中頓別町

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なかとんべつちょう
中頓別町
Nakatonbetsu-Shounyudo Cave.JPG
Symbol of Nakatombetsu Hokkaido.svg

中頓別町章
1933年昭和8年)11月7日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道宗谷総合振興局
枝幸郡
市町村コード 01513-0
法人番号 5000020015130 ウィキデータを編集
面積 398.51km2
総人口 1,667[編集]
住民基本台帳人口、2020年4月30日)
人口密度 4.18人/km2
隣接自治体 宗谷総合振興局
枝幸郡:枝幸町浜頓別町
天塩郡幌延町
上川総合振興局
中川郡中川町音威子府村
町の木 アカエゾマツ
町の花 チシマザクラ
他のシンボル -
中頓別町役場
町長
[編集]
小林生吉
所在地 098-5595
北海道枝幸郡中頓別町字中頓別172-6
Nakatonbetsu town hall.JPG
外部リンク 中頓別町

日本地域区画地図補助 01510.svg

中頓別町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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中頓別町(なかとんべつちょう)は、北海道宗谷地方南部に位置する町である。

町名の由来は、アイヌ語の「トー・ウン・ペッ(湖から出る川)」からであり、頓別川の中流に位置するため「中」が冠してある。

地理[編集]

宗谷地方の南部に位置し、唯一海に面さない。 山間部に位置し、四方を山に囲まれた地形。 町面積の8割が森林

  • 山: ポロヌプリ山(841m)、知駒岳(529m)、パンケ山(632m)、ピンネシリ山(704m)
  • 河川: 頓別川、平賀内川、兵知安川、間の川、イッチャンナイ川、笹野川(通称:ザリガニの川)、角田の沢川
  • 湖沼:

気候[編集]

中頓別町
雨温図(説明)
123456789101112
 
 
108
 
-4
-16
 
 
68
 
-4
-17
 
 
75
 
1
-11
 
 
64
 
8
-2
 
 
70
 
15
4
 
 
54
 
19
8
 
 
86
 
22
13
 
 
117
 
24
15
 
 
151
 
20
9
 
 
177
 
13
3
 
 
160
 
5
-3
 
 
139
 
-1
-10
気温(°C
総降水量(mm)
出典:[1]

春の訪れは遅く、平野部から根雪が消えるのは4月中旬である。冬は平野部での積雪は11月中旬からで、12月中旬には根雪が10cmを超える。冬の冷え込みは非常に厳しく、しばしば-30度を下回る気温が観測され、全国一の冷え込みを記録する日も多い。頓別川は凍結する[1]

中頓別のアメダスは1976年5月に統計を開始した。最高気温の極値は35.0℃(2018年7月29日)で唯一の猛暑日である。最低気温の極値は-35.9℃(2014年2月8日)、2位が-35.6℃(1982年2月5日)で、-35℃未満の気温を過去2回観測した。平年値で冬日の年間日数は179.6日、真冬日83.7日。夏日32.6日、真夏日3.7日、猛暑日0.0日、熱帯夜0.0日。熱帯夜は最低気温25.4℃(1994年8月7日)と25.1℃(1981年8月2日)の2回観測した。

降水量は8月から12月にかけて多く、9月から3月にかけて雪または雨の降る日が多い。平年値で年間降雪量956cm、年間の最深積雪は142cm(1982年10月統計開始)。最深積雪の極値は197cm(2009年2月21日)。日照時間は11月から2月にかけて少なくなっている(1986年6月統計開始)。最大風速の極値は15.3m/s(風向:南西、2010年3月13日)、最大瞬間風速の極値は31.8m/s(風向:南西、2015年10月2日、2008年10月統計開始)

