16バルブエンジンの4B10型に「INVECS-III」6速スポーツモードCVTを組み合わせ。減速エネルギー回生システム(高効率発電制御)や電動パワーステアリング、空力性能の向上をはじめとする細部にわたる低燃費化技術の採用で、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+15%」を同時に達成した。 日本仕様は後に4J10 1.8L 直列4気筒SOHC16バルブを採用する。このエンジンはSOHCでありながら従来のDOHCエンジンと同等の性能を持ち、さらにAS&Gと組み合わせることで、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」に適合し、「平成27年度燃費基準」を達成した(「M」の4WD車は、メーカーオプションの装着により車両重量が1,421kg以上となった場合に達成する)。なお、欧州仕様であるASXには同じDOHC・16バルブでも4N13型コモンレール式ターボディーゼルエンジンとなり、トランスミッションに6速MTが組み合わされる。

フロントにマクファーソンストラット式、リアにマルチリンク式を採用している。ギャランフォルティスと同じく電子制御4WDを採用している。電子制御4WDは燃費の良い「2WD」、路面状況や走行条件に応じて、前後に駆動力を適切に配分する「4WDオート」、強力なトラクションが得られる「4WDロック」の3モードを選択することができる。

自動車衝突安全テスト
機関 試験年 評価 備考
JNCAP 日本 2010年 ★★★★★★ 最高評価
ユーロNCAP ヨーロッパ 2011年 ★★★★★ 最高評価
ANCAP オーストラリア 2010年 ★★★★★ 最高評価
C-NCAP 中国 2013年 ★★★★★ 最高評価は★★★★★+。但し、今まで該当車種なし。
IIHS アメリカ 2011年 2012トップセーフティピック 最高評価
IIHS アメリカ 2012年 2013トップセーフティピック+ 2年連続で最高評価
IIHS アメリカ 2013年 2014トップセーフティピック 3年連続で最高評価

年表[編集]

