中村芝のぶ

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中村 芝のぶ(なかむら しのぶ、1967年11月8日- )は歌舞伎役者。女方。屋号は成駒屋、紋は裏梅。兵庫県出身。1988年国立劇場第9期歌舞伎俳優研修を修了。同年4月、歌舞伎座にて初舞台。同年9月、七代目中村芝翫に入門し、中村芝のぶを名乗る。2000年(平成12年)4月、名題昇進。

端正な容姿に声と女形の資質に恵まれ、同僚と居並ぶことの多い腰元役でも特に目を引く美しさを発揮する[1]。師匠である芝翫や若旦那である九代目中村福助の脇を固めることが多いが、公演によっては『俊寛』の千鳥役などへ抜擢もされており、その実力も評価されている[2]。古典歌舞伎への出演のほか、成駒屋と縁の深い十八代目中村勘三郎の企画であるコクーン歌舞伎平成中村座公演および野田版歌舞伎にも複数回の出演経験がある。また、シネマ歌舞伎化された舞台(『野田版 研辰の討たれ』『人情噺文七元結』『大江戸りびんぐでっど』他)にも出演している。

主な出演作[編集]

受賞歴[編集]

  • 1993年(平成5年)  眞山青果賞敢闘賞
  • 1995年(平成7年)  関西・歌舞伎を愛する会奨励賞
  • 2001年(平成13年) 日本俳優協会賞奨励賞
  • 2007年(平成19年) 国立劇場奨励賞
  • 2009年(平成21年) 日本俳優協会賞
  • 2012年(平成24年) 国立劇場奨励賞

外部出演[編集]

2003年6月、世田谷パブリックシアターで上演された『Hamlet』(演出:ジョナサン・ケント、主演:野村萬斎)にオフィーリア役で出演。東京公演のほか、同年7月の新潟公演、8月のロンドン公演にも出演し、高い評価を得た。[3]

脚注[編集]