中頓別(1981年 - 2010年、標高25m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 7.6
(45.7)
8.7
(47.7)
15.8
(60.4)
24.6
(76.3)
30.9
(87.6)
33.1
(91.6)
35.0
(95)
33.3
(91.9)
32.4
(90.3)
25.4
(77.7)
19.7
(67.5)
10.4
(50.7)
35.0
(95)
平均最高気温 °C (°F) −3.8
(25.2)
−3.0
(26.6)
1.4
(34.5)
8.5
(47.3)
15.3
(59.5)
19.3
(66.7)
22.9
(73.2)
24.4
(75.9)
20.5
(68.9)
13.9
(57)
5.4
(41.7)
−1.1
(30)
10.3
(50.5)
日平均気温 °C (°F) −9.0
(15.8)
−9.2
(15.4)
−3.8
(25.2)
3.5
(38.3)
9.3
(48.7)
13.5
(56.3)
17.5
(63.5)
19.3
(66.7)
14.5
(58.1)
8.1
(46.6)
1.2
(34.2)
−5.2
(22.6)
5.0
(41)
平均最低気温 °C (°F) −16.3
(2.7)
−17.5
(0.5)
−10.9
(12.4)
−1.9
(28.6)
3.2
(37.8)
8.0
(46.4)
12.7
(54.9)
14.6
(58.3)
8.7
(47.7)
2.3
(36.1)
−3.3
(26.1)
−10.8
(12.6)
−0.9
(30.4)
最低気温記録 °C (°F) −35.9
(−32.6)
−35.6
(−32.1)
−30.0
(−22)
−16.7
(1.9)
−6.3
(20.7)
−2.6
(27.3)
1.9
(35.4)
3.5
(38.3)
−0.6
(30.9)
−7.2
(19)
−18.7
(−1.7)
−26.9
(−16.4)
−35.9
(−32.6)
降水量 mm (inch) 103.0
(4.055)
72.9
(2.87)
73.8
(2.906)
61.3
(2.413)
74.5
(2.933)
54.1
(2.13)
108.5
(4.272)
133.0
(5.236)
145.9
(5.744)
162.9
(6.413)
157.9
(6.217)
134.3
(5.287)
1,281.8
(50.465)
降雪量 cm (inch) 243
(95.7)
188
(74)
152
(59.8)
46
(18.1)
2
(0.8)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
2
(0.8)
95
(37.4)
232
(91.3)
956
(376.4)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 23.0 18.6 18.0 12.5 11.1 8.8 10.1 11.4 14.4 17.6 21.8 23.9 191.3
平均月間日照時間 48.0 85.5 122.6 157.1 180.3 164.8 140.0 134.0 147.1 117.8 52.0 36.1 1,380.1
出典 1: Japan Meteorological Agency
出典 2: 気象庁[2]

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

行政[編集]

歴代首長[編集]

[3]

氏名 就任 退任 備考
中頓別村長(官選)
森井清 1921年(大正10年)4月 1923年(大正12年)2月
2 岡恵舜 1923年(大正12年)5月 1926年(大正15年)7月
3 近藤定志 1926年(大正15年)9月 1928年(昭和3年)5月
4 村賀多良明 1928年(昭和3年)5月 1931年(昭和6年)3月
5 島田長太郎 1931年(昭和6年)4月 1932年(昭和7年)3月
6 佐藤友太郎 1932年(昭和7年)3月 1946年(昭和21年)11月
中頓別村長(公選)
7 浅水辰蔵 1947年(昭和22年)4月 1949年(昭和24年)10月
中頓別町長(公選)
7 浅水辰蔵 1949年(昭和24年)11月 1955年(昭和30年)4月 2期
8 野邑清美 1955年(昭和30年)5月 1971年(昭和46年)4月 4期
9 朝日春吉 1971年(昭和46年)5月 1979年(昭和54年)4月 2期
10 谷野文衛 1979年(昭和54年)5月 1987年(昭和62年)4月 2期
11 山上登 1987年(昭和62年)5月 1999年(平成11年)4月 3期
12 野邑智雄 1999年(平成11年)5月 2015年(平成27年)4月 4期
13 小林生吉 2015年(平成27年)5月 現職 2期
  • 町議会:議員定数8人

財政[編集]

平成22年度決算による財政状況[編集]

  • 住基人口 1,993人
  • 標準財政規模 26億1,795万円
  • 財政力指数 0.10 (類似団体平均0.25)~非常に悪い
  • 経常収支比率 70.6% (類似団体平均81.1%)~類似団体を下回り、財政の弾力性が高まっている
  • 実質収支比率 4.2%(類似団体平均8.3%)
  • 実質単年度収支 2,443万9千円~標準財政規模の0.9%の黒字額
  • 地方債現在高 53億2,038万5千円(人口1人当たり266万9,536円)
  • 普通会計歳入合計 38億2,842万5千円
    • 地方税 1億6,107万5千円(構成比 4.2%)
    • 地方交付税 23億8,469万3千円(構成比 62.3%)~歳入の50%以上を交付税に依存
    • 地方債 3億1,155万7千円(構成比 8.1%)
  • 普通会計歳出合計 37億978万2千円
    • 人件費 4億7,341万6千円(構成比 12.8%)
      • うち職員給 2億7,229万9千円(構成比 7.3%)
    • 扶助費 1億9,465万7千円(構成比 5.2%)
    • 公債費 9億4,039万7千円(構成比 25.3%)