  • 2010年2月17日
    • 約7年間の時を経て、ギャランフォルティスのコンポーネンツを大幅に流用したコンパクトクロスオーバーSUVとして復活し発売開始。(基本のプラットフォームにとどまらず、クロスメンバーやアーム、外装でもミラーやワイパー、シートやレバー類などの内装品にまで及ぶ、ほぼ兄弟車といえるレベルである。)
    • また夜間走行時に安全運転をサポートする大光量でワイドな配光の「スーパーワイドHIDヘッドライト」や、昼間は開放感を、夜間はムーディな室内空間を演出する、「パノラマガラスルーフ(LEDイルミネーション付)」、スマートなエンジン始動を実現する「エンジンスイッチ」を新たに採用した。
    • インテリアはブラック基調の室内に手触りの良いソフトパッドや、シルバー・メッキ装飾をあしらった。
    • さらに地上デジタルテレビ放送対応フルセグチューナー内蔵のHDDナビゲーションシステム、携帯音楽プレーヤーの接続をはじめ、USB/Bluetoothなどによる外部機器との接続通信ができる「Link System」も設定した:[4]
    • このクラスのライバルである日産・デュアリス(キャシュカイ)に関してはメーカー自身がベンチマークと言い切るほど強く意識している[7]。月間販売目標は1,500台と発表されている。
    • 3代目RVRは5年目以降の車検入庫時に保証延長点検(24か月定期点検相当)を受けることを条件に適用される「最長10年10万km特別保証延長」の対象車種となっており、保証延長サービス開始前に購入したユーザーでも発売日まで遡って適合される。
  • 2010年7月14日
    • 「M」をベースに、スーパーワイドHIDヘッドライトとメッキフロントグリルを標準装備した特別仕様車「BEAM Edition」を発売。
  • 2010年8月24日
    • 中国にて三菱ASXとして発売開始。現地生産ではなく輸入車として販売。
  • 2010年12月2日
    • 特別仕様車「1st Anniversary Edition」を発売。
    • 「M」、「G」をベースに、地上デジタルチューナー内蔵7インチワイドディスプレイHDDナビゲーション(MMCS)+6スピーカー、ビルトインETCユニットを特別装備。さらに、「M」は「G」に標準装備されているフルオートエアコン、オーディオスイッチ付本革ステアリングホイール&本革シフトノブ、前後スライド式アームレスト&コンソールトレイも装備された。
  • 2011年6月2日
    • 同社のオプションエアロブランドで人気の高いドレスアップ仕様の特装車「ROADEST(ローデスト)」を発売。
    • 「M」・「G」をベースに、グリル一体型専用フロントエアロバンパー(フォグランプ・LEDデイライト組込)、専用リアエアダム(ステンレス製ヒートプロテクター組込)を採用し、テールゲートには「ROADEST」エンブレムを装着。インテリアではブラックのクロスファブリックとシルバー&ブラックのスウェード調ニットを組み合わせた専用シートを採用するとともに、エアコンダイヤルとドライブモードセレクター(4WD車のみ)のリング部にはクロームメッキを採用した。また、「ROADEST M」は上級グレードの「G」に標準装備されているメッキタイプのベルトラインモール、ヒーター/ウインカー付リモコンドアミラー、マフラーカッター、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステム、ハイコントラストメーター、本革巻きステアリングホイール&シフトノブ、フルオートエアコンを標準装備。「ROADEST G」はインパネセンターパネルとシフトパネルにブラック塗装を採用した。
  • 2011年10月20日
    • マイナーチェンジ。
    • 「M」と「G」に新開発の「4J10」エンジンを搭載。4J10はボアxストロークならびに加えて最高出力は従来の4B10と同じだが、MIVECの動作機構を変更し、DOHCからSOHCに変更することでエンジン重量とフリクションロスを抑えた。同時に、日本国内のSUVでは初となるアイドリングストップシステム「オートストップ&ゴー(AS&G)」も採用することで「平成22年度燃費基準+25%」を達成した。
    • 装備面では、自動防眩機能と後退時に後方が映し出される3.3インチリヤビューモニター付ルームミラーをオプション設定するとともに、「M」「G」の2WD車にはアクティブスタビリティコントロール(ASC)とヒルスタートアシストを標準装備(4WD車は従来から標準装備)。「G」はさらにメーターリング部・オートエアコン操作ダイヤル・ドライブモードセレクター(4WD車のみ)をクローム化した。このほか、ブレーキオーバーライド制御が新採用され、前後ショックアブソーバー・電動パワーステアリングを改良、シート生地や16インチホイールカバーのデザインも変更された。
    • なお、「E」は2WD車のみの設定になり、「M」・「G」はエンジンの置換に伴って車両型式がGA4W型に変更となった。
  • 2011年12月
    • 「ASX」として台湾での発売を開始。
  • 2012年3月
  • 2012年10月18日
    • マイナーチェンジ。
    • 前後バンパーのデザインや造形を変更するとともに、前後バンパー下部とサイドシルガーニッシュをボディ同色からブラックに変更。HID車はヘッドライトのインナーがブラックからメッキに変更された。
