不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
不思議のダンジョン
風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス
Shiren the Wanderer: The Tower of Fortune and the Dice of Fate
ジャンル ローグライクゲーム
ダンジョン探索型RPG
対応機種 ニンテンドーDS
PlayStation Vita
PlayStation Vita TV対応
開発元 チュンソフト(現:スパイク・チュンソフト
発売元 チュンソフト(DS版)
スパイク・チュンソフト(PS Vita版)
シリーズ 風来のシレンシリーズ
人数 1人(アドホック通信時2人協力・対戦)
メディア DSカード(DS版)
PS Vitaカード(PS Vita版)
ダウンロード版(PS Vita版)
発売日 日本の旗2010年12月9日(DS版)
日本の旗2015年6月4日(PS Vita版)
アメリカ合衆国の旗2016年7月26日(PS Vita版)
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
アイコン
犯罪
その他 Vita : トロフィー (PlayStation)対応
インターネットランキング対応
アドホック通信対応(風来救助、通信対戦、協力)
インターネット通信対応(風来救助)
テンプレートを表示

不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』(ふしぎのダンジョン ふうらいのシレンファイブ フォーチュンタワーとうんめいのダイス)は、チュンソフト(現:スパイク・チュンソフト)より2010年12月9日に発売されたニンテンドーDSローグライクゲームであり、不思議のダンジョンシリーズの1つ。略称は『シレン5

2015年6月4日には新ダンジョンを多数追加した改良版『不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス』がシリーズ初のPlayStation Vitaで発売された。PlayStation Vita TVにも対応している。略称は『シレン5 plus[1]

北米では Shiren the Wanderer: The Tower of Fortune and the Dice of Fate というタイトルで2016年7月26日に発売された。

概要[編集]

時系列としては『不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城』と『不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫』との間の話である。

Vita版の『シレン5 plus』は風来のシレンシリーズ20周年記念作品として製作された。体験版がPlayStation Storeで無料配信されており、製品版へのセーブデータ継承も可能。

北米では『シレン2』と『シレン4』が発売されていないため、タイトルナンバーの「5」を外し、「Shiren the Wanderer: The Tower of Fortune and the Dice of Fate」というタイトルで発売。

前作までの音楽はすぎやまこういち松尾早人の2人が担当していたが、本作ではすぎやまが外れ松尾が単独で担当している。

週刊ファミ通のクロスレビューではプラチナ殿堂入りしている。

ストーリー[編集]

砂漠の魔城の冒険を終えた風来のシレンと語りイタチのコッパは道に迷い、山奥のイノリの里と呼ばれる村にたどり着く。

そこには「仙境にそびえるフォーチュンタワーに登り、運命神リーバの創りし"3つの運命のダイス"を手にした上で、リーバに会ってその賽を振ることが出来れば、どんなに不遇な運命をも変えることができる」という言い伝えが残っていた。

村にはおユウという女性が不治の病に臥せっており、余命僅かだと言われていた。恋人のジロキチはおユウの死の運命を変えるためフォーチュンタワーへと向かう。本当に運命を変えることができるのか? シレンとコッパはジロキチを追ってタワーに挑む。

システム[編集]

