上尾幌駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上尾幌駅
駅舎(2018年9月)
駅舎(2018年9月)
かみおぼろ
Kami-Oboro
別保 (14.7km)
(9.2km) 尾幌
所在地 北海道厚岸郡厚岸町上尾幌1番地
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線(花咲線)
キロ程 331.7km(滝川起点)
電報略号 カホ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1917年大正6年)12月1日
備考 無人駅
テンプレートを表示

上尾幌駅(かみおぼろえき)は、北海道厚岸郡厚岸町上尾幌にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)のである。電報略号カホ

歴史[編集]

1977年の上尾幌駅、周囲約500m範囲。右が根室方面。若干ずれた形の単式ホーム2面2線、駅裏に貨物用の留置線を2本、駅舎横釧路側に貨物ホームと引込み線を有している。貨物取扱廃止後で駅裏のストックヤードは草生しているが、かつては周囲の山林から伐採された木材の搬出が盛んであった。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅名の由来[編集]

所在地名より。尾幌川の上流にあることから「上」をつけた事に因るもの。

駅構造[編集]

2面2線の島式ホームと単式ホームの地上駅。かつて設定されていた釧路方面への当駅折り返し列車は2番線を使用していた。

厚岸駅管理の無人駅

のりば
番線 路線 方向 行先
1 根室本線(花咲線) 上り 釧路方面
2 下り 厚岸根室方面

利用状況[編集]

  • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は14.2人[2]
  • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は12.4人[3]

駅周辺[編集]

かつて炭鉱町として大いに栄えた集落がある。2009年3月に児童数2名で閉校した上尾幌小学校は、炭鉱の全盛期であった1941年の児童数は752名であった。

接続[編集]

  • 1918年(大正7年)頃:八千代炭礦より当駅積込場へトロッコ軌道4.5km敷設[4][5]
  • 1933年(昭和8年)頃:三星炭礦(後の王子製紙大東炭礦)より3.5km[5]、釧路炭礦青葉礦業所より5km[5]、それぞれ当駅積込場へ馬車軌道敷設[4]
  • 1943年(昭和18年):中小炭鉱整理令により各炭鉱閉山[4]
  • 1944年(昭和19年):上尾幌森林軌道開設[6]。4.4キロ[7]
  • 1947年(昭和22年):旧・王子製紙大東炭礦が北海鉱山上尾幌礦として馬車軌道と共に再開[4]、後にガソリンカー導入(導入時期不詳)[4]
  • 1950年(昭和25年):上尾幌森林軌道廃止[6]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(花咲線)
快速「はなさき」
通過
快速「ノサップ」
別保駅上尾幌駅厚岸駅
普通
別保駅 - 上尾幌駅 - 尾幌駅

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
  2. ^ 根室線(釧路・根室間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171209102705/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/05.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  3. ^ 根室線(釧路・根室間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818152757/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/05.pdf 2018年8月19日閲覧。 
  4. ^ a b c d e 釧路叢書第14巻『釧路炭田』1974年1月 釧路市発行
  5. ^ a b c 距離は『沿線炭礦要覧』1937年(昭和12年)2月 札幌鉄道局発行 による。
  6. ^ a b 『北海道の文化 74』2002年(平成14年)3月 北海道文化財保護協会発行、P10。
  7. ^ 河野哲也「北海道の森林鉄道,殖民軌道」『鉄道ピクトリアル』No.733

関連項目[編集]