上瀬野信号所

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座標: 北緯34度26分3.39秒 東経132度38分45.7秒

信号所跡へのアプローチ
信号所跡付近

上瀬野信号所(かみせのしんごうじょ)は、かつて広島県広島市安芸区上瀬野町に存在した、鉄道院(現・JR山陽本線信号場

設置の背景[編集]

信号所ができた1912年当時、山陽本線単線であった。しかし、同地は賀茂台地へと上る急坂であり「西の箱根越え」と言われた坂であった上に、隣の瀬野駅八本松駅の間は6.6M(10.6キロ)あり、閉塞区間が長かった。その事態を解消するため、瀬野-八本松間(通称セノハチ)と呼ばれる区間のほぼ中間地点に信号所を作ることが決定したのである。

歴史[編集]

スイッチバック[編集]

この信号所はスイッチバックの構造をしていた。現在、同地には留置線がわずかに残り、信号所の痕跡をわずかにとどめている。引き上げ線は、当時下り線が470m、上り線が440m。

列車が岩壁に激突した事故[編集]

1917年(大正6年)12月2日、旅客48列車が上り線引き上げ線車止めで止まれずに岩壁に激突した。

隣の駅[編集]

瀬野駅 - 上瀬野信号所 - 八本松駅

なお、瀬野駅からも八本松駅からも同じ5.3キロであった。

関連項目[編集]

同時期に作られた、同じ様な形式のスイッチバック信号所

  • 友田信号場(静岡県内の東海道本線に設置された、上瀬野信号所と同じ理由で設置された信号場)
  • 郷原信号所(本郷駅 - 河内駅間にあった。1939年廃止。)
  • 入野信号所 - 後に入野駅として再開業。

参考文献[編集]