中国語のハングル表記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

以下は、大韓民国国立国語院が定め、文教部告示第85-11号で公表した中国語表記法である。

中国語の表記[編集]

中国語の注音符号とハングル対照表[1]
声母
音の分類 注音
符号
漢語拼音
字母
ウェード式
ローマ字
ハングル 音の分類 注音
符号
漢語拼音
字母
ウェード式
ローマ字
ハングル
重唇声 b p 舌面声 j ch
p q chʻ
m m x hs
唇歯声 f f 翹舌尖声 zh[zhi] ch[chih] ᄌ[즈]
舌尖声 d t ch[chi] chʻ[chʻih] ᄎ[츠]
t sh[shi] sh[shih] ᄉ[스]
n n r[ri] j[jih] ᄅ[르]
l l 舌歯声 z[zi] ts[tzŭ] [쯔]
舌根声 g k c[ci] tsʻ[tzʻŭ] ᄎ[츠]
k s[si] ss[ssŭ] [쓰]
h h
韻母
音の分類 注音
符号
漢語拼音
字母
ウェード式
ローマ字
ハングル 音の分類 注音
符号
漢語拼音
字母
ウェード式
ローマ字
ハングル
単韻 a a 複韻 ai ai 아이
o o ei ei 에이
e ê 1 ao ao 아오
ê e ou ou 어우
yi(-i) i 附声韻 an an
wu(-u) wu(-u) en en
yu(-ü)2 yü(-ü) ang ang
eng eng
捲舌韻 er(-r) êrh
結合韻母
斉歯類 ㄧㄚ ya(-ia) ya(-ia) 合口類 ㄨㄚ wa(-ua) wa(-ua)
ㄧㄛ yo yo ㄨㄛ wo(-uo)3 wo(-uo)
ㄧㄝ ye(-ie) yeh(-ieh) ㄨㄞ wai(-uai) wai(-uai) 와이
ㄧㄞ yai yai 야이 ㄨㄟ wei(-ui) wei(-uei, -ui) 웨이(우이)
ㄧㄠ yao(-iao) yao(-iao) 야오 ㄨㄢ wan(-uan) wan(-uan)
ㄧㄡ you(-ou, -iu) yu(-iu) ㄨㄣ wen(-un) wên(-un) 원(운)
ㄧㄢ yan(-ian) yen(-ien) ㄨㄤ wang(-uang) wang(-uang)
ㄧㄣ yin(-in) yin(-in) ㄨㄥ weng(-ong) wêng(-ung) 웡(웅)
ㄧㄤ yang(-iang) yang(-iang) 撮口類 ㄩㄝ yue(-üe)2 yüeh(-üeh)
ㄧㄥ ying(-ing) ying(-ing) ㄩㄢ yuan(-üan)2 yüan(-üan) 위안
ㄩㄣ yun(-ün)2 yün(-ün)
ㄩㄥ yong(-iong) yung(-iung)
  • [ ]は単独発音される場合の表記。
  • ( )は字音が先行する場合の表記。

補足
  1. ウェード式: ê は、声母のない場合および k, kʻ, h の後では o と表記する。
  2. 漢語拼音: ü は、j, q, x の後では u と表記する。
  3. 漢語拼音: uo は、b, p, m, f の後では o と表記する。

表記細則[編集]

[2] 上の表に従い、次の事項に留意して記す。

  • 第1項:声調は区別して記さない。
  • 第2項:“ㅈ, ㅉ, ㅊ”と表記される字音(ㄐ, ㄓ, ㄗ, ㄑ, ㄔ, ㄘ)の後の“ㅑ, ㅖ, ㅛ, ㅠ”音は、“ㅏ, ㅔ, ㅗ, ㅜ”と記す。
ㄐㄧㄚ      ㄐㄧㄝ

参考事項[編集]

東洋の人名・地名表記[編集]

[3]

  • 第1項:中国人名は過去人と現代人で区別し、過去人は従前の漢字音のままで表記し、現代人は原則的に中国語表記法に従って表記され、必要な場合、漢字を併記する[4]
  • 第2項:中国の歴史地名として現在用いられないものは、韓国漢字音のままとし、現在地名と同一のものは中国語表記法に従って表記され、必要な場合、漢字を併記する。
  • 第3項:日本の人名と地名は過去と現代の区分なく、日本語表記法に従って表記することを原則にし、必要な場合、漢字を併記する。
  • 第4項:中国および日本の地名の中で韓国漢字音で読む慣用があるものは、これを許容する。
東京 도쿄, 동경 京都 교토, 경도 上海 상하이, 상해
トーキョー、トンギョン キョート、キョンド サンハイ、サンヘ
臺灣 타이완, 대만 黃河 황허, 황하
タイワン、テマン ホヮンホー、ホヮンハ

脚注[編集]

  1. ^ 제2장: 표기 일람표/중국어의 발음 부호” [第2章:表記一覧表/中国語の発音符号] (朝鮮語). 国立国語院. 2020年2月26日閲覧。
  2. ^ 제3장: 표기 세칙/중국어” [第3章:表記細則/中国語] (朝鮮語). 国立国語院. 2020年2月26日閲覧。
  3. ^ 제4장: 인명, 지명 표기의 원칙/제2절 동양의 인명, 지명 표기” [第4章:人名・地名表記の原則/第2節:東洋の人名・地名表記] (朝鮮語). 国立国語院. 2020年2月26日閲覧。
  4. ^ 辛亥革命が基準。

関連項目[編集]