チバニアン

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地質時代新生代[1][2]
累代 基底年代
Mya[3]
顕生代 新生代 第四紀 完新世 メーガーラヤン 0.0042

ノースグリッピアン 0.0082

グリーンランディアン 0.0117

更新世 後期更新世 0.126
チバニアン 0.781
カラブリアン 1.8
ジェラシアン 2.58
新第三紀 鮮新世 ピアセンジアン 3.6
ザンクリアン 5.333
中新世 メッシニアン 7.246
トートニアン 11.63
サーラバリアン 13.82
ランギアン 15.97
バーディガリアン 20.44
アキタニアン 23.03
古第三紀 漸新世 チャッティアン 27.82
ルペリアン 33.9
始新世 プリアボニアン 37.8
バートニアン 41.2
ルテシアン 47.8
ヤプレシアン 56
暁新世 サネティアン 59.2
セランディアン 59.2
ダニアン 66
中生代 251.902

古生代 541
原生代 2500
太古代[4] 4000
冥王代 4600

チバニアン(英語: Chibanian)は、地質時代の区分の一つで、78.1万年前から12.6万年前までの期間である[5]。2020年1月17日、国際地質科学連合により「チバニアン」(Chibanian、千葉時代)と命名された[6]

総説[編集]

チバニアン(期/階)[7]もしくはイオニアン(期/階)[8]と命名することが国際地質科学連合国際層序委員会英語版(IUGS-ICS)で検討され[9]、2020年1月、チバニアン(Chibanian、千葉時代)に決定した[6]

カラブリアンとチバニアンとの境界は、地球史上最後の地磁気逆転である松山‐ブリュンヌ逆転の起きた時期である[10]。これを示す国際標準模式層断面及び地点の候補として、以下の3か所の地層が挙がっていた[10]

気候[編集]

  • ギュンツ氷期英語版(47万年前 - 33万年前)[14]
  • ギュンツ=ミンデル間氷期(33万年前 - 30万年前)
  • ミンデル氷期英語版(30万年前 - 23万年前)[14]
  • ミンデル=リス間氷期英語版(23万年前 - 18万年前)
  • リス氷期英語版(18万年前 - 13万年前)[14]
  • エーミアン間氷期英語版(リス=ヴュルム間氷期、13万年前 - 7万年前)

脚注[編集]

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  1. ^ 基底年代の数値では、この表と本文中の記述では、異なる出典によるため違う場合もある。
  2. ^ 基底年代の更新履歴
  3. ^ 百万年前
  4. ^ 「始生代」の新名称、日本地質学会が2018年7月に改訂
  5. ^ INTERNATIONAL CHRONOSTRATIGRAPHIC CHART (国際年代層序表) (PDF)”. 日本地質学会 (2017年2月). 2017年11月22日閲覧。
  6. ^ a b 命名「チバニアン」 77万4000~12万9000年前の地質時代 国際学会決定”. 毎日新聞 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  7. ^ Chibanian。「千葉セクション」に由来する。
  8. ^ Ionian。バルカン半島南部とイタリア半島南部との間に広がるイオニア海に由来する。
  9. ^ 地質時代 「チバニアン」命名申請 国際連合、来年結論”. 毎日新聞 (2017年6月7日). 2017年11月22日閲覧。
  10. ^ a b 千葉県市原市の地層を地質時代の国際標準として申請 認定されれば地質時代のひとつが「チバニアン」に”. 国立極地研究所 (2017年6月7日). 2017年11月22日閲覧。
  11. ^ 市原市 (2017年11月17日). “市原市田淵の地磁気逆転期地層のGSSPへの認定について”. 2017年12月8日閲覧。
  12. ^ (英語)N. Ciaranfi, G. Aiello, D. Barra, A. Bertini, A. Girone, P. Maiorano, M. Marino, P. Petrosino (2014年4月24日). “The Montalbano Jonico Section (Southern Italy): A Candidate for the GSSP of the Ionian Stage (Lower–Middle Pleistocene Boundary)”. STRATI 2013. 2017年11月23日閲覧。
  13. ^ (英語)Luca Capraro, Patrizia Ferretti, Patrizia Macrì, Daniele Scarponi, Fabio Tateo, Eliana Fornaciari, Giulia Bellini, Giorgia Dalan (2017年6月1日). “The Valle di Manche section (Calabria, Southern Italy): A high resolution record of the Early-Middle Pleistocene transition (MIS 21-MIS 19) in the Central Mediterranean”. Quaternary Science Reviews. 2017年11月23日閲覧。
  14. ^ a b c 青野靖之. “これまでの気候の移り変わり(第四版)”. 大阪府立大学緑地環境科学類生態気象学研究グループ. 2017年11月23日閲覧。