    • ボディカラーはカワセミブルーメタリックとコスミックブルーマイカを廃止する替わりにクォーツブラウンメタリックを追加して6色に整理した。インテリアではメインシート生地の柄を変更するとともに、フロントドアトリムのピンモールとメーターリングをクロムメッキ化したほか、ステアリングホイールの形状を変更した。
    • CVTにはアクセル操作に対してエンジン回転数と車速がリニアに追従することでCVT特有の滑り感を減少させる制御技術を採用して加速性能を高め、シャシーはリヤサスペンションのトレーリングアームの形状を見直し、サスペンションアームのレイアウトを最適化。同時にショックアブソーバーやスタビライザーのチューニングを行ったことで操舵安定性と乗り心地を高めた。
    • さらに、廉価グレードの「E」ではエンジンを「M」や「G」と同じ4J10型に置換し、アイドリングストップ機構「AS&G」を標準装備したことで燃費を大幅に向上して「平成27年度燃費基準」を達成するとともに、アクティブスタビリティコントロール(ASC)とヒルスタートアシストを標準装備した。
  • 2013年7月18日
    • 一部改良。
    • 「G」に装備されているウィンカー付ドアミラーの形状を変更したことで風切り音を低減し、静粛性を向上。そのほか、全車でサスペンションのチューニングを行い、後席シートバックの形状を変更。さらに、4WD車は寒冷地仕様を標準装備化した。
  • 2013年7月26日
    • ブラジルの委託先ならびに総代理店である「MMC Automotores do Brasil Ltda.」のカタロン工場にて現地生産を開始。それに伴い、販売車両を日本からの輸入を現地生産分に切り替えた[8]
  • 2014年4月25日
    • 一部改良[9]
    • CVTのギヤ比幅を拡大したことで加速性能と燃費を向上。これにより、「G」の4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を、「M」の4WD車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成した(2WD車は従来通り「平成27年度燃費基準」達成)。併せて、電動パワーステアリングとサスペンション設定を最適化したことで操舵安定性と乗り心地も向上した。
    • 外観ではフロントバンパーの左右下部にあるフォグランプベゼルにLEDデイライトが組み込まれ、新デザインの17インチアルミホイール(切削光沢仕上げ)を採用。フロントフェンダーに装着されていたサイドアンダーミラーはドアミラーと一体化することで廃止。ボディカラーは「クォーツブラウンメタリック」と入れ替えで「ライトニングブルーマイカ」を追加。内装ではセンターパネルを「E」と「M」はカーボン調、「G」はピアノブラック調にそれぞれ変更した。
  • 2015年4月16日
    • 一部改良。
    • 本革巻ステアリングホイールにメッキとピアノブラックの加飾を施し、グリップシェイプを追加(「G」「ROADEST G」 に標準装備、「M」「ROADEST M」 に メーカーオプション設定)した[10]ほか、全グレードでステアリングホイールのスリーダイヤマークをシルバーからメッキに変更。
    • また、ベーシックグレードの「E」を廃止した。
  • 2015年7月13日
    • 英国仕様車が一部改良して発売開始。
    • 従来の4N13 1.8Lターボディーゼルに代わり、新たにEURO 6 自動車排出ガス規制対応の1.6L Di-Dターボディーゼルが設定された。最高出力112bhp、CO2排出量は119g/kmとなる[11]
  • 2016年6月15日
    • 国の燃費試験で使う「走行抵抗値」を机上計算し、燃費を良く見せるデータの改竄を行っていたことが発覚[12]
  • 2016年8月30日
    • 燃費に偽装があり実際よりも良い数値を届け出していた旨発表。これにより、当分の間、製造停止、および販売を停止。同時にホームページも一時閉鎖。
  • 2016年9月9日
    • 現行モデル(2015年4月一部改良モデル)において燃費値を修正。これにより、燃費基準ラベルが変更となり、「G」の4WD車は平成27年度燃費基準達成に、「G」の2WD車及び「M」は平成27年度燃費基準未達成(燃費基準ラベルなし)となった。
  • 2017年2月9日
    • マイナーチェンジ(2月16日発売)[13]
    • クロスオーバーSUVでは2代目・後期型アウトランダーに次いでの採用となるフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」の採用によりフロントフェイスが刷新され、中央のブラックフェイスをバンパーの左右コーナー部とアンダーガードの3方から包み込むようなプロテクト形状となった。また、ルーフアンテナをシャークフィンタイプに変更した。
    • 「G」はシート生地も変更し、レッドステッチを施した。
    • マイナーチェンジに伴って「ROADEST」が廃止となり、「M」と「G」の2グレードに集約された。
    • なお、この3期モデルはわずか約8か月間しか発売されなかった。
  • 2017年10月5日
    • 一部改良並びに特別仕様車「ACTIVE GEAR」を発表(一部改良モデルは同日より、「ACTIVE GEAR」は11月16日より順次発売)[14]