多くは前作『不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』のものを引き継いでいる。

昼夜
ダンジョンには昼と夜が存在しており、ターン経過によって交互に変化する。夜は今までのダンジョンと違う仕様となっている。
武器、盾の成長
敵を倒すと武器と盾に成長度が蓄積され、一定値に達する事で成長して強くなる。
夜のモンスターには通常の方法でダメージを与えることが困難であるが、様々な技を習得して使用することで対抗できる。技は1階ごとに事前に選択した8個まで使用することができる。
オーラ
稀に通常より強いオーラ付きのモンスターが登場する。オーラには攻撃力2倍、防御力2倍、倍速の3種類がある。また、本作よりシレン自身も条件を満たすことによりオーラをまとうようになった。状態が「スーパー」となり、攻撃力・防御力の上昇、倍速、成長、会心状態など様々なプラス効果が得られる。
タグ
武器・盾にタグを付けることで、紛失しても取り戻すことが可能である。
新種道具
既存の道具にランダムで別の効果を付与し、自作の道具を作ることができる。すれちがい通信によって他のプレイヤーに渡すこともできる。
対戦・協力
DSワイヤレスプレイ機能(Vita版ではアドホック通信)を使用して、事前に決めたルールにより二人で対戦したり、専用ダンジョンを二人で協力して攻略したりすることができる。
風来救援、風来救助
HPが0になって倒れた場合でも他のプレイヤーに救助してもらうことができる。「風来救援」はアドホック通信により「復活の草」「やりなおしの草」を送信してもらえばすぐに復活できる。
「風来救助」は前作同様に他のプレイヤーに救助を依頼する。依頼を受けたプレイヤーは倒れたプレイヤーのいるダンジョンのフロアまでたどり着き、倒れているプレイヤーに話しかけると救助に成功する。風来救助はパスワードによるもの、ニンテンドーWi-Fiコネクション(Vita版はインターネット通信)によるもの、DSワイヤレス通信(Vita版はアドホック通信)によるものがある。ただし、ニンテンドーWi-fiコネクションサービス終了のためDS版のWi-fi救助は2014年5月20日で終了した。また救助パスワードの異機種間での互換性はないため、DS版の救助をVita版で行うといったことはできない。

登場人物 (NPC)[編集]

詳細は風来のシレンのキャラクター一覧を参照。

ジロきち
イノリの里に住む少年。おユウを救うためにフォーチュンタワーに挑む。
おユウ
イノリの里に住む少女。不治の病により余命少ない。
タオ
フォーチュンタワーのガイド。ダンジョンではブーメランによる範囲攻撃ができる他、高額ながら有益な道具を販売してくれる。
小次郎太
イノリの里の長老の息子である青年。シレンを家来のように扱う。ダンジョンではギタン(お金)を投げて攻撃を行う。
おコン
シレンが罠から救う狐の少女。ダンジョンでは特定のモンスターに化けて特殊攻撃を行う。
コハル
おコンの妹。ダンジョンでは武器や盾に化け、シレンが使用することができる。
ゲンさん
ネコマネキ村に住むマタギの猫人。ダンジョンでは夜のモンスターに効果的な銃を使い攻撃をする。

ストーリー進行ダンジョン[編集]

オウマのほこら
イノリの里から出ると一番初めに行くチュートリアルダンジョン。相棒のコッパがゲームの基本的な操作方法やルールを説明しつつ進行する。全3階を突破するとネコマネキ村へ。
運命の小道
ネコマネキ村からフォーチュンタワーへ至るダンジョン。比較的敵も弱く、視界明瞭で道具もたくさん落ちている。ストーリーの関係上、最低3回は来ることになる。全5階。
過去の塔
フォーチュンタワーの下層にある赤い塔。難易度は低い。
現在の塔
フォーチュンタワーの下層にある緑の塔。難易度は中程度。
未来の塔
フォーチュンタワーの下層にある青い塔。難易度は高め。
過去・現在・未来の塔はどの塔からでも入れる。3つの塔を全てクリアし3つの運命のダイスを手に入れると上層の仙人の庵に進めるようになる。
フォーチュンタワー
仙人の庵の上層に位置する。3つのダイスを手に入れると進めるようになる。
奇跡の塔
フォーチュンタワーのさらに上空にそびえる塔。この塔の存在は周囲の村の人々にも知られていなかった。途中にスズメのお宿という街がある。

ストーリー外のダンジョン[編集]

石像の洞窟
ダンジョンと言うよりは、倉庫番に近いワンフロア謎解き型の問題集である。マムルの像を所定の位置にすべて移動させればクリア。
爆発の岩場
シレンのスタート位置と階段が壁を隔てて離れており、壁を崩して階段を目指すモード。マインスイーパのように、歩ける床に番号が割り当てられており、番号をヒントに壊せる壁、壊してはいけない壁を見極めて階段を目指す。
地底の館
全99階あるダンジョンを1~10階、11~20階というように任意の10区間に分けて10階分を駆け抜けるダンジョン。挑戦する区間の難易度に応じて始めにアイテムと経験値が支給される。全区間をクリアすれば1~99階を一気に挑戦することも出来る。

