中村駅

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中村駅
Nakamura Station, ekisha.jpg
駅舎
なかむら
Nakamura
所在地 高知県四万十市駅前町7-1
所属事業者 土佐くろしお鉄道(TKT)
電報略号 ナム
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
990人/日
-2015年-
開業年月日 1970年(昭和45年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 中村線
駅番号 TK40
キロ程 43.0km(窪川起点)
TK39 古津賀 (2.1km)
所属路線 宿毛線
駅番号 TK40
キロ程 0.0km(中村起点)
(3.2km) 具同 TK41
備考 みどりの窓口
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ホーム

中村駅(なかむらえき)は、高知県四万十市駅前町にある土佐くろしお鉄道(TKT)のである[1]駅番号TK40

中村線宿毛線が乗り入れ、その境界駅となっている。宿毛発着の特急と一部の普通列車は相互に直通するが、それ以外の列車は当駅発着となっている。四万十市(旧中村市)の代表駅で、全特急列車が停車する。中村線、宿毛線とも当駅が終点であり、当駅からは上り列車しか発車しないが、列車番号は中村線→当駅→宿毛線が下りとして扱われる。

駅舎が2014年(平成26年)10月15日:にブルネル賞駅舎建築部門の優秀賞を受賞した[1]

2020年3月14日改正ダイヤでは、「しまんと10号」(宿毛駅19時16分発、当駅19時34分発)が高知駅での乗り換え無しに、高松駅まで行ける唯一の列車となっている。

また、当駅発普通列車の最終列車は、宿毛駅行きは23時13分発と遅くまであるが、窪川駅行きは19時58分発と早めである。

歴史[編集]

  • 1970年昭和45年)10月1日日本国有鉄道(国鉄)中村線の土佐佐賀駅と当駅間の延伸に伴い開業する。当初は終着駅であった。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:車扱貨物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により四国旅客鉄道(JR四国)が承継する。
  • 1988年(昭和63年)4月1日:中村線が土佐くろしお鉄道に転換する。駅舎内に同社の実質的な営業本部が置かれる。
  • 1997年平成9年)10月1日:宿毛線開業により中間駅となる。
  • 2005年(平成17年)
    • 3月2日:宿毛線宿毛駅構内の列車衝突事故による運休に伴い、当駅以西(宿毛方面)が運休となる。
    • 6月13日:当駅と東宿毛駅間で特急列車の運転が再開される。
    • 11月1日:東宿毛駅と宿毛駅間で特急列車の運転が再開され、宿毛線全線で特急列車の運転が再開される。
  • 2009年(平成21年)
    • 11月7日:当駅待合室、コンコース、トイレなどのリノベーション工事に着工する。
    • 12月19日:当駅などで撮影を行ったSoftBankのテレビCMの放映が開始される。当駅の2・3番線ホームおよび、当駅発着の営業列車内で撮影した。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月20日:当駅待合室(1番線ホームにも拡大)、きっぷ売り場、コンコース、トイレのリノベーションが完成し、記念式典を開催する。また、1番線と2・3番線ホームを結ぶエレベーターの供用を開始する。
    • 6月28日:当駅構内全域で、FREESPOTによる公衆無線LANサービスを開始する。
  • 2014年(平成26年)10月15日:駅舎がブルネル賞駅舎建築部門の優秀賞を受賞[1][2]
  • 2020年令和2年)3月14日:ダイヤ改正により、当駅発の「南風」6号の当駅 - 高知駅間が「あしずり」2号に変更となり、「南風」6号へは高知駅で接続となった。これにより、当駅発岡山駅行きの直通列車が消滅した[3]

駅構造[編集]

2面3線ホームの地上駅である。1番線は駅舎と直結した片面ホーム、2・3番線は駅舎と跨線橋で結ばれた島式ホームで、いずれも中村線・宿毛線相互の直通運転が可能であるが、特急列車はほとんどの列車が1番線から発着する。みどりの窓口が設置されている。

土佐くろしお鉄道の本社は当駅が所在地となっている。運行管理を行う「中村駅制御所」[4]が設置され、CTCPRC[5]を運用している。

のりば[編集]

のりば 路線 行先
1・2・3 宿毛線 宿毛方面
中村線 窪川高知岡山方面

駅舎のリノベーション[編集]

駅舎本屋は開業当時そのままに増築を重ねつつ使用されてきたものを大幅にリノベーション(大規模な改装)し、2010年3月に完成した。設計・デザインは、川西康之や栗田祥弘などによるnextstations(ネクストステーションズ)が担当している[6]

リノベーションは、待合室・売店・コンコース・みどりの窓口・1番線ホーム・トイレなどのエリアを中心に行われた。

この改装では、地元産のヒノキ材などを用い、学生などが学習などに使える机や椅子なども設置された[1]