基金の状況

  • 1財政調整基金 2億1,419万円
  • 2減債基金 5億8,382万3千円
  • 3その他特定目的基金 10億1,955万8千円
    合計 18億1,757万1千円(人口1人当たり91万1,977円)

定員管理の適正度(平成22年度)

  • 人口1,000人当たり職員数 24.08人(類似団体平均23.79人)~平均的な職員数:類似団体平均の1.0倍
  • 一般職員46人 (うち技能系労務職0人)、教育公務員2人、消防職員0人、臨時職員0人 一般職員等合計 48人
  • ラスパイレス指数 97.1 (道内市町村平均96.6)~平均を上回り、財政健全化のため職員人件費削減など何らかの取り組みも必要では?
  • 参考
    • 一般職員等(48人)一人当たり給料月額 33万9,600円 (職員手当を含まない)
    • 職員給(給料+手当)÷一般職員等(48人)=567万3千円~給料月額の16.7か月分

健全化判断比率・資金不足比率(平成23年度決算~確報値)[編集]

健全化判断比率

資金不足比率

  • (全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず)

※ 平成20年度~平成21年度まで、 実質公債費比率(ピーク時28.3%)で財政健全化団体となった。

経済[編集]

産業[編集]

酪農林業が盛ん。

立地企業[編集]

農協[編集]

  • 中頓別町農業協同組合(JA中頓別町)

金融機関[編集]

郵便局[編集]

  • 中頓別郵便局(集配局)
  • 小頓別郵便局

宅配便[編集]

公共機関[編集]

国の機関[編集]

  • 中頓別簡易裁判所

道の機関[編集]

  • 宗谷農業改良普及センター

警察[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography01513.svg
中頓別町と全国の年齢別人口分布(2005年) 中頓別町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 中頓別町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

中頓別町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


消滅集落[編集]

2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[4]

字の名称を省略

  • 栄、秋田、神崎、岩手

教育[編集]

  • 高等学校
    • なし

北海道中頓別農業高等学校2008年平成20年)3月1日をもって廃校となった。)

  • 中学校
    • 中頓別町立中頓別中学校
  • 小学校
    • 中頓別町立中頓別小学校
    • 中頓別町立正勝小学校(1975年閉校)
    • 中頓別町立藤井小学校(1983年閉校)
    • 中頓別町立上頓別小学校(1989年閉校)
    • 中頓別町立松音知小学校(1999年閉校)
    • 中頓別町立敏音知小学校(2006年閉校)
  • 小中学校
    • なし
    • 中頓別町立兵安小中学校(1973年閉校)
    • 中頓別町立小頓別小中学校(2009年閉校)


交通[編集]

中頓別バスターミナル

空港[編集]

鉄道[編集]

町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道宗谷本線音威子府駅

廃止された鉄道路線[編集]

かつては、JR北海道の天北線が通っていた(1989年平成元年)5月1日廃止)。町内には、以下の駅があった。

バス[編集]

  • 宗谷本線稚内駅と音威子府駅の間に、宗谷バスによる代替路線が運行されている。

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

軍艦岩

文化財[編集]

登録有形文化財[編集]

  • 旧丹波屋旅館和館
  • 旧丹波屋旅館洋館

観光[編集]


出身有名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 中頓別の四季 平成28年度町政要覧 中頓別町
  2. ^ 宗谷地方 中頓別 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2019年11月28日閲覧。
  3. ^ 平成28年度町政要覧資料編 (PDF)”. 中頓別町勢要覧. 中頓別町 (2016年). 2019年6月30日閲覧。
  4. ^ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省. http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_csvDownload_&fileId=000007841019&releaseCount=1 2017年5月20日閲覧。. ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。

関連項目[編集]