三輪 (長野市)

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三輪
みわ
日章旗 日本
地方 中部地方甲信越地方信越地方
都道府県 長野県
自治体 長野市
旧自治体 三輪村
面積
2.62km²
総人口
17,303
住民基本台帳、2013年6月1日現在)
人口密度
6,604.2人/km²
長野市役所三輪支所
北緯36度39分38.4秒 東経138度12分10.6秒 / 北緯36.660667度 東経138.202944度 / 36.660667; 138.202944座標: 北緯36度39分38.4秒 東経138度12分10.6秒 / 北緯36.660667度 東経138.202944度 / 36.660667; 138.202944
所在地 〒380-0803
長野県長野市三輪四丁目15番4号
リンク 三輪支所公式ページ
三輪の位置(長野県内)
三輪
三輪
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三輪(みわ)は、長野県長野市の市街地北東部にある地域。

  1. 【最狭義】三輪一 - 十丁目の範囲。長野市役所三輪支所管内。
  2. 【狭義】1.に大字三輪(荒屋三輪田町)および1937年昭和12年)に大字三輪から分かれた柳町を加えた区域。
  3. 【広義】2.に桐原中越上松および西和田の一部を加えた区域。旧・上水内郡三輪村域。

本項では2.を中心に、かつて3.の区域に所在した上水内郡三輪村(みわむら)についても述べる。

なお、2.のうち三輪一 - 十丁目(住居表示実施地区)は三輪支所、荒屋は古牧支所、三輪田町は(本庁)第二地区、柳町は(本庁)第三地区の管内である。郵便番号は三輪・荒屋・三輪田町にそれぞれ個別に設定されている。また、3.のうち桐原・中越は吉田支所、上松は(本庁)第二地区、西和田は古牧支所の管内である。

概要[編集]

地区の中央部を長野電鉄長野線と旧北国街道相ノ木通り)が並行して東西に横切り、ほぼ中心に本郷駅(三輪三丁目)、西端に善光寺下駅(三輪七丁目)がある。南縁にはしなの鉄道北しなの線北陸新幹線が通るが、駅はない。周囲は以下の地区[1]と接する。

ほぼ全域が、市街地外縁の住宅密集地となっている。

「三輪」という地名は古くから見られ、美和三和とも書いた。古代に美和氏が住んでいたことが地名の由来といい、三輪八丁目(本郷)には美和神社がある。

近代は北国街道沿いを中心に発展してきたが、戦後はSBC通り沿い・北長野通り沿いなどが発展している。

沿革[編集]

みわむら
三輪村
廃止日 1923年7月1日
廃止理由 編入合併
長野市、吉田町芹田村三輪村古牧村長野市
現在の自治体 長野市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方信越地方
都道府県 長野県
上水内郡
総人口 5,932
国勢調査1920年
隣接自治体 長野市
上水内郡吉田町、古牧村、浅川村
三輪村役場
所在地 長野県上水内郡三輪村
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現在の三輪地区は、水内郡三輪村・宇木村、同郡古野村の一部、同郡古牧村の一部にあたる。

旧・三輪村の歴史
長野市三輪の歴史

三輪(住居表示実施地区)[編集]

三輪1・3・4・5丁目交差点。信号機横の交差点名標識が、独特の表記となっている。

三輪一・二・三・四・五・六・七・八・九・十丁目(みわ-)は、長野市街地の北東に広がる地区。郵便番号380-0803

地区の西縁を長野大通りが南北に通り、東南縁をしなの鉄道北しなの線北陸新幹線北長野通りが並行して走る。中央部には長野電鉄長野線相ノ木通り北国街道)が並行して東西に横切り、三輪通りが南北に貫く。北部(三輪十丁目付近)にはSBC通り、南部(三輪六丁目付近)には城東小学校通りが東西に横切る。なお、三輪通りと城東小学校通りとの交差点は一丁目・三丁目・四丁目・五丁目との境界にあたるため「三輪1・3・4・5丁目」という交差点名となっており、信号機には「1・3・4・5」の部分のみ他の字の四分の一の大きさで2行に分けて(田の字型に)書かれた珍しい標識が設置されている。周囲は以下の町丁と接する。