    • 外観はバンパー(フロント・リアとも)とフロントグリルのデザインが変更され、テールゲートにメッキガーニッシュを施した。また、LEDデイライトを採用し、「M」はメーカーオプション設定、「G」は標準装備とした。ボディカラーは銀系の「クールシルバーメタリック」を「スターリングシルバーメタリック」に差し替えた。
    • 内装はセンターパネル、シフトポジションインジケーターパネル、フロアコンソールのデザインが変更されるとともに、フロアコンソールニーパッドを追加。また、スマートフォントレイを追加するとともに、メーカーオプションの7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーション(MMCS)にUSBポート(インパネ下部)を装備した。「G」はパワーウィンドウスイッチパネルにシルバー塗装を施し、座面および背もたれ面にスエード調人工皮革を採用したコンビネーションシートをメーカーオプション設定した。
    • 衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)、車線逸脱警報(LDW)、オートハイビーム(AHB)の3点で構成された予防安全技術「e-Assist」も採用され、「M」にメーカーオプション、「G」に標準装備された。
    • メーカーオプションのディスプレイオーディオにCarPlayAndroid Autoに対応したスマートフォン連携機能が追加され、MMCSの場合同様にUSBポート(インパネ下部)を装備した。また、ダッシュパネル、ヘッドライニング、テールゲートトリムなどに吸音素材が追加され、「G」にはクルーズコントロールを標準装備した。
    • 「ACTIVE GEAR」はデリカD:5、アウトランダーに次いで設定されるもので、「G」をベースに、外観はLEDデイライトカバーとウインカー付電動格納式リモコンドアミラーをオレンジに、フロントスキッドプレート、17インチアルミホイール、ベルトラインモールをブラックとしたほか、ベース車ではメーカーオプション設定のルーフレールを標準装備し、テールゲートに専用デカールを装着した。内装は随所にオレンジのステッチを配し、ヒーターコントロールダイヤルをオレンジに、パワーウインドウスイッチパネルをブラックに変更。さらに、ベース車ではメーカーオプション設定のコンビネーションシートを標準装備し、ステッチの色をオレンジとシルバーに変更。ドアトリムには合成皮革が採用された。機能面ではベース車ではメーカーオプション設定のスマートフォン連携ディスプレイオーディオをはじめ、フロントシートヒーターや運転席パワーシートも標準装備した。さらに、本仕様車専用のディーラーオプションとして、外観のデカール類やパーツ、専用フロアマットで構成された「ACTIVE GEAR コンプリートパッケージ」も設定した。
  • 2017年12月20日
    • 生産拠点を岡崎製作所から水島製作所に移管[15]。同社のエクリプスクロスの生産が岡崎製作所で開始されたことに伴う処置で、同製作所でのRVRの生産は年度内に終了する。
  • 2018年9月6日
    • 一部改良された[16]
    • 「e-Assist」を従来メーカーオプション設定だった「M」にも標準装備化され、全車標準装備となった。併せて、後側方(レーンチェンジアシスト機能付)と後退時の車両検知警報システム(以下、BSW/LCA及びRCTA)を全車にメーカーオプション設定された。
    • 2017年11月に発売された特別仕様車「ACTIVE GEAR」についても、BSW/LCA及びRCTAのメーカーオプション設定の追加を受け、継続販売される。
  • 2019年8月22日
    • 一部改良された[17]
    • 外観は2017年2月のマイナーチェンジより導入されている「ダイナミックシールド」が進化され、パンパーのプロテクトを左右から中央に向かって包み込む形状に、フロントグリル部を水平・垂直基調のスクエアなラインで構成され、フロントフェイスに厚みを持たせた。フロントランプは視認性向上のため、ターンランプをヘッドランプから独立させ、フォグランプと共にバンパーサイドに配置した。リアはテールランプが水平基調デザインに変更され、バンパーサイドにブラックのガーニッシュを追加。「G」は新デザインの18インチアルミホイールが採用された。ボディカラーは赤系色の「レッドメタリック」を「レッドダイヤモンド(有料色)」に入れ替え、新色の「サンシャインオレンジメタリック(有料色)」を追加して7色展開となった。
    • 内装は「G」においてシート生地に幾何学パターンが採用され、室内天井がブラックに変更された。
    • 新たにAndroidスマートフォンiPhone用のUSBポートを設けてAndroid AutoApple CarPlayに対応した8インチスマートフォン連携ナビゲーションをメーカーオプション設定し、「e-Assist」に前進時の誤発進抑制機能を追加、INVECS-III6速スポーツモードCVTにスポーツモードの常時設定を可能にするMポジションが新たに設けられた。
    • なお、今回の一部改良により、排出ガスと燃料消費率がWLTCモード走行に対応し、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。
  • 2019年12月12日
    • 特別仕様車「Black Edition」が発売された[18]
    • 「G」をベースに、外観はフロントグリルをピアノブラック塗装とブラックを組み合わせた専用デザインとし、18インチアルミホイールをブラック塗装にするとともに、LEDターンランプ付電動格納式リモコンドアミラーをブラックマイカ、ベルトラインモールをブラックとしたほか、ベースグレードではメーカーオプション設定のルーフレールが標準装備された。
