上越

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JR高崎駅の新幹線ホーム。上越新幹線の終点まで行っても上越地方にたどり着くことはない。北陸新幹線が上越地方へつながるルートとなる。
JR上越線・上越新幹線付近にある長岡ジャンクション新潟方面からの標識。左の白い看板にある上越は上越地方にある上越ジャンクションを指す。

上越(じょうえつ)は、以下の2つの広域な地域の名称。

  1. 上野国越後国。現在の群馬県新潟県本州部分。また、この意味合いで名付けられた上越線上越新幹線の沿線地域。
  2. 越後国の上方寄りの地域。新潟県の本州部分のうちおおよそ南西1/3を指す。

概要[編集]

「越」は今日の新潟県のうち本州部分である「越後国」の意味であるのは共通だが、「上」の意味が異なる。

用途に関しては、1つは上越線上越新幹線の鉄道路線(およびその沿線地域)の名称、もう1つは上越地方上越市など地方地域の名称である。ともに新潟県が関係し、日常では近接して存在していることで両地域を一体化して捉えたり、所在を入れ違えたりすることがある。 上越地方にある上越市には2015年3月14日北陸新幹線が開通し、市内に「上越妙高駅[1]が設置された結果、上越新幹線でないところに「上越」の付く新幹線の駅ができることとなった[2]

上越線沿線としての上越[編集]

この意味での上越は、上野国(上州)と越後国を合わせた略称。上野国は群馬県のほぼ全域にあたる。上野(こうずけ)と越後を結ぶ交通路線の名称に使われる。新潟県では魚沼市南魚沼市南魚沼郡湯沢町など中越地方に該当する地域である。

上越地方としての上越[編集]

この意味での上越は、越後国のうち上方京都近畿)寄りの地域で、越後国を上中下3つに分けた上越・中越・下越のうち1つ。古代には、上下2つに分けて上越後(かみえちご)・下越後(しもえちご)と呼んだ。上越地方は上越市妙高市糸魚川市が該当し、これら地域には「上越」と名の付く鉄道路線(JR上越線・上越新幹線)は一切通っていない。

脚注[編集]

  1. ^ 北陸新幹線の新駅名は「上越妙高駅」に決定(上越タウンジャーナル 2013年6月7日)
  2. ^ 「新幹線駅名を考える会」設立の趣旨(新幹線駅名を考える会 – 北陸新幹線の上越市駅名を考える市民活動)

関連項目[編集]