クリア後ダンジョン[編集]

原始に続く穴
不思議のダンジョンシリーズ恒例「もっと不思議のダンジョン」。腕輪の他に草・巻物・杖・札・壺までもが未識別状態で登場する。
昼しかないので夜を用いたテクニックが使えず、純粋に実力が求められる。
天上の池
前作でいう「置けず洞窟」。持ち物を置くと消滅し、合成などは店で行わなければならない。昼夜あり。
イノリの洞窟
7色のキャットストーンを集めて洞窟最深部まで潜ると願い事が一つ叶うと言われているダンジョン。昼夜あり。
ゲンさんのシマ
シレン1の罠ダンジョンと肉ダンジョンを混ぜたようなダンジョン。
罠は拾って使うことができ、「決闘の罠」を踏ませた敵を倒すことでモンスターを仲間にできる「モンスターの証」を入手することができる。
旧道クリアまでは一時的に入る事が出来なくなる。
異次元の塔
15ある階段の中から故意に選び、1つずつ攻略していくダンジョン。
それぞれに特徴があり攻略していく順番が大切である。全ての階段を攻略したらクリアとなる。
人生の落とし穴
前作で言うあがらずの森。レベルが上がらない代わりに武器盾を鍛えて進むダンジョン。
旧道
満腹度がリアルタイムで減るダンジョン(1分で4、また一定階層進むごとに最大満腹度が3減る)。
作った新種道具も出てくるので、それを活かすと比較的楽である。昼夜あり
おにぎり穴
一度入った部屋が壁に埋まって入れなくなるダンジョン。要するに一筆書きの要領で進むことが求められ、そのためマップが常に全て明かされている。
その代わりにつるはしやトンネルのつえが多く落ちている。
迷いの井戸
最初から強いモンスターのいるダンジョン、また夜の時間帯が長い。昼夜あり
運命の地下
もっと不思議のダンジョンの昼夜バージョン。今作で一番難しいとされている。
有用なアイテムに似せた「まがい物アイテム」も多く登場し、またモンスターを使った合成は夜しかできない。

plus専用の追加ダンジョン[編集]

PS Vita版の『シレン5 plus』では6つの追加ダンジョンと、ダウンロードコンテンツとして無料配信された10のダンジョンが追加されている。DS版をプレイした人のために、チュートリアルをクリアするとダンジョンセンターからすぐに入れるようになっている。

警告の谷
シレンシリーズでは同じフロアに長い間滞在しすぎると、突風が吹き、冒険が強制的に終了してしまう。このダンジョンは突風が吹くまでの制限ターンが極端に短くなっている。画面右下に「突風ゲージ」が追加されている。
ハンターの池
道具の持ち込みが不可な上に、床にアイテムが落ちていないダンジョン。モンスターを倒すことでドロップアイテムを入手して攻略する。また、壁が無く池と水路でマップが構成されている。
わくわくパラダイス
道具のほとんどが未識別のダンジョン。フロア内に非常に強いモンスターが1体配置されている。まともに戦うと勝ち目はないが、アイテムを生かして上手く倒せば大量の経験値を得て一気にレベルを上昇させられる。なお、強敵は倒してもすぐに補充される。
商人の隠れ家
レアな武器や盾の出現確率が高い反面、それ以外の道具の出現率が低いダンジョン。
青春の1ページ
モンスターに告白できる「国った時の巻物」が出現するダンジョン。告白に成功すればモンスターを仲間にできる「仲良しの証」が手に入る。
ガマラの逆襲
2015年6月11日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
玄人の足跡
2015年7月9日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
オーラの遺跡
2015年8月6日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
眠りの大地
2015年8月6日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
二撃の道
2015年8月6日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
食いしん坊の館
2015年9月10日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
あらしの森
2015年9月10日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
モンスター集会所
2015年10月8日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
波乱の岩場
2015年12月1日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。
ワナ師の箱庭
2015年12月1日に配信された無料ダウンロードコンテンツ。

脚注[編集]