一丁目〜六丁目・八丁目・九丁目は、市街地にほど近い古くからの住宅街である。地区内に県営(一部市営)柳町団地(三輪五丁目)・市営返目団地(三輪二丁目)・市営宇木団地(三輪九丁目)があり、特に柳町団地は長野県内最大級の大規模団地である。

八丁目の中でも旧北国街道相ノ木通り)沿いや、長野大通りを隔てて西側の七丁目はやや趣を異にして、善光寺東参道の入口となる静かな町である。旧北国街道の細い道沿いに古い商店が軒を連ね、善光寺七院の一つである三輪山時丸寺(三輪八丁目)や善光寺七社の一つである美和神社(三輪八丁目)などがあり、歴史を感じさせる。七丁目の旧町名である淀ヶ橋(よどがばし)は、かつてこの地にあった善光寺七橋の一つ「淀ヶ橋」に由来する。

SBC通り。通りの左側が三輪十丁目、右側が三輪九丁目。

九丁目北部と十丁目南部には、SBC通りに沿って商業施設が立ち並ぶ。1975年昭和50年)以来長年地域の核として親しまれてきたジャスコ長野店(三輪九丁目)は、老朽化による改築のため2007年平成19年)に閉店・解体。その後建築資材の高騰によって着工が延期されたものの、2014年(平成26年)にイオンタウン長野三輪として再開業した。この付近の旧町名である宇木(うき、うぎ)は、かつてこの地にあった宇木氏(のち、宇岐氏)の居館「宇木城」(三輪十丁目)に由来する。旧宇木村は現在の宇木地区の範囲よりも広く、浅川東条浅川に架かる橋には「宇木大橋」(長野県道506号戸隠高原浅川線旧道)と名が付いている。

地区内の人口及び世帯数は以下の通り(平成25年1月1日現在)[2]

世帯数 人口
三輪一丁目 414世帯 921人
三輪二丁目 937世帯 2,137人
三輪三丁目 510世帯 1,162人
三輪四丁目 503世帯 1,160人
三輪五丁目 1,206世帯 2,589人
三輪六丁目 911世帯 2,048人
三輪七丁目 179世帯 368人
三輪八丁目 1,181世帯 2,620人
三輪九丁目 1,457世帯 3,178人
三輪十丁目 524世帯 1,283人
7,822世帯 17,466人

旧町名[編集]

三輪地区は、1971年(昭和46年)に(吉田一〜五丁目に次いで)長野市内で2番目に住居表示が実施された。住居表示実施前の町名と現在の町丁名は、概ね以下のとおりである[3]

旧町名 現在の町丁名
﨤目(そりめ)[4] 三輪二丁目
および 三輪一・三・九丁目の各一部、桐原一丁目の一部
泉町(いずみちょう) 三輪二丁目
本郷(ほんごう) 三輪三丁目
および 三輪一・二・四・五・八・九丁目の各一部
城東(じょうとう) 三輪四丁目
四ツ石(よついし) 三輪五丁目
横山(よこやま) 三輪六丁目
および 三輪七・八丁目の各一部、箱清水一丁目の一部
淀ヶ橋(よどがばし) 三輪七丁目
および 大字三輪の一部
相ノ木(あいのき) 三輪八丁目
および 三輪九丁目の一部
下宇木(しもうき) 三輪九丁目
および 三輪八丁目の一部
上宇木(かみうき) 三輪十丁目
および 三輪八・九丁目の各一部、上松四丁目の一部

交通[編集]

鉄道[編集]

長野電鉄善光寺下駅(三輪七丁目)・本郷駅(三輪三丁目)があり、以下の路線が利用できる。

路線バス[編集]

長野大通り[編集]

長野大通りでは、長電バスの以下の路線系統が利用できる。

SBC通り[編集]

長野大通りSBC通りでは、長電バスアルピコ交通の以下の路線系統が利用できる。

城東小学校通り〜三輪通り[編集]

城東小学校通り・三輪通りでは、長電バスの以下の路線系統が利用できる。

北長野通り[編集]

北長野通りでは、長電バスの以下の路線系統が利用できる。

北部幹線[編集]

北部幹線では、長電バスの以下の路線系統が利用できる。

施設[編集]

三輪一丁目[編集]

旧 NTT東日本長野病院。現在は朝日ながの病院となっている。

三輪二丁目[編集]