    • 内装はベースグレードではメーカーオプション設定となるスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシート(赤ステッチ入り)、運転席パワーシート、運転席・助手席シートヒーターを標準装備したほか、赤ステッチが施された専用本革巻のステアリングホイール・シフトノブ・パーキングブレーキレバーが装備された。また、ブラック内装に合わせてパワーウインドウスイッチパネルがブラックに統一され、ペダル類(アクセル・ブレーキ)はアルミペダルとした。
    • ボディカラーは5色が設定される。
基本グレード(特別仕様車除く)
  • 全車2WDと4WDが選べる(欧州仕様を除く、日本仕様の「E」は2011年10月より2WDのみの設定)。
  • 日本仕様の価格については消費税込、現在製造されているモデルに関しては8%消費税込の価格
  • 欧州仕様の価格については1ユーロ=約125円で換算
グレード 製造年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 牽引能力 駆動方式 価格
日本仕様
E 2010年2月
-2012年10月
4B10
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブ 1,798cc 139PS/6,000rpm 17.5kg・m
/4,200rpm
CVT FF
4WD
1,785,000円
(1,995,000円)
2012年10月
-2015年4月
4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 1,911,600円
M 2010年2月
-2011年10月
4B10
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブ 1,921,500円
(2,184,000円)
2011年10月
-2018年9月
4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,058,480円
(2,295,000円)
2018年9月 - 2,104,920円
(2,341,440円)
G 2010年2月
-2011年10月
4B10
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブ 2,187,150円
(2,449,650円)
2011年10月
-2017年10月
4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,250,720円
(2,487,240円)
2017年10月
-2019年8月
2,304,720円
(2,541,240円)
2019年8月- 2,272,320円
(2,508,840円)
ローデスト M 2011年6月
-2011年10月
4B10
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブ 1,798cc 139PS/6,000rpm 17.5kg・m
/4,200rpm
CVT FF
4WD
2,236,500円
(2,499,000円)
2011年10月 - 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,377,080円
(2,613,600円)
ローデスト G 2011年6月
-2011年10月
4B10
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブ 2,428,650円
(2,691,150円)
2011年10月 - 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,563,920円
(2,800,440円)
欧州仕様
ASX Attivo
2WD Manual
2010年6月 - 4A92
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブ 1590cc 117PS/6,000rpm 15.7kg・m
/4,000rpm
5MT 1,200kg FF £15,499.00
(約1,945,834円)
ASX 2 2WD Manual £16,499.00
(約2,071,380円)
ASX 3 2WD Manual £18,359.00
(約2,304,895円)
ASX 4 2WD Manual £20,505.00
(約2,574,317円)
ASX 3 2WD
/4WD Manual
2010年6月 - 4N13
(MIVEC)
直列4気筒DOHC16バルブDI-D 1,798cc 150PS/4,000rpm 31.0 kg・m
/2,000-3,000rpm
5MT 1,400kg FF
4WD
2:£20,599.00
(約2,586,118円)
4:£22,749.00
(約2,856,041円)
ASX 4 2WD
/4WD Manual
2:£22,745.00
(約2,855,539円)
4:£24,895.00
(約3,125,463円)
ASX 4Work
4WD Manual
4WD £23,999.00
(約3,012,974円)

