中津市朝鮮人一家殺害事件

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中津市朝鮮人一家殺害事件(なかつしちょうせんじんいっかさつがいじけん)とは、1946年(昭和21年)9月14日大分県中津市で発生した在日朝鮮人による強盗殺人事件。

事件の概要[編集]

1946年(昭和21年)9月15日、大分県中津市で4人の他殺体が相次いで発見された。殺害された4人は朝鮮人Sとその家族であった。

朝鮮人一家の交友関係を調べたところ、事件当時、被害者宅をうろついていた知人の朝鮮人が浮上し、容疑が濃くなったことから、全国指名手配に踏み切った。知人の朝鮮人は帰国寸前の博多駅で逮捕された。

事件の動機[編集]

犯人は度々、被害者宅に上がり込んでは食事にありついていた。Sの妻が不機嫌そうに食事を出したところ、犯人は「お前の妻は出来が悪い」と言った。それに対して、Sは「お前に言われる筋合いはない」と言い返し喧嘩になった。Sの妻が短刀ハンマーを持って出て来たので、そのハンマーを取り上げてSの妻を一撃した。Sの妻はアイゴーと泣いて逃げ出した。

その直後Sが襲い掛かったため、犯人はSを撲殺した。さらに、Sの妻を海岸に追い詰めて刺殺し、S夫妻の子2人も口封じのために絞殺した。一家皆殺しの後、S一家の所持金約2000円を奪って逃走した。

その後の顛末[編集]

裁判では、一・二審ともに死刑判決が下り、1947年(昭和22年)8月13日に確定した。

参考文献[編集]

関連項目[編集]