はちおうじ・おうめ

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はちおうじ
おうめ
E353 Super Azusa Higashi-Koganei 20171226.jpg
使用されるE353系
概要
種類 特別急行列車
現況 運行中
地域 東京都
前身 中央ライナー・青梅ライナー
運行開始 2019年3月16日
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 東京駅
終点 八王子駅青梅駅
使用路線 JR東日本:中央本線青梅線
車内サービス
クラス 普通車グリーン車
座席 指定席
技術
車両 E353系松本車両センター
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流1,500V
運行速度 最高運転速度95 km/h (59 mph)(東京~八王子間)85 km/h (53 mph)(立川~青梅間)
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はちおうじおうめとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線東京駅新宿駅 - 八王子駅青梅線青梅駅の間を運行する特急列車である。それぞれ、八王子駅発着列車を「はちおうじ」、青梅駅発着列車を「おうめ」と称する。

この項目では、2019年3月15日までの平日に運転されていたホームライナー中央ライナー」・「青梅ライナー」の沿革についても記述する。

概要[編集]

いずれも2019年3月15日まで運行されていた「中央ライナー・青梅ライナー」を特急化した列車で、2019年3月18日に運転を開始した[1]

運行概況[編集]

中央ライナー2号 ライナー券

いずれの列車も、平日のみ運転されている。

停車駅[編集]

はちおうじ
東京駅 - 新宿駅 - 立川駅 - 八王子駅
おうめ
東京駅 - 新宿駅 - 立川駅 - 拝島駅 - 河辺駅 - 青梅駅

使用車両・編成[編集]

松本車両センターに所属しているE353系電車が使用されている。

「中央ライナー・青梅ライナー」として運転されていた2002年7月1日から2019年3月15日まではE257系電車の9両編成[注釈 1]または11両編成で運用されていた。2008年3月15日から2018年3月16日までは松本車両センターに所属していたE351系電車も運用されていた。

1991年3月16日から2008年3月14日までは幕張車両センターに所属していた183系電車が使用されていた(2002年7月1日以降は「中央ライナー」のみ)。


中央本線・青梅線都内完結優等列車沿革[編集]

過去の編成図
おはようライナー・ホームライナー
中央ライナー・青梅ライナー
← 東京・新宿
八王子・高尾・青梅 →
183系・189系
「おはようライナー高尾(青梅)」
「ホームライナー高尾(青梅)」
1 2 3 4 5 6 7 8 9
G定
185系
「おはようライナー高尾」
「ホームライナー高尾」
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
G定 G定
183系・189系
「中央ライナー」「青梅ライナー」
1 2 3 4 5 6 7 8 9
G
E351系
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
G
E257系
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
G
  • 全車禁煙
凡例
G=グリーン車座席指定席
G定=グリーン車(普通車定員制扱い、利用にライナー券を要する)
指=普通車座席指定席
定=普通車定員制車両(利用にライナー券を要する)
  • 1991年平成3年)
    • 3月16日 : 「おはようライナー高尾」「ホームライナー高尾」「おはようライナー青梅」「ホームライナー青梅」が183系で運行開始[2]
    • 12月1日 : 「おはようライナー高尾」の時刻繰り下げ[2]
  • 1992年(平成4年)3月14日 : 全列車とも土休日運休となる[2]
  • 1993年(平成5年)4月10日 : ATS-P導入完了に伴い、全列車ともスピードアップにより所要時間が短縮[2]
  • 1996年(平成8年)3月16日 : 「おはようライナー高尾」「ホームライナー高尾」の使用車両を185系に変更。[2]
  • 1999年(平成11年)3月1日 : 310円の乗車整理券を500円のライナー券に変更[2]
  • 2001年(平成13年)12月1日 : グリーン車も含め全車座席指定制の「中央ライナー」「青梅ライナー」に変更し、合計上り5本・下り6本を設定、全列車が183系・189系での運行となる[2]
  • 2002年(平成14年)
    • 7月1日 : 「中央ライナー」の一部と「青梅ライナー」をE257系に置き換え。6月29日の上り列車をもって「青梅ライナー」から183系撤退[2]
    • 12月1日 : 下り「青梅ライナー」が増発されて2本になる。下り「中央ライナー」の運行開始時間を繰り下げ、夜間に2本増発、16時台の1本が廃止。また、携帯電話からビューカード決済によりライナー券を予約する制度をJR東日本で初めて採用[2]
  • 2004年(平成16年)3月13日 : 上り「青梅ライナー」を東京駅終着に変更[2]
  • 2008年(平成20年)3月17日 : 「中央ライナー」で運行していた幕張車両センター配置の183系・189系から「ホームライナー小田原」などで運行していたE351系とE257系により置き換え、定員の増加が図られる[3]
  • 2010年(平成22年)12月4日 : 下り東京17時00分発の運行時刻を18時台に変更。利用率の低かった上り「中央ライナー」4・6号を廃止。
  • 2012年(平成24年)3月17日 : 上り「中央ライナー」を東京駅終着に変更[4]
  • 2014年(平成26年)
    • 3月17日 : 上り「中央ライナー」が1本増発されて2本になる。上り「青梅ライナー」のライナー券が携帯電話からのビューカード決済専用予約に対応開始。これによって、「中央ライナー」、「青梅ライナー」(上り3本、下り8本)の全列車が携帯電話からのビューカード決済により予約が可能になる。それに伴い上り「青梅ライナー」のグリーン券の青梅線内での駅売りが廃止される。
    • 4月1日 : 消費税率引き上げにより、ライナー券を普通車は10円値上げして510円、グリーン車は20円値上げして720円となる。
  • 2018年(平成30年)3月17日 : E351系の運用を終了し、「中央ライナー」全列車がE257系に統一[5]
  • 2019年(平成31年)3月16日 : ダイヤ改正に伴い「中央ライナー」「青梅ライナー」が廃止され、E353系による特急「はちおうじ」(上り2本、下り5本)「おうめ」(上下各1本)が運行開始(改正後最初の平日である3月18日より)[1]。本改正で導入の「あずさ」「かいじ」「富士回遊」と同等の新料金体制を導入。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 3号車から11号車まで使用される

出典[編集]

  1. ^ a b 2019年3月ダイヤ改正について (PDF) : 東日本旅客鉄道プレスリリース、2018年12月14日付、2018年12月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 「【特集】通勤ライナー -首都圏の国鉄-JR 通勤ライナー運転変遷史」、『鉄道ピクトリアル』第747号、電気車研究会、2004年6月、 62-63頁。
  3. ^ 2008年3月ダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース、2007年12月13日付、2012年12月23日閲覧。
  4. ^ 2012年3月ダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース、2011年12月11日付、2012年12月23日閲覧。
  5. ^ 2018年3月ダイヤ改正について (PDF) : 東日本旅客鉄道プレスリリース、2017年12月15日付、2017年12月15日閲覧。

関連項目[編集]