日本国外での販売ならびにOEM[編集]

  • 北米では、初代がシャリオの一グレード「Expo LRV」として販売されたほか、クライスラー社の、イーグルブランドにて、イーグル・サミットワゴンプリムスブランドとダッジブランドでもコルトビスタの名前で販売された。
  • なお、2代目についてはOEM供給は行われなかった。
  • 欧州では三菱ブランドで、現地名スペースランナーとして輸出された。
  • 3代目は欧州、南米諸国、オーストラリア、ジャマイカ、中国、台湾、ロシア、ブラジルへはASXActive Sports Crossover(=X-over)の略)アメリカへはアウトランダースポーツ[19]、韓国とカナダは日本と同じRVR[20]として輸出・販売されるが、アメリカ向けについては2012年7月よりイリノイ州での現地生産に切り替え[21]、韓国向けについても米韓自由貿易協定(FTA)によりアメリカ生産分へ切り替えられる[22]。また、中国向けは広汽三菱汽車にて、そして、ブラジル向けにおいても2013年7月より日本からの輸入から現地生産分に切り替えている。尚、2013年8月現在において、韓国と台湾ではすでに販売を終了している。
  • ガソリンエンジンは、北米、シンガポール、中国、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド仕様に4B11 2,000cc、欧州仕様に4A92 1,600ccが設定され、ディーゼルエンジンは欧州とオーストラリア、ニュージーランド向けに4N13 1,800cc直噴ターボ・ディーゼルの設定がある。ロシア、ウクライナでは3種全てのガソリンエンジンが設定されている。
  • また2010年4月27日にはPSAグループとの間でアウトランダーに続きOEM供給することに合意し、同日発表した[23]。プジョー版が4008、シトロエン版がC4エアクロスC4 AIRCROSS )という車名になる。いずれも外観はRVRと異なる独自の物である。