  • 長野市営住宅返目団地

三輪三丁目[編集]

三輪四丁目[編集]

三輪五丁目[編集]

三輪六丁目[編集]

三輪七丁目[編集]

長電スイミングスクール

三輪八丁目[編集]

美和神社
長野県立大学
  • 美和神社 - 式内社。善光寺七社の一つ
  • 長野市立三輪小学校
  • 長野市立三輪保育園
  • 三輪山時丸寺 - 善光寺七院の一つ
  • 円通寺
    • 時丸塚 - 善光寺七塚の一つ
  • 長野市立城東保育園
  • 長野市立三輪体育館
  • 長野県短期大学
  • 長野県立大学
    • 長野県短期大学附属幼稚園
  • 美和公園

三輪九丁目[編集]

長野女子高等学校

三輪十丁目[編集]

荒屋[編集]

荒屋(あらや)は、三輪地区の南東部に位置する。郵便番号380-0804

北西縁をしなの鉄道北しなの線北陸新幹線が通り、長野市街地と隔てられている。町の中央部を国道406号(平林街道)が東西に横切る。周囲は以下の町丁と接する。

大字三輪に属する町(通称名)であるが、郵便番号は個別に割り振られている。また、町名(通称名)のほか「荒屋神境」といった小字があるが、これらは原則用いない(省略する)ことが慣例となっている[7]

地区内の人口は、111世帯 269人(平成25年1月1日)[2]

交通[編集]

平林街道上に長電バス荒屋停留所があり、以下の路線系統が利用できる。

施設[編集]

三輪田町[編集]

三輪田町(みわたまち)は、三輪地区の南西部に位置する。郵便番号380-0816

地区の中央部を長野大通りが南北に貫く。周囲は以下の町丁と接する。

大字三輪に属する町(通称名)であるが、長野市街地内の町(通称名)については住所表示の際に大字(「大字三輪」など)を省くことが多く、郵便番号も個別に割り振られている。また、町名(通称名)のほか「武井」などといった小字があるが、これらは原則用いない(省略する)ことが慣例となっている[7]

地区内の人口は、541世帯 1,097人(平成25年1月1日)[2]

交通[編集]

長野大通り上に長電バス三輪田町停留所があり、以下の路線系統が利用できる。

また、近隣にある長野電鉄長野線 権堂駅善光寺下駅も利用できる。

施設[編集]

柳町[編集]

柳町(やなぎまち)は、三輪地区の南部に位置する。単独の町名としての柳町と、大字三輪柳町、大字鶴賀柳町がある。郵便番号はともに380-0805

地区の中央部を国道406号(柳町通り〜平林街道)が東西に横切り、東端をしなの鉄道北しなの線北陸新幹線が通る。周囲は以下の町丁と接する。

柳町通り。柳並木は写真手前の信号交差点から写真奥の歩道橋まで。

地区内の人口は、371世帯 821人(平成25年1月1日)[2]

町を貫く柳町通りには、もと約110本のが植えられていたが、2000年(平成12年)からの電線類地中化工事によってすべて伐採された。しかしながら柳町通りのシンボルとしての柳並木の復活を求める声に応え、2011年(平成23年)に、柳町町内の区間約300mに24本の柳が再植樹されている。このうち2本は銀座の柳の子孫[8]。なお、田町町内の区間約600mについては、柳並木の復活より前にが植えられている。

交通[編集]

柳町通り上に長電バス柳町中学柳町団地停留所があり、以下の路線系統が利用できる。

施設[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ここでは長野市役所の支所管轄に基づく地区を指す。
  2. ^ a b c d 長野市町別人口及び世帯数 - 長野市企画政策部企画課
  3. ^ 長野市の大字(町)区域名称 - 長野市総務部庶務課
  4. ^ 「返目」と置き換えることが多い。
  5. ^ NTT東日本長野病院の事業譲渡について - 東日本電信電話
  6. ^ 朝日病院・ハイネスライフの沿革 - 山田記念朝日病院
  7. ^ a b 分かりづらい! 長野市の複雑な住所表記(MSN産経ニュース、2009年1月30日)[リンク切れ]
  8. ^ 柳町通りに柳並木が復活 国道の歩道に植樹が完了 - 信州 Live on(信濃毎日新聞)2011年12月15日

関連項目[編集]