また、乗車券類や入場券を持たずとも改札内外を自由に出入りできるようになった。

また、この事業または設計および関わった企業等に対して多くの賞が授与されている。

リノベーションにまつわる受賞実績
  • 社団法人日本サインデザイン協会 第44回SDA賞に入選。(2010年7月5日
  • nextstationsが、日本商環境設計家協会 JCD DESIGN AWARD 2010 新人賞を受賞。(2010年7月7日
  • グッドデザイン賞 特別賞・中小企業庁長官賞を受賞[7]。(2010年9月29日
  • 国土交通省 第9回日本鉄道賞 特別表彰 地方鉄道駅舎リノベーション賞を受賞。(2010年10月1日[8]
  • 高知県 建築文化賞・審査員特別賞を受賞。(2010年10月31日
  • 「公共の色彩賞10選」に入選。(2010年11月13日
  • 日本木材青壮年団体連合会 第14回木材活用コンクール 最優秀賞 林野庁長官賞を受賞。(2011年4月16日
  • 社団法人照明学会 照明普及賞を受賞。(2011年5月26日
  • 第5回キッズデザイン賞 ユニバーサルセーフティ部門を受賞[9]。(2011年7月8日
  • オランダ The Great Indoors Award 2011のSERVE & FACILITATE部門にて、上位5位以内に選出。(2011年11月6日
  • ブルネル賞駅舎建築部門優秀賞(2014年10月15日)[2]

駅弁[編集]

  • こだわりの四万十うなぎ弁当 - ご飯の上に錦糸卵や四万十川で養殖したウナギやカワエビなどを乗せた弁当[10]。「四国の駅弁選手権2013」の金賞に選ばれた[10]

利用状況[編集]

1日乗降人員推移 [11]
年度 1日平均人数
2011年 1,050
2012年 1,007
2013年 978
2014年 943
2015年 990

駅周辺[編集]

周辺は「土佐の小京都」とも言われている。

  • 四万十川 - 駅の西方およそ1.5km。「日本最後の清流」と呼ばれて名高く、河口に近い四万十市街地に至っても好天時には川底が望める。隣接駅の具同との間で宿毛線がこの川を渡っている。
  • 太平寺 - 車で5分の位置。国の重要文化財の仏像2躰を所蔵している。
  • 検車区 - 駅構内北東寄りにある。中村・宿毛両線の車両整備や検査を行っているほか、夜間滞泊場所としても機能している。
  • 国道439号 - 「与作国道」の別名を持つローカル狭隘国道の代表格だが、短い駅前通りと交わる付近では片側1車線ずつで歩道付きの整然とした市街地道路。駅前から南東に進むとすぐに幹線の国道56号に突き当たり、終点となる。

路線バス[編集]

高知西南交通の路線バスが駅構内のバス乗り場に発着しており、土佐清水足摺岬行、宿毛駅行、四万十市内各方面行、土佐入野駅黒潮町)方面行きがそれぞれ運行されている。

高速バスについては昼行バスと同社と他社による共同運行の夜行路線が運行されている。

高速バス[編集]

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
  しまんとエクスプレス   バスタ新宿 高知西南交通小田急シティバス 夜行、季節運行
しまんとブルーライナー 三宮なんば梅田 京都駅 高知西南交通、近鉄バス 夜行
しまんとライナー さんご号 堺町高知駅 一宮バスターミナル 高知西南交通

一般路線バス[編集]

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
1   馬越東、国見駅けんみん病院 宿毛駅 高知西南交通
2   下ノ加江下浦、清水プラザパル前 足摺岬
3   市役所玄関口、中村高校前、JR江川崎駅 保健センター 休日運休
  市役所玄関口 中村高校 休日運休
  市役所玄関口
    一条通
  竹島、下田 いやしの里
  田ノ口橋、入野駅上川口駅通 佐賀駅
田ノ口橋、入野駅、上川口駅通 伴太郎
田ノ浦 入野駅 土休日運休
  有岡線 市役所玄関前、三里、川平分岐 有岡駅 四万十市営バス 月水木曜運転
江ノ村・森沢線 市役所玄関前、森沢、国見駅 江ノ村 火金曜運転

隣の駅[編集]

土佐くろしお鉄道
中村線
普通
古津賀駅 (TK39) - 中村駅 (TK40)
宿毛線
  • 特急「しまんと」「あしずり」停車駅
普通
中村駅 (TK40) - 具同駅 (TK41)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 真明薫(2014年10月25日). “ブルネル賞:土佐くろしお鉄道、中村駅に 四国初、鉄道デザイン国際賞”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ a b “ブルネル賞、土佐くろしお鉄道中村駅が優秀賞”. YOMIURI ONLINE. (2014年10月29日). http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20141028-OYT8T50151.html 2014年10月29日閲覧。 
  3. ^ 交通新聞社『JR時刻表』2020年3月号
  4. ^ 沿革 Archived 2012年5月17日, at the Wayback Machine.(企業情報) - 土佐くろしお鉄道(2013年11月12日閲覧)
  5. ^ 「中村・宿毛線PRC装置」『京三サーキュラー』第48巻第6号、1997年11月、 15 - 17頁。
  6. ^ 外部リンク (nextstations) を参照。(2013年11月8日閲覧)
  7. ^ ローカル鉄道駅のリノベーション [土佐くろしお鉄道 中村駅 リノベーション] - 公益財団法人日本デザイン振興会(2013年11月8日閲覧)
  8. ^ 「鉄道の日」実行委員会による第9回「日本鉄道賞」の受賞者の決定について - 国土交通省(2010年10月1日付、2013年11月8日閲覧) ※受賞の詳細は、外部リンク内の「【別添】各賞受賞者」を参照。
  9. ^ 第5回キッズデザイン賞 ユニバーサルセーフティ部門 - 特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会(2013年11月8日閲覧)
  10. ^ a b 伊藤遥(2014年5月2日). “四国の駅弁選手権:ナンバーワンは中村駅の「こだわりの四万十うなぎ弁当」 地元の幸をふんだんに−−JR四国”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  11. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2019年7月4日閲覧

関連項目[編集]