車名の由来[編集]

Recreational Vehicle Runner頭字語を取ってつけられた。初代・2代目は最初のRは鏡文字になっており、Vの中央を境に線対称になるデザインとなっている。尚、車両コンセプトの違う3代目においてRVRを復活させた理由については時間とコストをかけずにアピールできる方法を思案した結果、三菱の持っている資産(登録商標やブランドイメージ)を活用するのが得策と考えたからである[24]

3代目に設定される「ROADEST」については他車同様、道を意味する「Road」と最上級を意味する「est」を掛け合わせた造語である。

プロトタイプ[編集]

1996年のパリ・ダカール・ラリーにRVRを冠したプロトタイプ車「RVRスペースランナー」が出場、増岡浩選手が乗り総合6位で完走した。基本的な構造はパジェロプロトタイプとほぼ同じものとなっていた。

  • 排気量 - 2,416cc
  • 最高出力 - 300馬力/4,000rpm
  • 最大トルク - 60kg-m/3,000rpm
  • 最高速度 - 250km/h

また、市販車改造部門にもスポーツギアがエントリーしたことがある。左ハンドル仕様で、スライド式ドアがガルウィングドアに改められていた他、サスペンションが前後ともにパジェロ・プロトと同様のスイングアーム式ダブルウィッシュボーンに改められていた事が特筆される。ミツビシの取材用車両及び、プライベーターから各一度ずつエントリーしている。

2013年のダカールラリーにはASXが市販車改造部門にプライベーターチームからエントリーしている。

脚注[編集]

注釈[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 但し、スペルはどちらも「SPORT GEAR」に変わっている。

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 三菱自動車「三菱自動車、ジャストサイズの新型コンパクトSUV『RVR』を新発売」2010年2月17日付、2012年11月12日閲覧。
  2. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第37号19ページより。
  3. ^ RVR(三菱)1991年2月~1997年10月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
  4. ^ RVR(1997年11月~2003年1月)”. トヨタ自動車株式会社 (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
  5. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第48号19ページより。
  6. ^ RVR(三菱)1997年11月~2002年8月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
  7. ^ 【三菱 RVR 新型発表】日産の遊牧民を追う三菱のカワセミレスポンス 2010年2月19日
  8. ^ “三菱自動車、ブラジルでコンパクトSUV『ASX』の現地生産を開始” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2013年7月26日), http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2013/news/detail4688.html 2013年8月27日閲覧。 
  9. ^ “コンパクトSUV『RVR』を一部改良して発売” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2014年4月25日), http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2014/news/detail4774.html 2014年4月25日閲覧。 
  10. ^ これは同年4月のニューヨーク国際オートショーで発表されたアウトランダー(2016年モデル)で行われた措置を市販車としては先行採用したもの。[1] - 三菱自動車工業 プレスリリース 2015年4月3日
  11. ^ MITSUBISHI ASX: NEW MODEL LINE-UP REACHES SHOWROOMS”. Mitsubishi Motors UK Press Office (2015年7月13日). 2015年7月13日閲覧。
  12. ^ 三菱自、販売終了車種でも不正 「ギャランフォルティス」など10車種以上 - 産経ニュース(2016年6月15日)
  13. ^ “コンパクトSUV『RVR』のフロントデザインを一新して発売” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2017年2月9日), http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2017/news/detail5047.html 2017年2月9日閲覧。 
  14. ^ “コンパクトSUV『RVR』を一部改良 特別仕様車「ACTIVE GEAR」を設定して発売” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2017年10月5日), https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5122.html 2018年9月6日閲覧。 
  15. ^ 水島製作所に『RVR』の生産を移管し、セレモニーを開催” (2017年12月20日). 2017年12月22日閲覧。
  16. ^ “コンパクトSUV『RVR』を一部改良” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2018年9月6日), https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5236.html 2018年9月6日閲覧。 
  17. ^ “コンパクトSUV『RVR』を一部改良~フロント・リヤデザインを一新し、サポカーSワイドに該当~” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2019年8月22日), https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5356.html 2019年8月29日閲覧。 
  18. ^ “コンパクトSUV『RVR』の特別仕様車「BLACK Edition」を発売” (プレスリリース), 三菱自動車工業株式会社, (2019年12月12日), https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5393.html 2019年12月12日閲覧。 
  19. ^ [2]
  20. ^ [3]
  21. ^ 三菱自動車、米国イリノイ工場で『アウトランダースポーツ』の現地生産を開始三菱自動車工業プレスリリース 2012年7月17日(2012年7月22日 閲覧)
  22. ^ 三菱自、韓国に米国生産車を輸出 きょうFTA発効Sankei biz 2012年3月15日(2012年4月5日閲覧)
  23. ^ 三菱、PSAにRVRベースのSUVを供給カービュー 2010年4月27日
  24. ^ 【三菱 RVR 新型発表】RVR の車名が復活したわけレスポンス 2010年3月18日

関連項目[編集]